政府、社会の問題、提言など

社会、経済、政治などの問題点について投稿して行きます。 又、テレビ報道しない重要な出来事や、注目すべき出来事も対象です。

少し前の国会、「農林水産委員会?」だったか、世界各国で使用禁止されている除草剤について、野党議員が、「何故、日本は、使用させているのか?!」と指摘していた!。

2019年03月20日 21時12分21秒 | 食/医療

MONSANTOのサイトより ~ グリホサートとは?
http://www.monsantoglobal.com/global/jp/products/pages/what-is-glyphosate.aspx
http://www.monsantoglobal.com/global/jp/improving-agriculture/PublishingImages/what-is-glyphosate.jpg
*モンサント社は昨年6月に、バイエル社に買収された。



グリホサートは、世界各国で、発がん性がある物質という事で、使用禁止にしている除草剤だが、日本は、いまだに使用させている。

多くの国民が危険に曝されているが、何故禁止にしないのか?!。


ガンばかりではなく、ごく微量のグリホサートが、脂肪肝疾患を引き起こす事も報告されているようだ!。

脂肪肝疾患になれば、その後は、「肝炎」、「肝硬変」となり、最終的には「肝臓癌」に変化してしまう。

薬剤規制しないと、国の医療費などもその分だけ増大する事にもなる。


除草剤グリホサートについては、最近では、医療目的のワクチン薬剤からも検出されているようだ。

政府の早急な対応が求められている。




記事参照。


くらし・医療
【タグ】グリホサート|ラウンドアップ|農薬|除草剤
除草剤グリホサートと健康被害、 因果関係を示唆する結果が続々
天笠啓祐|2018年2月17日6:23PM

除草剤の主成分であるグリホサート。2Aにランクする発がん物質ですが、がん以外にも健康への影響が大きいと、世界各地で実験や検査が行なわれています。


WHOが発がん物質にランキング

いま、世界的に除草剤グリホサートの危険性が問題になっている。

グリホサートは、世界でも日本でも最も売れている除草剤「ラウンドアップ」の主成分。遺伝子組み換え作物の栽培地域では、栽培面積の広がりに加えて、除草剤が効かない耐性雑草の増加により使用量が増え続け、健康被害が拡大してきた。

2015年3月、WHO(世界保健機関)の専門家機関のIARC(国際がん研究機関)が、グリホサートを発がん物質「2A」にランクした。

IARCのランク付けは1~4の4段階で、2はAとBの二つに分けられており、2Aにランクされると発がん性が強く疑われることになる。





さらに今年に入り、英国で新たな動物実験の結果が報告された。ごく微量のグリホサートが、脂肪肝疾患を引き起こすというもの。

実験は、英国ロンドン大学キングスカレッジのマイケル・アントニオらが行なった2年間の長期実験で、人が飲む飲料水の濃度に匹敵する4μg/㎏/日というごく微量のグリホサートを摂取し続けただけで、非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)になった。

これは通常は肥満の人に見られる疾患で、症状としては、疲労、衰弱、食欲不振、吐き気、腹痛、血管への影響、黄疸、浮腫などがある。

この論文は査読を経て『サイエンティフィック・レポート』誌オンライン版2017年1月9日号に掲載された。

研究チームは肝臓を分子レベルで検査したが、そこでは細胞の損傷、重度の脂肪肝疾患、細胞に壊死などが見つかっており、人への影響が懸念されると述べた。

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【タグ】グリホサート|ラウンドアップ|農薬|除草剤



http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2018/02/17/除草剤グリホサートと健康被害、-因果関係を示唆/





くらし・医療
【タグ】グリホサート|ラウンドアップ|農薬|除草剤
除草剤グリホサートと健康被害、 因果関係を示唆する結果が続々
天笠啓祐|2018年2月17日6:23PM

「デトックス・プロジェクト」が尿検査した結果

「グリホサートは神経毒性のある化学構造をしている」と指摘したのが、黒田洋一郎(元東京都神経科学総合研究所研究者)。

以前、帝京大学医学部の藤井儔子が除草剤「バスタ」の主成分グルホシネートを用いて行なった動物実験で、母親への投与で子どもが噛みつきが増すなど行動への影響が起きていた。

そのことを紹介した際に、グルホシネートとグリホサートは同じ有機リン化合物であり、偽神経伝達物質と類似の構造を持ち、神経毒性を持ち得ると述べた(岩波書店『科学』2004年8月号)。

さらには仏カーン大学による動物実験などで、グリホサートによる内分泌攪乱物質としての疑いがもたれている。

今回の肝臓への影響について、米国環境保護局の科学者レイモン・シドラーは、内分泌攪乱が原因として疑われると指摘している。

米国では市民によって、食品中のグリホサートの残留検査が行なわれてきた。

遺伝子組み換え食品に残留するグリホサートが原因だと思われる健康障害が拡大してきたからである。

「デトックス・プロジェクト」という農薬問題への取り組みが、2015年に米国有機消費者協会とカリフォルニア大学サンフランシスコ校の協力を得て、米国で初めて人の尿中のグリホサート濃度を検査して発表している。

その際、サンプルの93%からグリホサートが検出された。

また市民団体の「マムズ・アクロス・アメリカ(米国の母親)」が、子どもたちへの影響が大きいとしてワクチンを購入し検査機関に出したところ、5種類からグリホサートが検出された。

原因は、ワクチン成分の安定剤として用いられているゼラチンにあった。

このようにさまざまな形で、グリホサートによる人体汚染がわかってきた。

このような市民の取り組みを受けて、今年1月から、グリホサートが健康に及ぼす影響に関する大規模プロジェクトが、デトックス・プロジェクトによって取り組まれることになった。


(『週刊金曜日』2017年2月17日号掲載)

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