(本文と写真との間には、何の関係もありませんし、何の意味もありません)
いよいよというか、ついにというか、もう12月である。
早いもので、今年も、あと一ヶ月である。
だが、今年は、年末を迎える前に衆議院選挙がある。
正直、来年夏の衆参同時の、さらにAKB48の総選挙と同時のトリプル選挙を期待していただけに、それは少し残念である。
半月くらい前の党首討論における野田首相の逆ギレ解散宣言での驚き以来、実は、意外なことに野田さんという政治家をかなり見直している。
はっきり言って、この時期の解散は、民主党にとっては自殺行為であると思う。もっとも、それが来年の夏になったからといって、状況が民主党にとって好転するとは考えにくいが、半年以上の時間があるわけだから、その間に、何かプラスとなる材料が出ないとも限らない。
それなのに、あえてこの時期に解散を打って出た野田さんの心境は複雑なものがあるとは思うが、少なくとも、解散後の野田さんの動きは、政治家として優れていると認めざる得ないのでなかろうか。
考えてみれば、民主党政権において、前の二人の総理は散々だったが、野田首相そのものには、これといった失政はないのではないか。
確かに、消費税増税という国民の反感を買うことはしたが、その意味は、歴史が判断することで、必ずしも失政とは言い切ることは出来ないのではないか。
民主党の致命的な弱点として、その経験不足からくる制作実行力の無さというものもあるが、それと同じくらい致命的な弱点として、単なる人数の寄せ集めであるがための、党としてのまとまりの無さというものがあったと思う。
そのまとまりの無さが、何か大事なことを決めようとしたときに党内での意見統一が出来ず、結局、何も前に進めることができない、という事態を招いていたという部分があったのではないか。
それを、野田さんは選挙の公約という踏み絵を踏ませることで、ひとつにまとめようとしている。結果、次々と離党者を続出させ、さらには民主党のオーナーとも言うべき鳩山さんまで追い出してしまったわけだが、少なくとも、これで、民主党は、以前とは比べ物にならないまとまった政党となったはずである。
たぶん、この選挙で民主党は負けるだろうし、与党の座からも落ちてしまうだろうが、はっきりいって、これからの民主党は、なかなか侮れない存在になるのではないか。
いよいよというか、ついにというか、もう12月である。
早いもので、今年も、あと一ヶ月である。
だが、今年は、年末を迎える前に衆議院選挙がある。
正直、来年夏の衆参同時の、さらにAKB48の総選挙と同時のトリプル選挙を期待していただけに、それは少し残念である。
半月くらい前の党首討論における野田首相の逆ギレ解散宣言での驚き以来、実は、意外なことに野田さんという政治家をかなり見直している。
はっきり言って、この時期の解散は、民主党にとっては自殺行為であると思う。もっとも、それが来年の夏になったからといって、状況が民主党にとって好転するとは考えにくいが、半年以上の時間があるわけだから、その間に、何かプラスとなる材料が出ないとも限らない。
それなのに、あえてこの時期に解散を打って出た野田さんの心境は複雑なものがあるとは思うが、少なくとも、解散後の野田さんの動きは、政治家として優れていると認めざる得ないのでなかろうか。
考えてみれば、民主党政権において、前の二人の総理は散々だったが、野田首相そのものには、これといった失政はないのではないか。
確かに、消費税増税という国民の反感を買うことはしたが、その意味は、歴史が判断することで、必ずしも失政とは言い切ることは出来ないのではないか。
民主党の致命的な弱点として、その経験不足からくる制作実行力の無さというものもあるが、それと同じくらい致命的な弱点として、単なる人数の寄せ集めであるがための、党としてのまとまりの無さというものがあったと思う。
そのまとまりの無さが、何か大事なことを決めようとしたときに党内での意見統一が出来ず、結局、何も前に進めることができない、という事態を招いていたという部分があったのではないか。
それを、野田さんは選挙の公約という踏み絵を踏ませることで、ひとつにまとめようとしている。結果、次々と離党者を続出させ、さらには民主党のオーナーとも言うべき鳩山さんまで追い出してしまったわけだが、少なくとも、これで、民主党は、以前とは比べ物にならないまとまった政党となったはずである。
たぶん、この選挙で民主党は負けるだろうし、与党の座からも落ちてしまうだろうが、はっきりいって、これからの民主党は、なかなか侮れない存在になるのではないか。