ウォーキングと旅行でのひとり言

秀吉の城下町 長浜 散策 その6




北国街道筋にある安藤家の前にいます。

室町時代からこの長浜に移り住んだ旧家で、1583年に起こった賤ヶ岳合戦では、柴田勝家と戦った秀吉に協力しました。

秀吉は、町衆のうちから、長浜の自治をまかせる「十人衆」を選び、安藤家はその十人のうちの一人になります。

さらに、江戸期には、十人衆から三年寄を選びましたが、その一人として長浜町の発展に貢献しました。

現在の建物は、明治38年から大正4年にかけて安藤與惣次郎によって建てられたものです。

虫籠窓、紅殻格子が目をひきます。

屋敷の中の庭園は、古翠園といい、巨石をあしらった池泉回遊式の庭です。

布施宇吉の作品。

北大路魯山人が手がけた装飾美でも有名です。

篆刻看板、天井絵、篆刻額、篆刻扉、襖、障子、地袋。





黄色の線に沿って番号順に歩きます。


安藤家の前の通りは北国街道ですが、これを北へ歩きました。

北国街道は、京都と加賀をつないでおり、長浜はその途中にあります。

長浜は、京都と加賀の文化と関係が深いと想像されます。

街道を少し歩くと、町の中に「浄琳寺」がありました。





屋根の上の太鼓櫓、2つの格子窓が目をひきます。

あの浅井長政の小谷城が落城した時、こちらに移ってきたとのこと。

境内はなく、寺のなかは見学できないそうです。

寺子屋として使われていたこともあったとは⋯⋯⋯。

すぐ先の隣には風情ある建物が並んでいました。





さらに北へ少し行くと、黒壁ガラス館に出会います。





この建物は、第百三十国立銀行長浜支店でした。

明治33年に建てられた木造洋館。

黒漆喰の外観から黒壁銀行と呼ばれ親しまれてきたそうです。

1989年に、黒壁ガラス館として新たにスタートしました。

ガラスショップ、工房、カフェ。

今は、長浜の一大観光スポットになっており、年間200万人を集めるとのことです。

国内、国外のガラス作品が見られます。

グラス、アクセサリー。ガラス製の枯れない花(チェコ製)。

ガラスのペンがあり、ペン先までガラスでできています。



ガラス館の裏にまわってみました。





ここから、右の方へ入ります。





ガラスでできたオブジェです。


ガラスの椅子にすわって少し休みました。

コメント一覧

松千代
https://fhl-you2.com/
こんにちは。松千代です。
長浜情報どうもありがとうございます。
昔デートで行ったなぁと、思い出しながら拝見させていただきました。
また、行きたくなっちゃいましたよ!
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「旅行」カテゴリーもっと見る