ということで、高知出張に行ってきました
大学時代に、司馬遼太郎氏の『竜馬がゆく』を読んで以来、憧れだった高知。
その後、高知の農協だか高知県だかがやっていた、高知の特産品を1箱に詰めて毎月宅配で送ってくれる“まるごとや”(12ヵ月契約でした)で、海の幸、山の幸、川の幸を3~4年にわたって味わい、その豊かな自然が育む野菜や果物、魚などの美味しさを知って、いつか行ってみたいな~と長年思っていました。
すでに、この“まるごとや”というのは終了してしまいましたが、インターネットで「高知まるごとネット」というサイトがあるので、もしかしたら、これは“まるごとや”の後を受けて始まったものなのでしょうか?
ちなみに、高知は野菜といえばフルーツトマトが有名で、かたくてぎゅっと締まった小ぶりの実に甘みと酸味がバランスよく凝縮されており、ほんと~うに美味しいですが(ただ、ちょっと高いのです )、それ以外にも、普通のキュウリやナスも、これ以上ないってくらい新鮮で美味しいですし、山菜も、私の地元のスーパーでは見たことがないくらいシャッキリしていて本当に美味なのです。
また、肉類では、高知の地鶏「土佐ジロー」。肉は身がしまっていて旨みが凝縮されており、玉子がこれまた絶品。
魚類は鰹が有名ですが、それ以外にも四万十川の恵みを受けた鮎やアメゴ、うなぎなど、「これでもかっ 」っていうくらい美味しい魚が豊富にあります。ウツボだけはちょっとご遠慮願いたいですが・・・。
そして果物は、なんといっても土佐文旦。みずみずしいながら、ちょっとポリっとした感じの食感と、柑橘類の中でもとびっきりの爽やかさは、本当に癖になります。
とまあ、いろいろ挙げましたが、実は先ほど言った“まるごとや”では、これらのものを季節ごとにすべて1箱に詰め合わせて送料込み3980円と、と~ってもお得だったのです。
で、いまは土佐文旦のシーズンがちょうど始まるところ。なので今回の出張では、「文旦を手に入れろ」という密命を帯びていたのでした。
すみません、ちょっと力が入りすぎて、前置きが長くなっちゃいました
肝心の写真をご紹介しま~す。
■土佐にしゅっぱ~つ
快晴でした
■とでん
“とでん”は路面電車なんですが、「土佐電気鉄道」の略なんだそうです。ちっちゃくてカワイイです。
いろんな種類があります。
「ごめん」って、謝られても・・・って、冗談です。「後免」という駅があるんだそうです。
とでんの中はこんな感じ。
車窓からの景色
椰子の木があるあたり、さすが南国土佐ですね。
よさこいで有名な「はりまや橋」
(ちなみに、こちらは空港に向かうバスからの景色でした)
■高知城
県庁前から追手門に向かいます。
お堀
公園の入口
立派な追手門
電話ボックスは木でした。
板垣退助像
「板垣死すとも自由は死せず」
山内一豊の妻の像
天守閣
寒さのあまり、鳩がふくらんでました。
お城から見下ろす街
松
まあ、ご立派
■ひろめ市場に行くはずが・・・
この日、信じられないことに、ひろめ市場は3~4ヵ月に1回の大掃除のためお休みでした・・・。なので、市場の隣の八百正さんに、近くで鰹のたたきを食べられるお店を教えていただき、ついでに土佐文旦もGET。一応、目的達成です。
鰹のたたきを食した本池澤
こちらはお魚屋さんで、その隣で定食やさんも営んでいます。
鰹のたたき
ヨコのお刺身
「ヨコ」って? とお店の人に聞いたところ、「若いマグロ」だそうです。
ツガニうどん
ツガニという種類のカニを殻ごとすりつぶしてこした出汁にカニ味噌が入っています。
文旦
まだ出はじめなので、あと1週間は追熟のためお預け。
・・・おわり。