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映画「なくもんか」観た

2009-11-11 17:57:36 | 小春的〝小映画〟
私の笑い>ペーソス度   

映画「なくもんか」試写会で観てきました。時々聞くペーソス=pathosという言葉改めてピッタリ。

私、ペーソスって物悲しいと訳すんだと解釈していたんだけどね、ギリシャ語のethos(意)pathos(情)logos(知)といった人間の感性を組み合わせて出来た言葉なんですねー。

公開前の映画のあらすじを得々とご紹介なんてヤボはしたくないので私なり感じたこと。
 っていうか、私の実体験での本音でもあるんだけど、どれだけ幼くても人は幼いなりプライドがある。

だからつらかったり、悲しかったりの渦中に居る時に同情されたくない一心で平気な振りするのね。

私はだけど、自分自身もyahoo!さんに設定していて時々洋服のお着替えなんてしちゃってるんだけど
アバター=avatar←ネット上での仮想的空間・自分分身キャラクターみたいだなと思うのね。

つまり自分でわざと本来の自分とかけ離れた自分を創るっていうのかな?悲しくても笑ってる。
つらくても陽気みたいな。阿部サダオさんが演じていらっしゃるのはハムカツが名物のお店、「デリカの山ちゃん」の二代目店主、佑太。まさにそうみえます。

自分の素(す)ではないんだけど、続けているうちそうなったみたいな。笑いたくないけど笑っているうちに
笑顔がお面のようにいつも張り付いてるみたいな・・・。

でね、佑太とわけあって一度も逢ったこともない、別れ別れで育った弟、瑛太さん演じていらっしゃる祐介もまた違った意味で笑いでつらさとか悲しみをごまかしていた。

兄と違っているのは手段。自分が笑うんじゃなくて、人から笑いを引き出すことで仲間の輪に入る。それが始まりでいつしか売れっ子にまで成り上がった。

登場人物のほとんど問題山積(苦笑)展開。これじゃ真っ直ぐは行かんでしょ。ジグザグ。どこへ行き着くんだろなんだけどね。

何回笑っただろうってぐらい笑わせてもらってね、可笑しさ過ぎの悲しさ、愛しさ感じて

お笑いの条件の一つに不幸(な人間)ってのが出て来るんだけどね、私もまたどこか屈折したとこ大いにあるからさ、

(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン 激しく同意。いっぱしの痛み・つらさ・恨み・悲しみ、そんなマイナーな感情をくぐりぬけてなお笑える人間、私は好き。

私もホントよく笑うよー。幸せもよく感じる。それって真逆体験経たからだ。しみじみ思うねー。

でね、やっぱ真逆な時渦中は平気な顔・振り=アバターしてた。ホント大屈折ーー;

今は曲がりなりにも霧消。すなおにその時心情なんかもベテランの刑事さんを前、犯人が落ちるみたいに

全面自供で昔語りなんか心許すとするようになったさー。もう渦中でなく過去になったからなんだよね。

なぁーんちて・・・自分振り返り・得々詳細は書かぬが花デス。まだヤボじゃないなの私(意味不明)

あとね、兄弟で初めて(で、もしかしたら最後の)漫才をするんだけどね、阿部サダオさんのキモ可笑しさ好きだなー。

やさしい気持ちの発露でアバターしたキモさなんだな。すごくすごく笑わせてもらって
すごくすごく観たあと気持ち良かった。私、こんな邦画は大好きだよー。

最後の最後に、佑太の幼なじみで奥さんにまでなっちゃう、徹子を演じてらっしゃる竹内結子さん。相変らずおきれい。
いいなぁー真性べっぴんさんだねー。

きのう11月10日の閲覧数 : 292PVでした。 
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今日も良い日をお過ごしください~♪ よければまた遊びにいらしてくださいね(*⌒ー⌒ *)


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