はる屋

岩手の民俗芸能「ししおどり」の人形作成日記とイベント告知のページです。
現在、受注・予約はお受けしていませんm(__)m

箱石鹿踊さん塗り始め

2020-03-22 10:51:00 | 鹿踊り人形



朱、金、南無阿弥陀仏と「お寺」感が漂う後ろ姿は、宮古市川井の箱石鹿踊さんです。

先日の暴風の夜、あまりの風音に寝ることを早々にあきらめ、こちらの塗り作業をして過ごしました。
おかげで背面とお顔はほぼ終わり、残すは幕、腰刺しのみとなっています。

川井地区のシシは、鹿のような顔立ちといい、幕系太鼓系ミックスのようなフォルムといい、妖しいお囃子といい、県内他地域のシシオドリともまた違う独特なものがあると思うのですが、
箱石さんも例に漏れず、独特な美しさや演舞のかっこよさに、何度見てもため息が出る団体さんです。

いつかは作りたいと思っていたので、今回ようやく作りはじめ、少しずつ形になっていくのがとてもうれしいです^^









    






 






     
 





型作りはじめ

2020-03-18 08:28:00 | 鹿踊り人形

久しぶりに記事を書こうとしたら「見出し画像を登録」という見慣れないボタンが増えていて戸惑っております。
いつも文中に差し込んでいる画像をあげてみましたが表示が変なことになってたらすみませんm(__)m

さて、前々から作りたかったシシ人形にとりかかりました。
作りたかったという気持ちが凹凸の多さに表れていますね...できるだけ簡略にデフォルメするというモットーはどこかへ吹き飛んでいます。どうしても抑えきれなかった!
やっと作れるというわくわくの分、サイズもいつもより一回り大きいです。正直者か・-・

幕系らしい大きなタテモノとカンナガラに、太鼓系っぽい流しと腰ざし...ミックス型の姿だけでなく、独特で妖しい音色のお囃子もたまらない団体さんです。
これからヤスリをかけて色塗りに入ります。
は〜〜〜  楽しみです^^








 

シシ人形についてのお知らせ

2020-03-01 17:30:00 | 鹿踊り人形
こんにちは。
久しぶりの更新ですが、今日は制作日記ではなくお知らせになります。

一関市にある京屋染物店さんのブランド「en・nichi」のブログで、はる屋のシシオドリ人形をとりあげていただきました。

京屋染物店さんは創業100年を迎えた染物屋さんで、シシオドリなどの郷土芸能の装束も数多く手掛けていらっしゃいます。
いろいろなご縁が重なり、先日の舞川さんペア人形は京屋さんに嫁がせていただきました。
まさかこんなに丁寧な記事にしていただけるとは...と恐縮ですが💦、シシたちを喜んでいただけたこと、本当にうれしく、またほっとしています。

舞川鹿子躍さんのペア人形は京屋さんの店内に飾っていただいているそうです
一関にお出かけの際は、京屋さんの素敵な染物と一緒にご覧いただければと思います。

 京屋染物店さんのブランド「en・nichi」