「Around the world 」 感じた事を徒然なるままに・・・

世界各地の徒然、音楽、美術、時空をワープしてぼんやり世界の呟き。思ったこと、感じたことを徒然なるままに。

長電話

2014-11-20 20:18:55 | 日記

久しぶりにお世話になっている(た)Aと電話で話をした。

「レマン君・・・・Bが駄目かもしれん。恐らく、今年も白旗を上げてくるだろう。情けない。いつまでも面倒見ておられんよ。僕は死んじゃうよ。どうも、精神的に弱いのだ。しかし、彼は一般社会でやって行ける人間ではないから、この世界でしか通用しないだろう。」

「そうですか?Aさんのようなご指導と統率力で導いて下さるならば、Bさんは幸福者だと思いますが。そこまで、はっきりと明解に答えを下さっているのですから、その応えに沿うように組み立てれば良いのですから。それに、そのあとの道も用意されているのですから、彼ほどの幸福者は居ませんよ」

「ふむ。それが出来ないのだよ。良くわからんよ。どうしたらそんなに迷い、出来ないのか。僕もこの道で、あんなに心が弱い男にはじめてこの年で出逢った。それに、C子も困ったもんなんだ」

「C子?C子はD氏は面倒を見ているのではないですか?」

「いや、D氏は面倒みきれないのだよ。それで、僕の所に逃げ込んでいるんだ。C子本人はイケているつもりでいるが、あれじゃ駄目だ。やっていることが壮大すぎる。ま、面倒見ているDがそこのところを諭さきゃいけないんだが、果たして、外部から誰を連れて来るかだ。上手くD氏に沿いC子を擁護してくれる人物が見つかるかどうか、D氏の人間関係に掛かってくるだろう。はたして、あのレベルのC子のために引っ張って来れる人物がいるかどうかだ」

「そうですか?しかし、外部の人間が余所に来て、思い切り自分の見解を述べられますか?心でどう思っていたとしても、儀礼的に内部者の見識に沿うのではないですか?あとの内部はE氏ですか?」

「否・・・・先ず、内部のE氏は駄目だろう。参加してくれないはずだ。E氏は融通が利かないが、実直でその分信頼が出来、人一倍業績のある男だ。この世界では一流の男だよ。C子が入って来る時に能力が足りないと言ってD氏に反対して、C子を弾こうとしたんだ。だから、端からC子には黒星だ」

(うわぁ~。あの優しいE氏が、C子を能力がないと言ってバッサリなの?!もしかしたら、私も同じことを思われていたのかも・・・・いつも、XX会では私にジョークを言っていたけれど・・・ワナワナ)

「そうですか・・・・では、内部では誰が?Aさんは参加しますよね?D氏とC子の為に白星を挙げますよね?」

「ふむ・・・・僕は・・・ホラ、人様の所にケチをつけるのは嫌だからね。担当のD氏が白星ならば、僕は賛成も反対もせずにD氏に従うことにすると述べるよ。あとは、F氏かいや、G氏だな。これは、D氏というよりも、僕が白星ならば彼等も白星だろう。」

「では、C子にとって問題はないのではないですか?」

「ふむ・・・いや、外部者がだな・・・大体C子レベルでは、恥ずかしくて僕ならば誰も頼めんよ。D氏の腕の見せ所だが、しかし、いかにせんC子レベルでは・・・・あれは、多数決で決めるというものではないからな。満場一致でなければいかん」

「そうですよね・・・・。ホラ、例の余所の組織のように内部者、外部者共に揃いも揃ってメクラ判を押した例もありますから・・・・」

(あれは、スイスチーズの穴よね・・・)

「いや。あれはいくらなんでも・・・・この世界では、あんな事をするのは自分達の世界を冒涜していることになる。これは神聖な物なんだ。だから、僕だって真剣なんだ。指導する立場の者の責任は重いよ。だからこそ困っているのだよ・・・・」

「そうですか?毎度C子には、どうのようにおしゃっているのですか?」

「いやぁ~。手の施しようがないとはこの事なんだ。しかし、可愛そうだからさ、C子にはそんなこと言えんし、だから、まあ、その・・・頑張りなさいと言って、何もアドヴァイスが出来ないでいる。なにせ、能力がない。手の施しようがないのだよ。彼女さ、外国語も出来ないしな。何もかも駄目なんだ。それを、無理やりD氏が入れたもんだから・・・・で、自分で手に負えないのだよ。だから、一番の友人であるはずのE氏などには、当然、今更頼めない。」

(うわぁ~いくら友人で飲み仲間でも、事、仕事となるとE氏は突っぱねたのね。うん、A氏が一目置くだけあるわ・・・)

「でも・・・・C子は強気ですからねぇ~。とにかく自分では大丈夫だと思い体裁さえ揃えて突っ走るのではないですか?」

「だからさ、そこがレベルが低い証拠なんだよ。怖いもの知らずで、自分で自分の事解っていないのだよな。この世界を愚弄しているとは、まさにこのことだ」

Aの話を聞いていて心が痛くなってしまった。C子を自分に置き換えて、自分の個人名が挙げられて審査されるなど恐ろしい。聞いていて他人事ではなく胸がドキドキしてしまう・・・。私もC子の様に、正式な場所ではないところで、そんな風に同じような感じだったのかしら?恥ずかしくて居た堪れない・・・・そして、Bが羨ましい。私がBの立場ならば、Aに対して報いる様に、ねじり鉢巻きで頑張っただろう。なにせ、Bは将来が保障されているのだ。しかも、A氏が直属で付いている以上、誰もBには意見は言えない。一番の理解者であるAに報いないのでは、また、誰も良い意味でBには何もアドヴァイスが出来ない。それなのに、勿体ない。

「そう言えば・・・・H子やI子はどうですか?」

彼女らは、既に他の組織ではA氏やD氏と同じ立場で活躍している。

「全然、解らん。まあぁ~、C子よりは少しは、マシかもしれんが両方とも駄目だな。どっちも能力がない。第一、色仕掛けばかりして努力が足りんよ。先ずH子は性格が悪すぎる。I子も担当のM氏に、聞いてみたところ、全然ダメで話にならないそうだ。I子に色仕掛けされて喜んでいる癖に厳しいよな。いかにせん、I子は努力が足りん」

(うわぁ~~~。M氏は私にとってもI子と同じ立場だった。しかも、I子は車でM氏を送って行き、絵画展やコンサートにも二人で出かけている。私などは、M氏から余りお酒を飲まないことを皆の前で叱責された程である。しかも、ある絵画展にMが行くと言うので、私も行く予定だったのでお供すると申し出たところ、引き攣ってレマン君と一緒だと問題になっては困ると断ってきた程である。しかも、Mの部屋に行ったとき、ドアに椅子を挟まれてしまった。いい加減にして欲しかった。公の場で、たとえ私的にでも二人きりになった所で、ドウと言う事もないのに・・・・)

「そうですか・・・・でも、H子の担当のJ氏は白星ですよね。きっと、それにサブのK氏も」

「いや・・・H子は性格が悪すぎて誰も関わりたがらない。もし、白星だとしたら早く消えてほしいのだろう。いかにせん性格が悪すぎる。担当のJ氏は早くH子と別れたいだろう。しかし、別れたいからとかそういうことで決める物でもない。とにかく神聖なものなんだよ」

そう言えば、J氏がお手上げでH子には、次回もう白星を付けたいと皆の前で表明した所、サブのK氏が黒星を上げ、「担当のJ氏がそこまでおしゃるなら、僕はもう責任を負えませんので辞退させてください!」と揉めた経緯を、L氏(女性)から、私が組織を後にした後に耳にした。L氏自身もH子、I子については、直接関係しないが黒星の考えのようだ。

ああ~恐ろしい、C子、H子、I子を自分に置き換えると、本当に怖い。A氏、D氏、E氏、F氏、G氏は、総て私には直接かかわっていない。しかし、いつも応援してくれていたし。L氏だけが、サブと言う形で直接に関わりがあった。Bや彼女らの話を耳にすると、胸がドキドキして恥ずかしい。私は、周囲に生かされていたのだと思う。つくづく感謝の心が湧いてくる。

いつも、各氏らは皆に優しいように感じていたが、やはり、審査の場ではプロフェッショナルで厳しいのだ。いやぁ~、私はなんて恵まれていたのかしら?ラッキーだったのかしら?穴があったら入りたい。H子やI子は他組織では、各氏と同じ立場なのにである。しかも、I子は数カ国語が恐ろしく堪能である。恐らく、H子やI子は立場のない私を見下していたに違いない。いや、はっきりと見下していた。男性に養われている自立していない女と。彼女たちは一見すると自分の身を自分で立てているようではあるが、かなり裕福な家の娘である。私からしたら、H子やI子の振る舞いが怖い。男性に対して色仕掛けは平気で女性は平気で排除しようとする。これを書いていて、彼女らを思い出し、今、彼女らの様子を聞き、自分を振り返ると私はラッキーだったと思うと同時に、恐ろしさで涙がこみ上げてきてしまう。

C子とH子は部屋が同じで、そこで喧嘩をして、その内容をC子が一斉メールを皆に送りつけたことがある。勿論誰も反応しなかったが。また、C子は勝手な勘違いで、公の場で私を怒鳴り散らしたことが在る。その時は、C子の勘違いだと言って、男性陣二人がC子をぱっと取り囲んでC子から私を遮りC子をなだめてくれた。皆、感情的で恐ろしい。男性陣は誰も彼女らと組みたがらなかった。その後、どうしたものかC子やH子は、男性陣の前で私にペットボトルの差し入れなどをしてきて、気持ち悪くなってきた。しかも、私が普段好んで飲んでいる銘柄を。よく観察されていたみたい。怖いよー!だから、いつも自分の部屋に引っ込んでいた。窓もない電話もないノイローゼ部屋と揶揄されていた部屋だったけれども、それなりに快適に過ごしていた。L氏(女性)が、他の女性とは一線を引けるように、私の為に事務方に掛け合い何年も開かずの間だったが、開けられるようになった。窓が無かった分、自分で描いた油彩画などを掛けて綺麗にしていた。するとどうだろう?ノイローゼ部屋と揶揄されていたが(実際にその部屋を嘗て使っていた者は、ノイローゼになりしかも自殺までしている)、我々に用意されていた数部屋ある個室の中で、一番居心地の良い部屋と言われるようになり、仲間が時には立場のある者が、油を売りに、いや、お茶を飲みに来るようになっていた。

 

そう言えば・・・・

N氏などは、私からしたら直接関係ないが立場があった。しかし、「堅苦しく考えないでほしい。立場を超えて、レマンさんとは人生や芸術について友として語りたい」と言っていただいた。同じような事を他にも言って頂いた方がいる。皆、判で押したような感じだったが・・・まぁ~、今は組織を離れているので、お友達になっても何の問題もないが。なかには、私が組織に属しているうちは、まるで他人のごとく接し、組織を離れたその日の内に、お食事のお誘いが数件在った。^^

K氏には冷たくして失礼な事をしてしまった・・・・後味が悪い。私は恨まれているかも・・・・。恐らくは、他の組織ではK氏を慕い尊敬している女性が多数いるに違いない。何せ、その分野では日本一の男である。と言っても、私にはそんなことは意味はない。単に好きになれないタイプ。N氏もK氏も部屋に伺うと、ドアに椅子を挟んだ。他の女性にそんなことをしていないのに、私にだけそんなことをされては、こちらの方がいささか面食らう。二人限になった所で、ドウと言う事もないのに・・・・・

そう言えば、O氏にもP氏にも助けて頂いた。ああ、Q氏にもだった。一足先に組織を離れた、R氏もだった。S氏(女性)もだった。

つくづく・・・・

色々な方々に、直接的では無くても支えられてここまで来れたなぁ~。今更ながらに感謝感謝。立場ある女性の方々に可愛がっていただいた事は、私にとって何よりの信頼の証だったかもしれない。同性の年長者に支えられて来て、感謝。女性の場合は、自分に力はないけれど、情報なら上げられると言って、私が困っているときなど、何方に頼ればよいのかなど教えて下さった。先ず、同性といると安心感と言うか居心地の良さを感じる。何故、C子、H子、I子などは、立場ある女性に寄り付かないのかしら?理解できない。立場ある女性から、バックアップを受けるという事は、男性の立場ある者への信頼感に繋がるのにね。それに、同室に居る時に、引き攣った顔をされて、ドアにパイプいすを挟まれる不快感もない。それは、私からすると、狂犬に噛まれない様に、狂犬を檻に繋ぐのではなく、自らを檻の中に置くような印象を受けて、私は狂犬か?と思わされる不快感なのである。

 

喉元を過ぎると熱さを忘れてしまうが、A氏と電話で長話をすることによって、直接的ではないが自分のマイナス点を指摘された様な、苦しかった熱さを思い出すと同時に、それ以上に、沢山の感謝に恵まれていたことを、改めて思い出した。そして、襟を正さなくてはいけないな・・・としみじみ痛感させられた。それ以上に、多くの方々に感謝の念を今一度感じた。

 

 

 

そろそろクリスマスカードを用意しなくてはいけないな・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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