饒速日命(ニギハヤヒノミコト)と唐松神社について

物部氏本家筋の先祖であり、モノノフ一族の族長でもあった饒速日命は、私市氏系小原氏の遠い遠い先祖か、或いは先祖の本家筋に当たる神格化された人物です。

秋田県大仙市に所在する「唐松神社」には、物部氏に関する文書(もんじょ)が千年以上に渡って伝承されていますが、一子相伝の為、跡継ぎの宮司しか見る事が出来ません。その文書には饒速日命の出自や物部氏一族に関する史実、神武天皇への政権禅譲の経緯なども詳しく記されていると思われ、私としては、その文書が全て公開されないかと切に願っている次第です。