3日は伊万里高校、伊万里商業高校、伊万里農林高校の先生においでいただき、高校説明会を行いました。それぞれの学校、教育方針や特徴、高校生活についてわかりやすくご説明いただきました。なお、5日（木）は、有田工業高校、敬徳高校、佐賀女子高校です。
参加生徒は、例年、2年生と3年生を対象にしています。中学校入学後、職業について調べたり、職場体験を行います。また、高校について調べ、3年生は夏休みに体験入学に出かけます。学年をおって自分の将来について考え、ある程度の希望や見通しを立てたうえで高校選択につなげるのです。この指導を「進路指導」といいます。これも発達段階に応じた指導が必要です。自我が目覚め、本気で中学校卒業後のことを考え始める2年生、3年生が適切な時期だと思っています。
来年度開校の南波多郷学館では、4－3－2の学年区分を設ける予定です。8年生と9年生の2学年が今の中2、中3にあたりますので、この進路指導を集中的にできると思います。
進路を考えるにあたって、子どもたちに言っていることは、「高校を選ぶときは、高校を卒業したあとどうしたいかを考えて選んでください。そして、高校3年間をどのような生活にしたいのかを考えてください。」たとえば、おおざっぱに言えば、高校卒業後に就職したい人は就職に力を入れていてたくさんの資格を取れる高校。進学したい人はしっかり普通教科の勉強に力を入れている高校や学科です。
もちろん職業高校に進学したあと大学や専門学校に行くこともできますので、高校進学は自分の将来を決めてしまうものではありません。しかし、ある程度の方向付けはなされるかもしれません。こういう選択をしたらこうなる、という風にシミュレーションをして、保護者やご家族の皆さんとじっくり相談していただきたいと思います。その際、費用も無視できないですね。「この高校ではいくらかかる、大学や短大、専門学校に行くためには・・。」など。もちろん奨学金制度などの情報も考慮に入れたらいいですね。
目標の高校を設定したら、そこに合格するように頑張るのみです！！
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