生まれ変わりの日？！

昨日の手術の記事の続きです。

予定通り６時半ごろ、病室から外科エリアへ。

手術前の準備室で1時間くらい待たされて、いざ、手術室。。。

病室のベッドから細い手術台に移って、三つ編みにしていた髪を
帽子の中にいれながら、看護婦さんが「長い髪ね～」って。
酸素マスクのようなものをつけて、「これは酸素よ」と聞いたと
思ったら・・・・・

次に起きたときは、回復室でした。
「何時？」って聞いたら、「10時だよ。」って。

体が寒かったので、看護師さんに言ったら、暖めた空気を使った
お布団をかけてくれました。
１時間くらい回復室にいて、病室へ・・・。

先生が夫に説明した内容は、肋骨や筋肉への影響はなかったけれど、
１つめのリンパ節が影響を受けていたので、他の２つは影響なかった
けれど、もしも、ということがあるから、脇の下のリンパ節を全部
取って、詳しく検査する、ということでした。
退院は週明けになるかも、といっていたって・・・。

ぎょぎょ！１泊で帰れると思っていたのに・・・。
ゆっくり休めってことなんでしょうね・・・。

日本の母に電話をして、寝ました。

夜中、何時ごろでしょうか・・・、何となく目が覚めたら、点滴が
外れていて、ベッドの中が濡れていて、看護婦さんを呼んで、
シーツとかを全部変えてもらいました。

次に起きたときは、７時前くらい。夜明け前でした。
そのままうとうとしながら、空を見てても全然明るくならなくて、
今日は、曇りなんだぁ～と思っていたら、
８時半ごろ、３匹の学校の友達のお母さんが、激励に来てくれました。
この病院で働いていて、昨日、夫がたまたま会ったのだそうです。

パキからは、３匹の写真が届きました。
お姉ちゃんたちとまじめにお勉強してるし・・・



セビィやマリも電話してくれたり・・・・。
アルベルカの人たちは本当に私達にとってのスペインの家族・・・。

もう一枚パキから写真。
アルベルカは雪が積もっているようで、３匹はパキの家の
お庭で雪遊び・・・。



ブログやツィッターでも、皆が、激励してくれる・・・。
それだけで、もう元気！って感じです。

お昼ごはんを食べた後、先生の回診があって、患部の出血が完全に
止まっていたら、明日にでも退院していいよ、と言われました。
＜やった～！＞



夕方、グラニソ（霰？雹？）が激しく降りました。
そして、窓の外を見たら、白い氷の粒が・・・



空を見たら、穏やかな夕暮れでした。（一番上の写真）

しばらくして夕焼け。
灰色の雲が広がっていましたが、ちょっとだけオレンジの夕焼けが見えました。



もうトイレも自分で行けるし、他の病棟のほうへお散歩したり、
ちょっと痛い感じと違和感があるけれど、いつも通りです。
うるさい３匹がいなくて、家事をする心配がないので、
気持ち的にとても楽です。
この機会に、ゆっくりと充電して、体力を養って・・・
生まれ変わったつもりで、これからは生きようと思います。

何かある毎にそういう気持ちを持って生きてきましたが、
今回は、さすがに、自分自身が手術を受けることになり、
「死」は意識していませんでしたが、「生」をもっと輝くもの
にしたい、と思うようになりました。

いつ事故に遭って死んでも構わない、と思えるくらいに、
日々を充実させて、悔いのない生き方をしたいです。
私は昔から、死ぬときに、「あぁ、やりたいことは全部やった！
いろいろあったけど、楽しかった～！みんなありがとう～！」と
思いながら死にたい、と思っていましたから・・・。

若くして志半ばでなくなった方々、子育ての最中でなくなった方々、
祖父母など私がこの世に生を受けるに際し縁のあった方々、今まで
出会って私に影響を与えてくれた方々、そういう方々の「生」を
受け継いで、これからも生きていきます。



28/01/2011
曇り。時々雨。午後に雹。
穏やかな夕暮れ。

12/25
「裏のクリスマス」