「先生!ガラスが割れました!」と言って来る生徒がいます。 「『割れた。』のではなく、『割った。』のでしょう!?」 と、われわれ先生は生徒のセリフを訂正することがあります。さて、どう違うのでしょう?そして、どちらが正しいのでしょうか?
けさ職員室で、うっかりして手を滑らせて、写真のように湯飲みを床に落として『割って』しまいました。一生の不覚。ごめんなさい。
ところで、家で子どもがこのような失敗をしたとき、どのような対応のしかたをしますか? 「なんしょっとね! ととしかけん!」と、しかりますか?または、「よかよか。しょうがない。」と寛容にすませますか?
実は、私のうちでは、このような場面ではしかりませんでした。「人間、たまには失敗することもあるでしょう。」という捉え方です。それより、「けがせんだったね?」と声をかけることにしています。さらに、『形あるものは、いつかこわれるものだ。』という達観した考え方が根底にあります。もちろん、いらいらして物にあたったり、わざと壊したりすればこのように穏やかな対応はできないと思います。でも、そのときはそのイライラの原因が何なのかに目を向けることが大切だと思います。
『たかがガラス・・、されどガラス。』ですね。
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