「ホームランが聞こえた夏」

私の野球ってイイナ度　　

実話ベースの韓国映画で原題は「GLOVE」監督は、2004年の映画『シルミド』で有名なカン・ウソク氏です。

小吉運小春の私にしては珍しくWEB試写会が当選、有り難く拝見しました。

予告もあまり流れていないし、それほど期待して観たわけではないのですが

懸命に何かに打ち込むと道は開けるというか、開けなくても違う視線から物事を見る事で

今までなら思いもよらなかった違う道があることにたどり着くのだと思えましたね。

じわじわと静かな感動でした。

どんな映画だか全く知識無いよーの方が多いと思われですので冒頭部分あらすじ～～デス☆

中学時代、天才ピッチャーと期待されながら、試合中突然聴覚を失いろう学校（ソンシム学校高等部）へ転校したミョンジェ＠チャン・ギボムさんは野球は二度としないと思い、野球に対してもわがままりを持っている。

その高校の野球部は総勢10人の弱小チームなのだけど、ある日国民的スター投手キム・サンナム＠チョン・ジェヨンさん

暴行事件で謹慎処分となり、自分の今後の処分も鑑み野球部のコーチを引き受けることに・・・。

当然やる気は最初はイマイチ。だけど段々と指導に熱が入るようになり、ミョンジェを野球に誘う。

マウンドで聴力を失くした事もあり大反対の母親との葛藤も乗り越え、もう一度マウンドに立つたものの

技術が及ばないチームメイトを信じられず自分ひとりの力だけで抑え込もうとするのだけれど

相手は全国大会でも好成績を残した強豪校。敢え無く惨敗。野球はチームプレイだと言うことを改めて知る。

チームメイトもまた、「勝ちたい」と本気で思うようになり猛練習に励む。

このあとリベンジとも言うべき大敗したチームともう一度対戦することになります。

国民的スター投手キム・サンナムにどんな処分が待っているかなど書きたいこといっぱいなのですが・・・

今からご覧になるのを楽しみにしていらっしゃる方のお邪魔になっては大変。
ここまでにしておきますね。

ちなみにこの映画を観て初めて知ったのですが、

1. 韓国の高校野球はプロ野球予備軍としての要素が強い。

2.チームはわずか全国で50余校。

3.韓国の甲子園＠全国大会・鳳凰杯の地区予選は無い。

やはりお国が変われば背景も違うようです。だけど変わらないのは何かに打ち込む熱い心。
まぎれも無い青春映画でした。

観た後で爽やかな気分になれました。


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