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高濱伸一先生から全校生徒向けに話をしていただきました。高濱先生は熊本県で元小学校の先生でした。今から12年前、平成16年の12月に当時大学1年生の息子さんを交通事故で亡くされたということです。息子さんが生まれてからの約20年間の思いを切々と語られました。事故の日の朝の模様や救急病院に行った時の様子やそのときの気持ちなど、臨場感たっぷりでした。その映像を見ているようでした。その中に、命の大切さや交通事故の怖さ、息子を失った無念さや後悔、息子さんが元気なときの話など、切々と訴えかけるものがありました。ご自身も食道がんにかかって大手術をしたということやその様子など、小さめの声ながら心にしみる話でした。
「命は大切ですよ。」「命を粗末にしてはいけません。」という指導をよく受けます。そして、「命を大切にするために、いじめをしないようにしましょう。」という目標を立てたりします。とても良いことです。良いことですが、はたして『命』というものの重みをしっかり感じてくれているのかな?と思うことしばしばです。簡単にネットで悪口を書いたり、仲間はずれにしたり、暴力をふるったり、という話をテレビ等の報道で耳にします。
「命の大切さを理解」するのではなく、「命の大切さを感じて」ほしいと思います。そのためのとても良い機会になりました。高濱先生、ありがとうございました。これからもお元気で。
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