有珠山SA上りスナックコーナーの一押しメニューは「白老和牛ハンバーグ丼 韓流風 850円」となっているのは昨夜の内に調査済みなので朝8時の開店と同時に「白老和牛ハンバーグ丼 韓流風」を食す。
ハンバーグは、口の中でほろりと崩れる柔らかな食感とジューシーな味わいだ。韓流風なのはモヤシ、パプリカ、ピーマンをゴマ油・酢・醤油を合わせたタレで味付けた自家製ナムルが添えられているから。少々下品だが全体を混ぜ合わせて黒毛和牛ならではのうま味、ナムルやキムチの食感、温泉卵のまろやかさ、ピリ辛の特製ソースの甘辛い味わいを口一杯に頬張ると・・・非常に美味い!このメニューに使われているハンバーグは「牛の里 白老和牛ハンバーグ」として冷凍品が購入できるので思わず衝動買いしてしまう。尚、有珠山SA上りの屋上には展望台があり伊達市街・噴火湾・有珠山を一望できる。
今日の予定は、昼過ぎに長万部駅前で子供を預けるだけなので早めに長万部に行きコインランドリー等で洗濯しながら暇を潰そうと思っていた。娘さんが参加する事に成っているのは東京理科大の「科学のマドンナ・プロジェクト」の「真夏のマドンナ」だ。科学のマドンナ・プロジェクトとは、女子高校生にサイエンスの魅力を伝えて女子高生を将来の理系女子に育てる女子の理系進路選択支援プログラムだ。宿泊費、サマースクール実施中の食費、現地での移動、実習費など、すべて無料(JR長万部駅までの交通費は自己負担)となっている理系に特化した進路選択支援だ。漠然と理系に進もうとしている娘さんの参考になれば良いのだが・・・。
長万部周辺に着いてからナビの周辺検索でコインランドリーを探すが見当たらない。駅舎内の観光案内所で聞いてみると・・・町にはコインランドリー店は無いけど日帰り入浴を受け入れている温泉施設にはコインランドリーが置いてあると教わり町のガイドマップを頂戴する。(しかし、3軒ともランドリーは稼働中だったので長万部温泉入浴は断念し、夫婦だけの函館行きの途中で洗濯をする事にする)他にする事もないし長万部名物のかに飯を食べる。
約束の時間(15時半)には随分早い正午頃には東京理科大の大型バスが長万部駅前のロータリーに入ってきた。東京理科大と書かれた手作り感溢れるプラカードを手に大学職員と思しき人が駅に居る若者に声を掛けて行っている。私の直感では約束の時間より早く待ち合わせ場所にきたサマースクール参加者を会場に連れて行くのだろう。ウチの娘にも挨拶に行ってこいと云い、次のバスで会場入りする事になった。これで15時半を待たなくても娘の引き渡しは完了し、これからは夫婦だけで函館旅行を楽しむ事になっている。(夫婦水入らず・・・DINKが長かった私ども夫婦なので子供のいない生活はベテランの筈だったのだが、娘ができてからは娘中心の生活ですっかり鈍っているのだろう。リタイヤ後は、彼方此方のフィールドで出会うような仲良く御夫婦で全国キャラバンを楽しまれている方々に肖ってキャラバン三昧を愉しむのが夢なのだけど・・・)
子供の荷物を全部バンクベッド上に移動しバンクベッドを最小に畳んで函館に出発した。函館市街に入る前にナビの周辺検索で見つけたコインランドリーで洗濯タイム。(少々所帯染みているが止むを得ない。洗濯物の大部分は子供のモノだ。涼しい北海道では大人は汗を掻かないので帰宅するまで洗濯しないと云う選択も可能なのだが・・・)洗濯中に近所のスーパーマーケットに行って地元では見慣れない商品を我が家用のお土産にゲットする。
函館と云えば函館山からの夜景だと思うが、夜景を楽しむには少々明るいので・・・先ずは入浴。移動中は土砂降りだったが温泉施設に着く頃には雨も上がっていた。今夜の風呂は「函館市営谷地頭温泉」だ。夫婦水入らずの温泉なので川湯温泉の日帰り個室入浴や、地元民一番人気の山の手温泉も考えたが、源泉掛け流し100%の高張泉に決定した。
私の大好きな熱い風呂(熱湯45℃)があり素晴らしいのだが残念ながら水風呂は無い。代わりに水のみ出るシャワーで代用するシステムらしい。泉質はナトリウム・塩化物泉だが強い鹹味(かんみ)があり含まれる鉄分の性で浴槽内では茶褐色である。硫黄臭は無い。ここは浴槽内の温泉水の温度に拘っていて、気泡風呂が42℃、低温が43℃、露天が44℃、高温は45℃となっていてナンでも0.1℃単位で厳密に温度管理されているのだそうだ。熱い風呂が好きな私は迷わず45℃へ。心臓の事を考えれば温い風呂に短時間入浴するのが良いのだろうが・・・湯が噛みつく位の高温湯に限界まで入り冷たい水風呂に飛び込むのが快感なんだから仕方がない。私の入った時には誰も居ない高温湯を独り占めしてから水シャワーを浴びるを何度か繰り返した。この設備に水風呂が出来れば最高なんだけど・・・。この温泉は、妻も非常に気に入ったそうだ。
頃合い良く暗くなってきたので函館山ロープウエイの駐車場に向かう。「わ」ナンバー(レンタカー)に混じって15分ほど待たされて駐車場へ。ZIL520のサイズなら場所さえ選べば普通車用の枠に駐車可能なのだが駐車場整理のガードマンさんにキャンピングカー用の駐車場に案内される。
若干霞んでいたがミシュラン三つ星の夜景は見事だったと思う。ロープウエイで気が付いたが半分以上は中国からの観光客の様だ。その集団に向かって日本語のみで案内・誘導をしているのは少々滑稽にも思えた。尚、夜の函館山はは寒いのでブルゾンを持ち込んで正解だった。2時間ばかり函館山山頂で過ごしてから夕食を食べに行く。
夕食は・・・刺身定食とやきとり弁当の予定である。翌朝6時まで固定料金500円のコインパーキングに入庫した裏手が深夜まで営業している海鮮料理居酒屋だ。
ここで刺身盛り合わせ定食を食べてから、金森赤煉瓦倉庫群を散歩がてら抜けたらやきとり弁当のハセガワストアである。
ハセガワストアでは(刺身盛り合わせ定食の大盛り御飯が邪魔をして)やきとり弁当は並サイズとなってしまった。北海道地区限定のビールと共に焼き立てのやきとり弁当(豚肉のやきとり)をイートインで食す。
再び赤煉瓦倉庫群を歩いて戻って駐車場のZIL520に戻りTVを見ながら就寝。
午前6時半、喧噪で目が覚めると駐車場の横は函館朝市だった。
早速朝食を食べに函館朝市に行く。
昨夜の内に金森赤煉瓦倉庫群は散策しているので五稜郭に観光に行く事に。函館朝市脇のコインパーキングの駐車料金は600円(1泊料金+100円)だった。
先ずは、五稜郭タワー横の市営駐車場にZIL520を駐めて五稜郭タワーへ。
その後、五稜郭へ。以前、立ち寄った際には無かった函館奉行所の復元工事が行われていて・・・半端無い凝り様に少々驚く。
特に予定もないままに函館から海沿い外周を通って長万部に戻る事にする。途中で見掛けた道の駅「なとわ・えさん」で昼食。道の駅のレストランだが・・・弩迫力の量に驚く。この定食を食べていたら店主からサービス品だと、この他に魚の唐揚げと酢の物が2品追加された。
この道の駅はテントキャンプが目的のキャンプ場を併設しているが、駐車場には複数台のキャンピングカーが陣取って長期滞在の構えの様だ。
2009年の渡道の際も紋別から知床までは海岸線に最も近い外周を走っているので、今回も極力海岸線沿いの外周を走って行こうと思っている。昆布を売っている商店等に立ち寄りながらノンビリと進むと「しかべ間歇泉公園」を発見する。
入場料を払って中に入ると足湯に浸かりながらノンビリと間欠泉を眺める事が出来る。晴天だが外気温は24℃と快適なので足湯に足を突っ込んでも暑くはないのが幸いだ。足湯に敷き詰めた砂利を上を歩いて癒されながら何度か間欠泉が吹き出す様子を眺めた。
再び海沿いの道を長万部に向かう。その道中に今夜の風呂の相談を開始する。予定している温泉は長万部温泉ではなく二股ラジウム温泉だ。
個人サイト「温泉みしゅらん」様の紹介でも、Wiki「二股ラヂウム温泉」でも秘湯に位置付けられている温泉施設だ。
秘湯・・・と云うのが「日本秘湯を守る会」に登録されていると云うのが条件ならば二股ラジウム温泉は秘湯ではない。(加盟申請を行った宿だけによる会であるため、誰もが秘湯と認めるような宿がすべて加入している訳ではない)ここ二股ラジウム温泉も何度か経営者が代わり、以前は在東京の全国規模のサラ金屋さんが所有していた頃もあり、その頃に改修されて建物からは秘湯らしさが失われたと嘆く声も聞く。又、そのサラ金屋さんは「2週間以上療養し、お客様自身が良化の兆候がないと感じ申告した場合は、宿泊費用の全額を返還します。」との効能保証を広告した為に温泉では(恐らく)日本初の景品表示法違反(優良誤認)で公取から警告を受けている。だが・・・、サラ金屋さんが思わず広告を出してしまう効能が有るのでは無いかと私自身は秘かに思っていた。又、石灰華と呼ばれる「湯の花」で山全体が覆われていると云う景観にも興味を持っていた。全然ロマンチックでは無いが・・・行ってみたいと同意を得て山奥に小1時間分け入って二股ラジウム温泉に到着した。
温泉の効能は良く判らないが・・・全国から寄せられた分厚い感謝の手紙は偽りでは無いだろう。こんな処に連れて来られて妻は怒っているだろうか?と心配しながら・・・だが、思いっ切り入浴して健康になった様な気がした次第。2時間程経って出て来た妻は上機嫌で、清潔な秘湯は大歓迎だと云っていた。(尚、ここ二股ラジウム温泉は温泉法で呼ばれるラジウム泉の線量には満たないので正式にはラジウム泉ではない。三朝や有馬の源泉近くでは原子力安全委員会指針での退避推奨の線量被曝をするが心配するには当たらないと私は思っている。)札幌市から秘湯巡りに御夫婦で来られていた方と話したが、私も含めて秘湯初心者は普通の石鹸しか持ってきていないので泡立たなくて困った次第。手慣れた二股ラジウム温泉のベテランは逆性石鹸を持参されておられてお借りしてしまった。この二股ラジウム温泉の湯ノ花は道内の温泉施設でも湯ノ花添加浴槽では使われている様だ。
明日午前中の娘の引取に向けて長万部町に戻ってきたモノの・・・今夜の車中泊場所と食事場所を決めていない。先日観光案内所で貰ったガイドマップでは夜まで営業していると書かれていた中華料理屋さんでのかにチャーハンが絶品だと個人ブログで読んでいたので迷わず向かってみる。営業はしていたが今日は貸し切り営業だとの事だった。他にも2~3軒の料理屋を回るが・・・祭りの為に臨時休業なのだそうだ。外食を前提に車中泊旅行をしていて自炊の準備が整っていないので困った事だ。止む無く・・・長万部町内のセブンイレブンで食べ物を調達しゴミ捨ての都合上、駐車場内で食べてゴミはセブンイレブンで引き取って貰う事にした。久し振りのコンビニ弁当とツマミを買い込んでZIL520の中で食べてから妻がゴミを捨てさせて貰いに店内に。快くゴミを引き受けて下さり今夜の寝場所探しに移る。長万部公園キャンプ場(一部オートキャンプ可能。有料大人1人500円)が在るが時間が遅いので利用申し込みは出来ないだろう。試しに長万部公園キャンプ場を目指すが・・・途中で・・・長万部ファミリースポーツセンター脇のトイレ横駐車場(ゲートボール場向かいのトイレ脇)を見つけてゲリラ車中泊する事にした。窓は閉め切っているが車内の温度は19℃。タオルケットを掛けて寝るには丁度良い温度だ。
ハンバーグは、口の中でほろりと崩れる柔らかな食感とジューシーな味わいだ。韓流風なのはモヤシ、パプリカ、ピーマンをゴマ油・酢・醤油を合わせたタレで味付けた自家製ナムルが添えられているから。少々下品だが全体を混ぜ合わせて黒毛和牛ならではのうま味、ナムルやキムチの食感、温泉卵のまろやかさ、ピリ辛の特製ソースの甘辛い味わいを口一杯に頬張ると・・・非常に美味い!このメニューに使われているハンバーグは「牛の里 白老和牛ハンバーグ」として冷凍品が購入できるので思わず衝動買いしてしまう。尚、有珠山SA上りの屋上には展望台があり伊達市街・噴火湾・有珠山を一望できる。
今日の予定は、昼過ぎに長万部駅前で子供を預けるだけなので早めに長万部に行きコインランドリー等で洗濯しながら暇を潰そうと思っていた。娘さんが参加する事に成っているのは東京理科大の「科学のマドンナ・プロジェクト」の「真夏のマドンナ」だ。科学のマドンナ・プロジェクトとは、女子高校生にサイエンスの魅力を伝えて女子高生を将来の理系女子に育てる女子の理系進路選択支援プログラムだ。宿泊費、サマースクール実施中の食費、現地での移動、実習費など、すべて無料(JR長万部駅までの交通費は自己負担)となっている理系に特化した進路選択支援だ。漠然と理系に進もうとしている娘さんの参考になれば良いのだが・・・。
長万部周辺に着いてからナビの周辺検索でコインランドリーを探すが見当たらない。駅舎内の観光案内所で聞いてみると・・・町にはコインランドリー店は無いけど日帰り入浴を受け入れている温泉施設にはコインランドリーが置いてあると教わり町のガイドマップを頂戴する。(しかし、3軒ともランドリーは稼働中だったので長万部温泉入浴は断念し、夫婦だけの函館行きの途中で洗濯をする事にする)他にする事もないし長万部名物のかに飯を食べる。
約束の時間(15時半)には随分早い正午頃には東京理科大の大型バスが長万部駅前のロータリーに入ってきた。東京理科大と書かれた手作り感溢れるプラカードを手に大学職員と思しき人が駅に居る若者に声を掛けて行っている。私の直感では約束の時間より早く待ち合わせ場所にきたサマースクール参加者を会場に連れて行くのだろう。ウチの娘にも挨拶に行ってこいと云い、次のバスで会場入りする事になった。これで15時半を待たなくても娘の引き渡しは完了し、これからは夫婦だけで函館旅行を楽しむ事になっている。(夫婦水入らず・・・DINKが長かった私ども夫婦なので子供のいない生活はベテランの筈だったのだが、娘ができてからは娘中心の生活ですっかり鈍っているのだろう。リタイヤ後は、彼方此方のフィールドで出会うような仲良く御夫婦で全国キャラバンを楽しまれている方々に肖ってキャラバン三昧を愉しむのが夢なのだけど・・・)
子供の荷物を全部バンクベッド上に移動しバンクベッドを最小に畳んで函館に出発した。函館市街に入る前にナビの周辺検索で見つけたコインランドリーで洗濯タイム。(少々所帯染みているが止むを得ない。洗濯物の大部分は子供のモノだ。涼しい北海道では大人は汗を掻かないので帰宅するまで洗濯しないと云う選択も可能なのだが・・・)洗濯中に近所のスーパーマーケットに行って地元では見慣れない商品を我が家用のお土産にゲットする。
函館と云えば函館山からの夜景だと思うが、夜景を楽しむには少々明るいので・・・先ずは入浴。移動中は土砂降りだったが温泉施設に着く頃には雨も上がっていた。今夜の風呂は「函館市営谷地頭温泉」だ。夫婦水入らずの温泉なので川湯温泉の日帰り個室入浴や、地元民一番人気の山の手温泉も考えたが、源泉掛け流し100%の高張泉に決定した。
私の大好きな熱い風呂(熱湯45℃)があり素晴らしいのだが残念ながら水風呂は無い。代わりに水のみ出るシャワーで代用するシステムらしい。泉質はナトリウム・塩化物泉だが強い鹹味(かんみ)があり含まれる鉄分の性で浴槽内では茶褐色である。硫黄臭は無い。ここは浴槽内の温泉水の温度に拘っていて、気泡風呂が42℃、低温が43℃、露天が44℃、高温は45℃となっていてナンでも0.1℃単位で厳密に温度管理されているのだそうだ。熱い風呂が好きな私は迷わず45℃へ。心臓の事を考えれば温い風呂に短時間入浴するのが良いのだろうが・・・湯が噛みつく位の高温湯に限界まで入り冷たい水風呂に飛び込むのが快感なんだから仕方がない。私の入った時には誰も居ない高温湯を独り占めしてから水シャワーを浴びるを何度か繰り返した。この設備に水風呂が出来れば最高なんだけど・・・。この温泉は、妻も非常に気に入ったそうだ。
頃合い良く暗くなってきたので函館山ロープウエイの駐車場に向かう。「わ」ナンバー(レンタカー)に混じって15分ほど待たされて駐車場へ。ZIL520のサイズなら場所さえ選べば普通車用の枠に駐車可能なのだが駐車場整理のガードマンさんにキャンピングカー用の駐車場に案内される。
若干霞んでいたがミシュラン三つ星の夜景は見事だったと思う。ロープウエイで気が付いたが半分以上は中国からの観光客の様だ。その集団に向かって日本語のみで案内・誘導をしているのは少々滑稽にも思えた。尚、夜の函館山はは寒いのでブルゾンを持ち込んで正解だった。2時間ばかり函館山山頂で過ごしてから夕食を食べに行く。
夕食は・・・刺身定食とやきとり弁当の予定である。翌朝6時まで固定料金500円のコインパーキングに入庫した裏手が深夜まで営業している海鮮料理居酒屋だ。
ここで刺身盛り合わせ定食を食べてから、金森赤煉瓦倉庫群を散歩がてら抜けたらやきとり弁当のハセガワストアである。
ハセガワストアでは(刺身盛り合わせ定食の大盛り御飯が邪魔をして)やきとり弁当は並サイズとなってしまった。北海道地区限定のビールと共に焼き立てのやきとり弁当(豚肉のやきとり)をイートインで食す。
再び赤煉瓦倉庫群を歩いて戻って駐車場のZIL520に戻りTVを見ながら就寝。
午前6時半、喧噪で目が覚めると駐車場の横は函館朝市だった。
早速朝食を食べに函館朝市に行く。
昨夜の内に金森赤煉瓦倉庫群は散策しているので五稜郭に観光に行く事に。函館朝市脇のコインパーキングの駐車料金は600円(1泊料金+100円)だった。
先ずは、五稜郭タワー横の市営駐車場にZIL520を駐めて五稜郭タワーへ。
その後、五稜郭へ。以前、立ち寄った際には無かった函館奉行所の復元工事が行われていて・・・半端無い凝り様に少々驚く。
特に予定もないままに函館から海沿い外周を通って長万部に戻る事にする。途中で見掛けた道の駅「なとわ・えさん」で昼食。道の駅のレストランだが・・・弩迫力の量に驚く。この定食を食べていたら店主からサービス品だと、この他に魚の唐揚げと酢の物が2品追加された。
この道の駅はテントキャンプが目的のキャンプ場を併設しているが、駐車場には複数台のキャンピングカーが陣取って長期滞在の構えの様だ。
2009年の渡道の際も紋別から知床までは海岸線に最も近い外周を走っているので、今回も極力海岸線沿いの外周を走って行こうと思っている。昆布を売っている商店等に立ち寄りながらノンビリと進むと「しかべ間歇泉公園」を発見する。
入場料を払って中に入ると足湯に浸かりながらノンビリと間欠泉を眺める事が出来る。晴天だが外気温は24℃と快適なので足湯に足を突っ込んでも暑くはないのが幸いだ。足湯に敷き詰めた砂利を上を歩いて癒されながら何度か間欠泉が吹き出す様子を眺めた。
再び海沿いの道を長万部に向かう。その道中に今夜の風呂の相談を開始する。予定している温泉は長万部温泉ではなく二股ラジウム温泉だ。
個人サイト「温泉みしゅらん」様の紹介でも、Wiki「二股ラヂウム温泉」でも秘湯に位置付けられている温泉施設だ。
秘湯・・・と云うのが「日本秘湯を守る会」に登録されていると云うのが条件ならば二股ラジウム温泉は秘湯ではない。(加盟申請を行った宿だけによる会であるため、誰もが秘湯と認めるような宿がすべて加入している訳ではない)ここ二股ラジウム温泉も何度か経営者が代わり、以前は在東京の全国規模のサラ金屋さんが所有していた頃もあり、その頃に改修されて建物からは秘湯らしさが失われたと嘆く声も聞く。又、そのサラ金屋さんは「2週間以上療養し、お客様自身が良化の兆候がないと感じ申告した場合は、宿泊費用の全額を返還します。」との効能保証を広告した為に温泉では(恐らく)日本初の景品表示法違反(優良誤認)で公取から警告を受けている。だが・・・、サラ金屋さんが思わず広告を出してしまう効能が有るのでは無いかと私自身は秘かに思っていた。又、石灰華と呼ばれる「湯の花」で山全体が覆われていると云う景観にも興味を持っていた。全然ロマンチックでは無いが・・・行ってみたいと同意を得て山奥に小1時間分け入って二股ラジウム温泉に到着した。
温泉の効能は良く判らないが・・・全国から寄せられた分厚い感謝の手紙は偽りでは無いだろう。こんな処に連れて来られて妻は怒っているだろうか?と心配しながら・・・だが、思いっ切り入浴して健康になった様な気がした次第。2時間程経って出て来た妻は上機嫌で、清潔な秘湯は大歓迎だと云っていた。(尚、ここ二股ラジウム温泉は温泉法で呼ばれるラジウム泉の線量には満たないので正式にはラジウム泉ではない。三朝や有馬の源泉近くでは原子力安全委員会指針での退避推奨の線量被曝をするが心配するには当たらないと私は思っている。)札幌市から秘湯巡りに御夫婦で来られていた方と話したが、私も含めて秘湯初心者は普通の石鹸しか持ってきていないので泡立たなくて困った次第。手慣れた二股ラジウム温泉のベテランは逆性石鹸を持参されておられてお借りしてしまった。この二股ラジウム温泉の湯ノ花は道内の温泉施設でも湯ノ花添加浴槽では使われている様だ。
明日午前中の娘の引取に向けて長万部町に戻ってきたモノの・・・今夜の車中泊場所と食事場所を決めていない。先日観光案内所で貰ったガイドマップでは夜まで営業していると書かれていた中華料理屋さんでのかにチャーハンが絶品だと個人ブログで読んでいたので迷わず向かってみる。営業はしていたが今日は貸し切り営業だとの事だった。他にも2~3軒の料理屋を回るが・・・祭りの為に臨時休業なのだそうだ。外食を前提に車中泊旅行をしていて自炊の準備が整っていないので困った事だ。止む無く・・・長万部町内のセブンイレブンで食べ物を調達しゴミ捨ての都合上、駐車場内で食べてゴミはセブンイレブンで引き取って貰う事にした。久し振りのコンビニ弁当とツマミを買い込んでZIL520の中で食べてから妻がゴミを捨てさせて貰いに店内に。快くゴミを引き受けて下さり今夜の寝場所探しに移る。長万部公園キャンプ場(一部オートキャンプ可能。有料大人1人500円)が在るが時間が遅いので利用申し込みは出来ないだろう。試しに長万部公園キャンプ場を目指すが・・・途中で・・・長万部ファミリースポーツセンター脇のトイレ横駐車場(ゲートボール場向かいのトイレ脇)を見つけてゲリラ車中泊する事にした。窓は閉め切っているが車内の温度は19℃。タオルケットを掛けて寝るには丁度良い温度だ。
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