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イアン・フレイザー博士の偉業

2009-11-24 14:04:01 | 小春的〝小ブツブツ〟
私のすべての女性への福音度  

本田財団(設立者:本田宗一郎・弁二郎ご兄弟、理事長:川島廣守氏)主催、今年で第30回となる本田賞が
世界初、子宮頸がんの予防ワクチンを開発したオーストラリアのイアン・フレイザー博士に授与 されたとのこと。

子宮頸がんはZARD(ザード)の坂井泉水さんも戦われていた女性が気をつけたい病気ですね。
最近若い女性に急増している子宮頸がんから一人でも多くの女性を守ることが出来るなら・・・。

イアン・フレイザー博士、きっとそんな思いから出発されたのではと推察しています。

少し硬いお話になるのですが、子宮頸がんは女性特有の病気では乳がんに次いで死者数が多く、
毎年世界で50万人が発症し27万人が死に到り、その約8割は健診制度の整っていない発展途上国の女性。

何らかの原因で細胞配列が乱されることにより発生するのですが、最近解明されてきたのは、
いぼを作るウィルスの一種「ヒトパピローマウィルス・・・HPV」←現在50~60種類発見。そのうち16、18、31、33番のウィルスががん発生に深く関与している?と考えられています。

HPV16型と18型は特に世界で発症した子宮頚がんの約7割から検出されている、がん発症につながる可能性高のハイリスク種で、世界の研究者がワクチンの開発に取り組んできました。

フレイザー博士の開発ワクチンは、HPV16型と18型への抗体を作る・・・HPVの外皮である「カプシド」を残しつつ、

中身を無害なタンパク質系の遺伝子に組み替える独創的手法で接種する人体への副作用がないこと(素晴らしい!)現在100か国以上で使用され、人類ががんを制圧した初めてのワクチンだとか(福音です)

発症を押さえる=人類の存続にも寄与することになるのですね。

そんな大きな観点でなくても幾多の女性の生命を救う=一家の明るい太陽のような存在の娘さんや主婦の方を亡くしてしまう悲劇回避が出来得るワクチン開発。本当に良かったと感じます。

ホンダの伊東孝紳社長、授与式の祝辞の中で「ホンダの創業者本田宗一郎は妥協を許さず、絶えず新しいものに情熱を注ぐチャレンジ精神の持ち主だった。医学のことはよく知らないけれど、新しいことに挑戦する精神が(ホンダと)同じ」とフレイザー博士を称えたそうですよー。

本田財団粋で最良の授与なさいましたねぇー。良いことをすればやっぱ報われる?

売り上げではプリウスに大きく負けていますが、 2010年RJC←日本自動車研究者・ジャーナリスト会議略 カー・オブ・ザ・イヤーはインサイトでした。

そんな一方でお話戻り。フレイザー博士開発ワクチン、ノーベル賞にも値?とも感じた私なのですが・・・。

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