南波多中ブログ

伊万里市立南波多中学校の日常を 保護者及び南波多町内外の皆様にお知らせします。

【始業式での校長の話より】:「視野」・「視野を広く持つ」ということについて

2015-09-02 11:20:47 | 日常の様子
『視野』について、『視野を広く持つ』について
小学校低学年や幼稚園生が、ボールを追って道に飛び出すという場面・・・視野が狭いからです。ボールしか見えていない。周りを見る余裕がないし、飛び出したら車にはねられるという時間的な予測も立てられない。中学生から見ると、「危なかね・・・。」と感じます。
しかし、大人から中学生を見ると、中学生に同じことを感じます。・・・それは、中学生は大人よりも(一般的に)「視野が狭いから」「経験が不足しているから」です。ということで、今日は「視野」について次の3つの観点で話します。

①空間における視野の広さ(南波多⇔伊万里⇔佐賀⇔日本⇔アジア⇔世界)。
より外の世界を知っている人は、柔軟な考え方ができます。心にゆとりができます。(と思います。)

②時間における視野の広さ(昨日、今日と明日・・・過去を振り返る)。何十年
何百年前の過去が現在につながっているという認識:たとえば、1968年、私が小学5年生のとき、明治100年記念の催しがありました。そのとき、明治時代が自分の生きている昭和時代につながっていることを実感しました。今年は昭和90年です。現代も昭和時代の延長線上にあります。長い時間の流れの中で、今を捉えてください。さらに、自分の将来を考えた上で、今の時代や今の自分を見つめてください。

③問題の解決法における視野の広さ・・問題が起きたとき、解決する方法を
一つしか知らなければ、選択の余地がないのです。たとえそれが「怒って大声で怒鳴る。」だったとしても・・。いくつかの方法を知っていれば選択でき、最もいい方法を選べます。考えることができる人は怒りを表に出さないでしょう。

結論:視野を広く持とう・・・視野を広くするために、いろいろなことを知ろう。勉強しよう。経験しよう。

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