むりせず、あきらめず

やぼな男のひとり言

ボランティア総会資料まえがき紹介 H14

2013年04月08日 21時54分03秒 | 日記
平成14年度活動方針

 まえがきの紹介

 昨年、2001年は、21世紀最初の年、連絡会の21周年、国際ボランティア年にあたりました。
 これを記念して、昨年11月18日には「みんなの社協フェア」わたぼうしコンサートを開催しました。
オープニングは、障害のある人から子どもから高齢の方まで多くの方の
「未来へのラブコール」合唱で飾ることができ、多くの方に参加して頂き
皆さんの協力により盛況に終えることができました。

 ボランティア連絡会の約20年間の歴史を振り返って見ると
昭和55年に「みんながボランティア」という理念のもとに加盟 6グループ約100 名で
ボランティアビューローとして発足した。
 当初にはボランティアサンデースクール, 婦人会と協力してバザー等開催。
 S 59『ボランティアフェア』を開催。1 回目に,ボランティア活動の紹介
S 60年は, カラオケオークション, S 61年にはチャリティー舞踊会を開催した。

 S 61年には, 市が障害者福祉推進都市を宣言し
「ふれあい運動会」「ゆうあいの旅」「出会いのプロムナード」「福祉の日」と
多くの行事を行政, 社協, ボランティアが企画から運営まで協力し対応した。
「出会いのプロムナード」は, 現在社協の「こころみハイキング」へと形を変え
他の行事も毎年新しい企画をいれ約10年継続され、「ゆうあいの旅」は、現在も開催されている。

 また, S 61年よりボランティアの研修会 (研究大会、つどい、ステップアップ研修) を毎年実施している。
連絡会内での交流会もS 58年より実施している。
 発足10周年、 H3年には記念大会にて「ボランティアサミット」
ボケの予防、地域の協力をテーマに劇「これからどうするの」などを開催。

H7年には、阪神淡路大震災が起き、高砂市でも、約 400世帯の仮設住宅を受入れた。
入居者の支援の為、高砂ネットワーク協議会を結成し、訪問活動、餅つき、炊きだし、夏祭、運動会等を開催。

 H13年には複合福祉センター運営協議会設置を提案し、市内障害者関連団体、社会福祉協議会
ボランティアを網羅した会を結成した。

S 57年にボランティアセンターが設置され, S58 年よりボランティア活動に対して助成が始まり
S 60年よりグループへの助成金配付が始まった。

このころからボランティアセンターが各種講座などを開始し
平成元年には, ボランティアコーディネイターが配置され各種相談、需給調整を開始した。

連絡会では, S 62年に会則を定め, 各種規定も整備し
事務局ボランティアを含め各種実行委員会へ参加し企画運営を協力。
S 63年より編集委員ボランティアにより機関紙を発行。
H3年より事務ボランティアによる日常的な事務処理が可能となる。

H11年より、新しく委員会制・推進チーム制を導入し組織改編に取組む。
また、資金面では、S 62年に高砂青年会議所がチャリティーコンサートを実施し
この寄付金を原資に高砂ボランティア資金を発足し,ボランティア活動へ助成を開始した。

 高砂ボランティア連絡会が約20年間、存在することによって、多くの出会いも生まれたと思います。

 今、市民参加、情報公開、構造改革などが叫ばれています。
国、地方自治体等行政機関、そして民間の組織も含めて大きな岐路にあるように思います。

 21世紀は「地域で共に暮らす社会」と言われています。
地域とは顔の見える関係と言えるかもしれません。顔の見える関係が、情報社会が広がる中で
一昔前と大きく変化して来ており、地域の定義もまさしく大幅に変化しているかも知れません。

 方向性は、市民参加ということのように思いますが、市民(地域)のことを理解している人が
市民(地域)のことを考えて、市民(地域)がより満足のいく判断をしていく
そのために専門家も協力していく必要が出てきたと思います。

 ボランティア連絡会が発足してから、この約20年間は、高砂市社会福祉協議会
ボランティアセンターも大きく変化した期間でした。

 今年は、これからもそれぞれのボランティアの活動を大切にしながら
ボランティア連絡会の存在意義も含め、新たな時代に合った組織のあり方を
ボランティアセンターとの共通課題として、一緒に以下の視点から議論を進めて行きたいと考えます。

   ・もっと活動し易くする。
   ・もっと連携が図れるようにする。
   ・もっと実質的な議論ができるようにする。
   ・もっと問題提起、課題提起をする。
   ・もっと情報、意見を聞く機会を設ける。
   ・もっと人を育てる方法を考える。


ボランティア総会資料まえがき紹介 H13

2013年04月08日 21時44分50秒 | 日記
平成13年度活動方針


 まえがきの紹介

 今年は、21世紀最初の年、連絡会の21周年、国際ボランティア年にあたります。

 20世紀は「国家の時代」と言われ。21世紀は「個人の時代」と言われています。
 「個人の時代」は個人(自分自身および相手)を大切にすることと
それぞれの個人が選択していく自由と責任が基本になければ
相手や自分自身を傷つけることにもなります。

 また「個人の時代」は個人が視野を広くして情報を収集し
発信することが可能になり問題を総合して捉えることができる時代でもあります。

 21世紀はボランティアの時代と言われることもあります。
個人が主体的に協力しあい工夫して、社会(希望)にあったシステムをつくることができるかどうか。
個人の時間を社会のためにどれだけ使うことができるかを問われる時代でもあるかも知れません。

 ここ10年連絡会の総会のまえがきを振り返って見ると

1991年 資本主義,共産主義は終わって,これからは社会正義の時代。
1992年 しあわせは,その個人の生き方,考え方が左右している。
1993年 いろんな問題に協力して対処できる社会こそ福祉社会。
1994年 方向性を選択する智恵と具体化する為の大いなる情熱が必要。
1995年 総合力が必要な時代にボランティアの心が不可欠。
1996年 ボランティアは共生のキーワード。幸せのメニューつくりに不可欠。
1997年 ボランティア活動のすばらしさは急展開ばかりではない、継続性が重要。
1998年 時代・世代・地域を越えて、自分達で未来をつくろう。
1999年 責任を回避することなく互いに協力することが大切。
2000年 一見小さな活動に、人を育て社会を動かす根源的なものがある。
 
 10年一昔と言いますが、この10年だけでも、社会にいろんなことがあり
予想できなかったことが多くありました。

 これからもより良い方向に変化していくために多くの人の協力
多くの時間が必要です。あせらずそのことに時間をかける心の余裕と
その変化を楽しむ為にも人と人のつながりが大切です。

 その人それぞれの過程(自分史)も大切にしながら
また新たな気持ちで希望に向け変化していきたいものです。

ボランティア総会資料まえがき紹介 H12

2013年04月08日 21時40分10秒 | 日記
平成12年度活動方針


 まえがきの紹介

 高砂ボランティア連絡会は昭和55年(1980年)に発足し、今年20周年を迎えました。
発足当初は財源もなく、会議場所はボランティアの方の倉庫で、ないないづくし。

 昭和59年には福祉保健センターが完成し、昭和62年に初めて連絡会の総会を開催しました。
 はじめての総会議案書のまえがきでは、ボランティア活動が一部の人の活動ではなく
多くの人が日常的に活動するように期待し、またボランテイア連絡会の活動が恵みの雨になり
より多くの花が咲くように皆様の協力をお願いしました。

 先日の 6月4日、高砂市勤労会館で自閉症者の親の会が発足30周年記念行事を開催しました。
30年前、片時も目を離せない子供を追いかけ、あちらこちらで頭を下げ
周りからは親の育て方が悪いと言われていた時代に同じ悩みをもった人が集まりました。

 30周年の記念誌に「自閉症者の子供たちの存在が社会を変えることは歴史が証明している」との
言葉が記載されています。
自閉症者が育つのに人が必要であり、かかわる親が、また周りの人が育つ。
小さな活動の積み上げの中に社会全体が映し出され、その変化が見えてきます。

 この自閉症に対応した一見小さな活動に、人を育て、社会を動かす根源的なものがあります。
ボランティア活動に関わる人たちの中には、この一見小さな活動の大きな力に支えられ
励まされて来た人も多くいます。

 来年は、21世紀、国際ボランティア年にも当たります。

 ボランティアと呼ばれる人の取り巻く環境も変化し、ボランティアの裾野は広がりを見せてきています。
ボランティア活動も多くの人に見える活動が注目されますが
これからも共に助け合い、共に励まし、一緒に育つ
表に見えない部分を大切に活動を進めて行きたいものです。

ボランティア総会資料まえがき紹介 H11

2013年04月08日 21時35分14秒 | 日記
平成11年度活動方針

     
 まえがきの紹介

 ボランティア活動は、個々の活動を大切に育てながら
且つできるだけ広く市民社会全体の連携もとりたいと言う欲深い活動です。

 昨年度は、分野別の部会(仮称)をはじめて開催し、分野毎の課題などについて討議し
また推進チームの是非なども検討しました。

 ボランティア連絡会は、個々の活動を大切することはもちろんですが
役割のひとつとしては
個々の活動では解消しない課題に対していかに連携して対応できるかということがあります。

 非常に難しいのは、個々の活動が忙しいから連携できない。

 また個々の活動がしっかりしていないと連携できない。

 また逆に、しっかり連携できないから個々の活動がしっかりしないということがあるかも知れません。

 連携するということは、必ずしも個々の活動目標とは直接的な関係はないかも知れませんが
社会の多くの課題は協力することで初めて解決の糸口が見えるものがあります。

 人間の歴史は、長い間、競争と戦いの時代が続いています。
そのことで勝ち残った人が生き延び、発展してきたとも言えます。

 しかし、社会に与える影響を無視した自己利益の追求だけでは、自ら破綻している例が多く見られます。
 協力するということはあらゆる分野で非常に難しい課題ですが
ただの批判や妥協に終わらず、積極的な選択をし責任を回避することなく連携できる社会にしたいものです。

 2月に開催したつどいでは「夢チャレンジ21、足元からの再出発」をテーマにあげましたが
協力できる体制を模索し、作り上げながらまた前に進んで行きたいものです。

また貴重な先輩、友が逝く

2013年04月08日 21時19分31秒 | 日記
 H23年の4月16日の父の本葬の3日後に、貴重な先輩、友が脳内出血。
その年、父の誕生日の12月12日の3日後に亡くなりました。

 今回は、父の三回忌を4月6日に終えて、3日後の本日4月8日に貴重な先輩、友が脳梗塞+出血で逝きました。

 先の先輩は、ボランティアの先輩で30年来の活動仲間。
今回の先輩は、労働組合。小生の仲人であり、共に町内会の役員として活動。
共に先輩は30年以上の付き合いで、住所も近く、一回り12年違いの、小生と同じ申年生まれ。

 あまりに早い、寿命でした。しかし、両先輩は、いつ死んでも悔いのない生き方をした二人でした。
共に、小生との会話を長時間した相手、良き友、先輩でありました。

 先に亡くなった、父が、そろそろお前も独り立ちしろと、言っているかのようです。
 
 運命、寿命とは、なんと理不尽でしょうか。
しかし、母、父。そして、両先輩共。人生に悔いなし、痛みを感じることもなく、寿命をまっとうしました。
小生も子供に、また後輩に何かを残して、大往生。こうありたいものです。