むすび居合道の刀一会《JMMA会員》

日本武道本質「むすび」を探求している道場。むすび居合を提唱。武術居合道を通じて平和理念を解きます。もしもしむすび協会会員

武術は秘密主義が原則

2022-04-06 15:08:21 | 日々一言
武術は秘密主義です。
ある程度、武術武道経験を経た生徒さんが
ある段階で、
「さぁ、あとは自分で自得しなさい!」と先生から言われます。

私もある団体の道場において
先生から言われました。
また、こんなこともあります。
あるレベルになると、
ある武術的な質問をしたら、
「俺は、君の質問のようなことは師には聞かなかったぞ!」

武術の本質は、殺人技にあります。
国家間の軍事機密もそうです。
国家と個人は違いますが
止揚して言えば、本質は同じといえます。

国家の防衛・軍事に関するものは
ハードの戦闘機等の部品に至るところから
ソフト面まで公開はしません。

個人が武術を学ぶ際も
本来は、合戦から武術、そして武道へと時代の流れのなかで
変質していったものとは言うものの

本質は、殺人技の習得が武術です。
ですから、秘密主義は当たり前と考えておけば
「なんで教えてもらえないんだ・・」と、ある修行段階にきたとき
泣き言をいうことはないと思います。

初めから教えてくれることと、教えてくれないことが
存在するということです。

教える側からいえば
なんでも公開していい、伝授していいというものではありません。
教える相手を見て、考えて、道場であれば規定に従って
だから
武術・武道に何十年も所属していたからと言って
年功序列的に
すべてはベルトコンベヤーのように受動的に習えることは
まずそういうところは存在しません。

当会においても
むすび階層Aのレッスンでも
受講される生徒さんをみて指導の中身を会った瞬間から
考えて教えています。
ですから、マンツーマンレッスンが大体中心となっています。
2人以上同時にレッスンもありますが
そういう時は、
感想文をメールで受け取った際の返信で、補ったりしています。

ただし、入門してくる方に対して
そのことを承知してもらうことを伝えておくことも必要だと
思います。

例えば
何段になったら、「合気」を教えるとか。
そういうことです。




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