むすび居合道の刀一会《JMMA会員》

日本武道本質「むすび」を探求している道場。むすび居合を提唱。武術居合道を通じて平和理念を解きます。もしもしむすび協会会員

日本むすび協会/刀一会 その1.

2022-04-19 15:56:43 | 日々一言
当会のむすび講座は、
紐のむすび方をおしえる講座ではありません。

武術の「むすび」として
相手と一体になる、自分とも一体になる
そういう氣のテクニックをおしえるものとして捉えていただくと
ありがたいです。

この講座は、また知識の羅列でもありませんし、
もちろん頭でわかることも大事な場合がほとんどですが

武術むすびに関して言うと、
非言語でしか伝えることは叶わないし、習得も不可能です。

言葉の伝授はできない世界です。
そのために、
例えば10人以上もの生徒さんに一度に教えることは
間違ってもできません。そういう性質の技ともいえます。

合気道の呼吸投げであっても
むすびができないところに
呼吸投げはありません。
呼吸投げが関節技だとかタイミングの技でないことから
分かると思います。

むすびができても、その後のテクニック(むすびのみでも可能な場合もあり)
も必要となってきます。

そのテクニックも関節技でももちろんありません。
むすびは、柔、合気道のみならず
武術、武道全般に共通な意識(氣)のテクニックとして
細々とまた大胆に人から人へと伝わってきた経緯があります。

ただし、このテクニックを手に入れれば
氣で相手が倒せるという
そんなご都合主義の技ではもちろんありません、つまり
いいとこどりして武術を端折って習得しても
そんなに役に立たないと(護身)に関しては
そう思っておいたほうがいいと思います。

しかしながら、身体を合理的に
野生動物並みに動かすためには
部分にたよった動きや
意識(氣)を無視したような身体操作では勿論のこと
年齢とともに技も次第にゆるやかに効かなくなってゆきます。

このような事を
老人の戯言だと一笑していただいてももちろん大丈夫です。
しかし、
そうでもないと
思える方がいたら当会の「武術むすび階層A」というレッスンを
一度受講してみられることをお勧めします。





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