はる屋

岩手の民俗芸能「ししおどり」の人形作成日記とイベント告知のページです。
現在、受注・予約はお受けしていませんm(__)m

夏屋鹿踊さんできあがり

2018-01-29 13:29:49 | 鹿踊り人形



夏屋鹿踊さん完成しました。(というかしてました;)
今回はタテモノ(というのか?)部分を新しい作り方にしてみましたが、想像通りに出来上がってうれしい^▽^
末角鹿踊さんや箱石鹿踊さんを作るときにも同じ方法でいけそうです。
全体の形は理想のようにはいかなかったので、また次の機会...いずれ川内鹿踊さんを作る時がきたらリベンジしたいと思います。
下半分をもう少し変えればもっと良くなるはず。

形のほかに、今回はカシラにいつも使わない金色を使ってみました。一度は狐色で塗ったものの、なんだかしっくりせず...澤目鹿踊りさんといい、この手の形のシシには金色が不可欠な気がします。金が似合うお顔だち。
後ろ姿も独特で、顔の神々しさと一転、ぐっと平民らしいです。昔の人が、家にある生地で、なんとか立派に仕上げようと思いながら作ったんだろうなあ...と勝手に妄想u_u).。o○
腰ざし(というのか。わからないことだらけ;)も、今回作った太夫鹿は左右一本ずつですが、脇鹿は4本ずつなのです。これもまた素敵で、どちらを作ろうか散々迷いました。4本もいいよなあ...というか澤目さんも腰のところは複数本の幣束だったなあ...良いなあ...

シシオドリの装束って楽しいですよね^^


次ですが、太鼓系にしようかな...?というざっくりイメージしかありません。
でも一月に1体くらいのペースで作れたら良いなあと思っています^^


















夏屋鹿踊さん途中

2018-01-26 02:46:47 | 鹿踊り人形

途中というか9割完成まできました。
あまり前回の写真と変わってないように見えますが、背面もほぼ塗り終えています。
あとはササラの根元の飾りと細かいところの手直しをしたらおしまいです。あと本当にちょっとだけ。

やー......それにしても寒い^^とにかく寒い^^;
寒さと戦いつつ今月中の完成を目指します。














夏屋鹿踊さん塗り始め

2018-01-21 21:15:42 | 鹿踊り人形


夏屋鹿踊さん、塗り始めました。
黒を塗り始めた時は「これは思ってたように仕上がらないかも」と気持ちが下がりかけましたが、塗り進めたらだんだん...夏屋さんに近づいてきた!と思う!
これから頭にお月様入れたり幕を描き込んだりしていけば、きっともっと夏屋さんになっていくのでは〜^^と楽しみです。

今回は塗ってる間ずっと夏屋鹿踊さんの動画を流してましたが、物悲しいような笛の音、ほんと良いですね..今年も観られますように。












ししはじめ

2018-01-12 04:47:41 | 鹿踊り人形


あけてだいぶたちました。
今年のししはじめは夏屋鹿踊さんの整形です。
新しい形はいつも以上に試行錯誤でなかなかすすみませんが、夏屋さんの特徴的なポーズ(腰を落として幕を背側に寄せるあれです)を意識して整えています。
底部分を削って全体的に小さくするつもりでしたが、作業の間が空きすぎてすっかり忘れていたので、今まで作ったシシたちと並べると頭一つ大きいです。うん...そういうこともあるよね...
まあこれはこれで手へのおさまり感がいいので良しとします・-・


今年も細々ですが人形を作ってまいります。
また、芸能公演を観に行った感想も、忘備録としてあげていきたいと思っています。
シシ人形作りとはカテゴリー分けしますので、興味のない方は飛ばしていただければと思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m