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中能登くいだおれ日記 ~チェッ、はいだるい!~

おいしいもの、おもしろいものを勝手に紹介する自己満足的ブログです。

新食感激!吾・いち

2017-11-24 | 日々のつれづれ
久しぶりに吾・いちに行ってきました。
言わずと知れた我らが同級生、吾一郎料理長のお店です。


今回は全てお任せで『儲かるがにしといて(笑)』とお願いしました。

まずはふろふき大根とアオリイカのお刺身。

大根は酢味噌で、アオリイカは塩が振られており、すだちを絞っていただきます。
大根は上品な甘さ、アオリイカはとろりとした食感で、こちらも塩で引き立った甘さが味わえます。

お椀は鯛と厚揚げ。

透き通ったダシに柔らかくあっさりとした鯛の自然な旨味、
厚揚げの食感と旨味が競演しています。

香箱ガニ。

こちらはシンプルに三杯酢で。
酸味は控えめで、カニの旨味が引き立ちます。
内子と外子の二つの食感もお約束で入っています。

お造り。

ヒラメ、梅貝、佐渡ヶ島のブリ。
美味しい!

盛り合わせ。

胡麻豆腐、柿の白和え、焼き鮭、里芋のあられ揚げ、サツマイモのレモン煮、鴨、
蛸の柔らか煮、茄子の揚げ出し。
美味しい!!

水菜と鶏つくねのスープ。

あっさりしていて鶏の旨味もしっかりと!

カブと蓮根だんごのあんかけ。

カブが甘い!蓮根もちもち!
ダシまで旨い。

ご飯。

ん?茶碗蒸し?
と思ったら
『ご飯の玉しめです』とのこと。
茶碗蒸しの底にご飯が!
ここまででもうお腹いっぱいでしたが、これは新鮮な驚き!
美味しくいただきました。

デザート。

豆乳プリンキウイソースがけ。
あっさりした甘さのプリンにキウイの酸味がアクセントになってさっぱりいただけました。

子供たちにはたぬきうどんとポテト。

ダシが美味しくて全員完食でした!

奥さまの丁寧な接客もいつもと変わらず好感が持てました。
家族五人、このお料理のクオリティに飲み物込みで12000円はお得!
料理長も普段会えばただのオッサン。
仕事になればスイッチが入り、ミシュラン料理人の実力を発揮します。
「(忙しい)日曜日に来てごめんな」というと「ホントやわい」と笑っていた料理長でした。
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2015.5.22 宮城峡マイウイスキー塾 一日目 その4

2016-03-24 | 日々のつれづれ
ニッカが誇るカフェ式連続式蒸留器を後にして構内を歩いて行きます。
こちらは穀物貯蔵棟。


さらに建物の中に入ります。
通されたのは糖化槽。
粉砕された穀物と水を加温して糖化させる作業です。


続いて制御室に通されました。
いくもの画面が並び、作業員の皆さんが刻々と表示される数値に目を凝らしながら品質管理をしているそうです。
この部屋はニッカの秘密だらけだそうで、撮影は厳禁でした。

続いての工程は発酵棟。

直径三メートルほど、高さは五メートルほどの発酵槽が並ぶ部屋です。
こちらの部屋はビールのような香りが立ち込めていました。
それもそのはず、麦芽を発酵させる工程まではビールとよく似ているからです。
見学したのは発酵槽の下から二、三メートルほどの高さに設けられた場所。
発酵段階では酸欠状態になる危険もあるため、低い場所は危険なのだそうです。
ここで発酵段階での原酒の素を試飲。
気の抜けたビールみたいな味でしたよ。

続いては蒸留棟。
単式蒸留器(ポットスチル)が並んでいます。

余市蒸留所との違いは加温の方法と形です。
余市では石炭直火蒸留が有名ですが、こちらは蒸気で加温されているそうです。
また、ポットスチルの形も余市は円錐形のストレート型ですが、宮城峡はくびれのあるバルジ型。
これによって蒸留器の中での対流が起こり、余市とは微妙に違った味わいの原酒ができあがるのだとか。
不思議なものですねー

そしてニッカのポットにはしめ縄が巻かれています。
これは造り酒屋である竹鶴氏の生家で、日本酒の発酵樽に巻かれていたしめ縄を模したもので、
酒造りは神聖なものとする竹鶴の考え方によるものなのだそうです。

まだつづく。
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2015.5.22 宮城峡マイウイスキー塾 一日目 その3

2015-10-06 | 日々のつれづれ
キルン塔を後にして案内されたのは蒸留棟。
その中でも宮城峡にしかなく、このマイウイスキー塾の目玉の一つとも言える“カフェ式連続式蒸留機”を目の当たりにします!
こちらは一般見学者には公開されない貴重な体験でした。


『SNSなどに建物内部の写真は載せないで』というのが蒸留所スタッフからの注意事項でしたが、

このカフェ式連続式蒸留機(以下カフェスチル)はニッカのHPでも公開されているので載せてしまいます!
蒸留棟に入ると真夏のような暑さが覆いかぶさってきます。
建物内部は階の仕切りはなく、三階建てぐらいの長く大きな機械がそびえ立っていました。
これがニッカの至宝カフェスチルです。

この装置は箱状の容器が42段積み重なった棟が二本並んだ形状で、
装置下部に投入されたもろみが蒸気で熱せられ、気化したアルコールが次々と上の容器に上がっていき、
徐々にアルコール度数が高められていくものだそうです。


カフェスチルには「グラスゴー 1963」と製造された場所と年号が記された銘板が取り付けられていました。

この装置を発注した当時、すでに極めて旧式だったというカフェスチルですが、
原料由来の香味成分をよく残すということで、竹鶴政孝が特にこだわった装置だったそうです。
このカフェスチルから生み出されるグレーンウイスキーは、
それ自体はウイスキーとして特段すぐれているものではないそうですが、
モルトウイスキーとブレンドしたときに互いの個性を引き立てあった複雑な旋律を奏でるウイスキーが生まれるのだそうです。

竹鶴政孝が宮城峡に蒸留所を造った狙いがまさにそれ。
余市で生み出されるものとは違った味わいのモルトウイスキーや、
ブレンデッドウイスキーのためのグレーンウイスキーを生み出すためだったそうです。
本場スコットランドで言われるハイランドが余市、ローランドに当たるのが宮城峡なのであります。
竹鶴政孝が描いた理想を実現する場所だったのです。

竹鶴こだわりのカフェスチルと並んでそびえ立っていたのが後年になって導入された改良型カフェスチル。

連続式蒸留機棟の暑さは竹鶴氏の情熱の熱気にも感じられました。

つづく
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2015.5.22 宮城峡マイウイスキー塾 一日目 その2

2015-08-18 | 日々のつれづれ
新川川のほとりから案内されたのは工場敷地内のゲストハウス。
いわゆる売店です。
ここには創業者である竹鶴政孝と妻リタに関係する資料が展示されています。

政孝がスコットランドでウイスキー造りを学んでいた頃の詳細な直筆ノートや、
創業当時の会社の書類、
リタ夫人の手紙や在日外国人の証明書、読書家であった彼女の愛読書などが並んでいました。

ゲストハウスを出て屋外に展示されていたのは一台のポットスチル。

高さは二メートルちょいといったところでしょうか。
これは創業当時に余市蒸留所で使われていたポットスチルで、
連続ドラマ「マッサン」の撮影のためNHKに貸し出されていたものだそうです。
最近戻ってきて再び台座に据えられて展示されています。
容量は200リットルほど。
創業当時の生産力がいかにささやかなものだったかを偲ばせます。

更に敷地内を歩いていくと、まず目に飛び込んできたのはそびえ立つキルン塔(乾燥棟)



こちらは原料となる麦芽を乾燥させるための施設で、
水につけて発芽させた麦をピート(泥炭)でいぶしながら乾燥させることによって、
ウイスキー特有のスモーキーな香りを原料に付けることになります。
ただ現在は麦芽の乾燥作業はニッカとして一括で行っているそうで、
この施設は使われていないのだとか。
それでも蒸留所のシンボルとして現在もゲストを迎えるようにそびえ立っています。
それはもう美しい姿でしたよ。

つづく
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2015.5.22 宮城峡マイウイスキー塾 一日目 その1

2015-06-13 | 日々のつれづれ
ウイスキー好きが高じてニッカのマイウイスキー塾に申し込んでみたところ高倍率の中で運よく当選!
妻の後押しもあり、珍しく平日から連休を取って仙台へ向かいました。
マイウイスキー塾とは、蒸留所の見学や講義を通して深くウイスキーについて学び、
さらに十年後に出来上がるマイウイスキーを仕込むという企画です。

夜行バスに揺られて初めての東北に降り立ちました。
電車は平日でも賑やかな仙台駅を離れ住宅地を抜けて、やがて景色は山間部へと移っていきました。
線路は単線で見慣れた能登の山間部にそっくりな風景が続いていました。

仙台駅から訳40分、作並駅に到着です。
けっこうな山間地ですが、ニッカウヰスキー仙台工場の最寄駅とあって、
観光客らしき人がバラバラと降り立ちます。

駅のホームには宮城峡蒸留所の歓迎看板がありました。

駅舎を出るとすぐに『ニッカウヰスキー マイウイスキー塾』と書かれた我々専用のマイクロバスが出迎えてくれました。
今回共に参加するであろうメンバーが10人ばかり乗り込み、バスは出発しました。

民家もまばらな山間道を5分ほど走るとすぐにニッカの仙台工場が見えてきました。
バスは広大な敷地をぐるりと回り、マイウイスキー塾の拠点となる事務棟に着きました。

ここで参加者は作業服に着替え、安全靴とヘルメットを貸与されます。
まずは講義室のテーブルに着き、開講のセレモニーと二日間の流れの説明を受けます。
それからニッカウヰスキー宮城峡蒸留所の成り立ちや、ウイスキーに関する予備知識を映像で見せてもらいます。
今回の参加は定員どおりの20名。
関東組が多いようでしたが、大阪、長野、石川の僕も居ました。

そして昼めしです。
ニッカさんが用意してくださった昼食会場へ再びバスに乗り込み5分ほど。
着いたお店はレコパン・ドゥ・カンパーニュ
風景に溶け込んだログハウスのレストランです。

メイン料理は仙台牛の赤ワイン煮。
温かいバゲットにサラダ、枝豆のスープでした。
デザートはなにかしらのベリー系のケーキ(^^;
お肉はホホ肉なのかなぁ。なかなかおいしかったですよ。
食事を囲みながら、初対面でしたが共通の趣味で集まった同志です。
少々会話を楽しみました。

再びバスで仙台工場に戻り、マイウイスキー塾の開始です。
まず案内されたのは工場敷地横の清流でした。




岡島講師を囲んで皆聞き入ります。
かつて余市蒸留所に続く第二の蒸留所建設を目指していた竹鶴政孝。
その命を受けて候補地を探していたある社員が宮城から山形へ続く山間地に、
ふと開けた土地があることに気づきました。
熊笹が生い茂る土地を横切って進むとそこには清流が流れ、
適度な湿度と良質な草炭(ピート)もあることがわかりました。

そしてその場所を訪れた竹鶴翁は、持参したブラックニッカをその清流の水で割って飲み、
その清らかな水に感動して第二の蒸留所の建設地に決めたということです。

偶然にもその清流は新川川(にっかわがわ*当時はにっかわと呼ばれていた)という川で、
ニッカの社名とそっくりでした。
そういうエピソードから、宮城峡蒸留所の建設は約束されていた『約束の地』と言われているのだそうです。

川べりに点在する人工物は、その地下から新川川の伏流水をくみ上げる装置なのだそうです。
見渡す限り緑に囲まれた素晴らしい環境でした。

さていよいよ本格的に蒸留所の見学へと参ります。
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伊達

2015-06-01 | 日々のつれづれ
宮城峡蒸留所へ行ったからにはここでしか買えないウイスキーを買わねばなりません!
まずはこれを買わずに帰れないと思っていたのが、宮城県内限定販売の「伊達」

通常のモルトウイスキーではなく、
竹鶴翁がこだわった宮城峡蒸留所の名機、
カフェ式連続式蒸留機から生み出されるカフェモルトとカフェグレーンによるブレンデッドウイスキー。
ピート感は抑え目、キャラメルプリンのような甘い香りで、
ストレートでも柔らかく飲みやすい、バランスの取れたウイスキーだと感じました。

以下はまだ開封していない180mlのミニボトルです。
シングルモルト宮城峡 シェリー&スイート

シェリー樽熟成ならではの華やかな香りなのかなと期待。

シングルカフェグレーン12年 ウッディ&メロウ

一度は飲んでみたかったニッカのグレーンウイスキー。
グレーンウイスキーとは、麦芽を原料とするモルトウイスキーに対し、
トウモロコシを主原料とするウイスキーで、バーボンなども分類的にはグレーンウイスキーですね。
本場スコットランドではグレーンウイスキー単体で販売されることはまずないそうで、
モルトウイスキーとブレンドするための材料なのだとか。
竹鶴翁も本物のウイスキーはブレンデッドウイスキーにある。
そのためにはグレーンウイスキーを造る必要があり、そこで導入されたのがこだわりのカフェ式連続式蒸留機だったとか。
モルトウイスキーに比べると味に個性がないとも言われますが楽しみであります。

シングルモルト宮城峡 1990's

1990年から1999年までの宮城峡モルトで造られたウイスキー。
大きな声では言えませんが、この180mlボトルで6480円!
とてもフルボトルは買えないお値段でしたが、今や原酒が少なく希少な一品であります。

本当は1980'sも欲しかったのですが、ミニボトルでも15000円以上。
諦めました(^^;

蔵出し51度三本セット

蔵出しとありますが、本当に樽から出したままの原酒ならアルコール度数は55度以上はあるはずです。
蔵出しとは言いますが、多少加水などがされているようです。
三本セットでも比較的手を出しやすいお値段だったので、まぁ記念品程度ということで味はそんなに...ね(^^;

マッサン人気以降、ウイスキーブームで以前の三倍以上の売れ行きが続いているというニッカさん。
しかし熟成に年月のかかるウイスキーですから、無尽蔵に商品を出荷できるものではありません。
原酒の量にも限りがあり、シングルカスクのような希少な商品は店頭に出せない状況のようです。
竹鶴17年や余市15年、宮城峡15年あたりの程よい熟成年とお値段の商品も売り切れ。
熟成年の若い商品か、20年以上熟成のセレブ価格の商品ならなんとか店頭に置けるのかなという状況のようでした。

ウイスキー人気の過熱も難しいものですねぇ。
さて今夜もウイスキーな夜を(^^)


追記
ウイスキー塾の懇親会で出された「宮城峡シングルカスク10年」
これは貴重で飲まないわけにはいきません!
みな乾杯直後にボトルへ群がりました。
あっという間に空いてしまったわけですが、当分お目にかかれないシングルカスクです、
記念に僕が空のボトルを頂いて帰ってきました(^^v

帰りの道中、瓶が割れないよう気を遣っていたわけですが、
この空瓶に気を取れれていたおかげで後に大失態を引き起こしてしまうとは...
この時にはまだ思いもしませんでした(^^;
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ブルーベリーと焼肉丼

2014-07-09 | 日々のつれづれ
能登町のやなぎだ植物公園に隣接するブルーベリー園へ、ブルーベリー狩りに行ってきました。
我が家のブルーベリーと違って、どの木にもたわわに実が成っています!

長女は摘み取りが楽しいようで、「好きなだけつまんで食べていいんだよ」と言っても黙々と摘み続けます。
どうやら摘み取ったものをゆっくり食べるのが楽しみだったようで、園内のテーブルでゆっくり食べていました。

食べて減った分はまた摘み取って、持ち帰り用のタッパー山盛りにしてきましたよ。
僕はフルーツが苦手なのですが、元を取るべくがんばって食べていました。
20粒は食べたかなぁ。
それが僕の限界でした(^^;

料金は大人1000円、小人500円、園児以下無料。
摘み取る楽しさと食べ放題で決して高い料金ではないでしょう。

息子はまた違った楽しみがありました。
ブルーベリーの木にはカミキリムシがやって来るようで、彼は九割方そちらが目当てでした(笑)
去年も一匹捕まえてご満悦でしたが、今年は入園するなりカミキリを探し始めて、
ゴマダラカミキリ二匹と、名前不詳の小さなカミキリ一匹を捕まえてほくそ笑んでいました。


ブルーベリーでおなか一杯にするわけにはいかず、次は腹ごしらえに。
やなぎだ植物園に来る途中の珠洲道路沿いに気になる店があったので寄ってみます。
能登豚丼の看板が目に付いたとんとん家です。
店の入り口には営業時間11:30~14:00と書かれてありますが、着いた時刻は間もなく14時。
戸をあけて「まだいいですか?」と聞くと、すでに厨房の掃除を始めていた女性が「あ、は~い」と複雑な返事。

とりあえず入店。
店内は少し年季が入った定食屋の雰囲気で、にんにくの香りが漂っていました。
小上がり席もあったので子連れにはありがたい。

壁にはメニューの写真と人気ランキングが張り出されています。
テーブルにあったメニュー表を見ると、丼ものにうどん、ラーメン、カレーと幅広いラインナップ。
僕は人気No.1と書かれてあった韓国風焼肉丼を注文しました。

これがなかなか旨い!
辛さと甘さのバランスが絶妙なピリ辛タレを絡めたご飯に、ジューシーな豚バラと程よく火が通った玉ねぎが乗っています。
にんにくの香りもプンプンでしたがこの味は大ヒットでした。
味噌汁とお新香が憑いて780円。
僕にとっても量は満足できるもので、リーズナブルと言えるでしょう!

息子はカレーうどんを注文。
子供には辛くないかと思いましたが、「おいしいおいしい!」と言いながらほぼ完食。
これもまたすごくいい味のカレースープでした。
娘のかけうどんもおいしい出汁でしたし、妻のざるそばもコシがあってなかなかでした。
この様子ではソースかつ丼やマーボー丼、豚すき焼き丼などもきっと期待を裏切らないでしょう。
能登にあって海鮮に頼らずここまで肉をメインに据えた店も珍しいですね。

店主とおぼしき女性も最初の気のない返事とは裏腹に、
取り皿を出してくれるなど子供にも気を遣ってくれて感じのいい応対でした。
会計時には能登のいも菓子を人数分サービスしていただきました。

この食堂に隣接しているのは菓子工場。
どうやらいも菓子会社がやっている食堂のようでした。
僕はこのいも菓子も好きなので嬉しかったなあ。

おいしい楽しい能登の旅でございました。
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カブクワ日記2014

2014-04-26 | 日々のつれづれ
春も本番となり、冬を過ごしたカブトムシの幼虫たちが活発に動き出す頃です。
この時期に飼育マットの最終交換を行います。

冬を越したマットをやさしく掘り返すと、丸々と成長した幼虫たちが出てきました。




息子も娘も大興奮!
二人で順番を争いながら新しい飼育マットに移していきました。


幼虫だってオトモダチ~


役30匹の幼虫を確認して、衣装ケース二つに移しました。
これで世話は終わり。
六月ごろには蛹になり、七月中旬ごろには成虫となって出てきてくれるはずです。
特に大きな♂の幼虫を二匹選り分け、蛹から羽化まで観察できるように瓶に入れました。

彼らは堅い壁が好きなので、うまくいけばビンの外から確認できる場所に蛹室(ようしつ)を作ってくれることでしょう。


そしてクワの方も放っておく訳にはいきません。
昨秋捕まえたノコギリクワガタの♀から採集した卵と幼虫は27。
幼虫は全て初齢で、体長5mmほどの小さな奴らでした。
クワガタの幼虫は共食いや傷つけ合うこともあるので単独飼育が基本。
晩秋の寒風が吹き始める頃、
空き瓶に飼育マットを詰めて、27個の飼育容器に移してやりました。


そして今週成長具合を確認したところ、
生存していたのは12匹。
それも1cmあるかないかで、ほとんど成長はしていませんでした。

カブトムシは幼虫から成虫、そして一生を終えるまで一年のサイクルですが、
クワガタの多くは幼虫で2年過ごすものや、
羽化して成虫になっても、朽木や土の中で一年間休眠するという性質を持っているそうです。
昆虫の世界の不思議であり、神秘であります。

したがって我が家の小さなノコの幼虫も、あと半年から一年は幼虫のままでゆっくり成長してくれることでしょう。
新しい飼育マットに移して健やかな成長を祈りました。

そしてもう一つ、
カブクワ日記2013で飼育の様子をお見せしたコクワガタ。
春になり菌糸瓶の食痕も増えてきました。


瓶の外から見える幼虫はかなり成長しています。
蛹から羽化すると多少縮むとはいえ、すでに親の体長をはるかに超えて成長しています!
これは楽しみだ!
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いつ来ても新鮮な驚き『吾・いち』

2014-03-04 | 日々のつれづれ
久しぶりに我らが大島料理長の店、吾・いちへ行ってきました。


まずはよもぎ豆腐、大根とスモークサーモンの酢の物。

以前はごま豆腐でしたが、今回は目にも鮮やかなよもぎ豆腐。
食感はごま豆腐同様もっちりで、あとから爽やかなよもぎの香りが追ってきます。
酢の物も大根とサーモンの相性がバッチリで、大根は丁寧に四つ折りされて手が込んでいます。

次は鯛のお吸い物。

鯛の身は蛇腹に包丁が入れられ、
片栗粉の衣をまとっているので出汁に絡んでおいしい!
菜の花が添えられて春の彩です。

ごぼうとセリ、桜海老のかき揚げ。

薄い衣でサクサクの食感。
ゴボウ、セリ、桜海老、それぞれの香りが絶妙のハーモニーです。

お造りはイカ、甘海老、サヨリ、ヒラメの昆布〆、天然鰤トロの炙り。

どれも少量ずつですが丁寧に仕込みされていることを感じさせます。
刺身のツマの細工も細かくて美しい!

メダイの焼き物。

脂が乗ったメダイを西京漬け風に漬け込んで焼いてあります。
皮までうまうま!
添えてあるのはお豆にクリームチーズを挟んだものと、だし巻き卵。
どれも絶品!

タコのぬた、あさり、長芋とトンブリの和え物三種。

この辺りになるとアルコールが回って、大分説明を忘れています(^^;
しかし揚げ物、脂が乗った焼き物と来て、さっぱりした和え物で味覚を変えるのは見事な構成!

蕪、里芋、厚揚げ、麩の炊き合わせ。

あっさりしながらも蕪の甘みや素材の味が生きていました。

鯛めしと赤出汁に漬け物。

すでに満腹でしたが、この鯛めしの旨いこと!!

最後はフルーツのジュレで締め。

子供達にはうどんと唐揚げを頼んでおきましたが、
うどんは関西で言うところのきざみうどん。
唐揚げもにんにく醤油の竜田揚げ。
大島料理長、子供向けにも手は抜きませんね!
息子はうどんが気に入っておかわりしてました。

この日は他にお客さんが居なかったこともあり、
料理長と素敵な奥さんがうちの子供達の話にレベルを合わせて付き合ってくれていました(^_^)
サンキューです!

あまり頻繁に行けないのが残念ですが、いつ行っても目にも口にも新鮮な驚きをくれる料理ばかり。
とても贅沢な時間を過ごさせてもらいました。
仕事以外ではしょうもないことを言い合っている同級生ですが、
大島料理長、とても立派な職人だとちょっとだけ尊敬してますよ(笑)
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スーホルムカフェ

2013-11-04 | 日々のつれづれ
富山市のSOHOLM CAFE+DININGへ行ってきました。

インテリア販売のACTUSがプロデュースする店で、
北欧をコンセプトにインテリアや雑貨を配した店内です。
傍若無人な振る舞いをする子連れで入るのは少々憚られましたが(^^;

“スーホルム”の意味は分かりませんが、スカンジナビアの言葉っぽいです。
店内の黒板にはムーミンが描かれていて、
北欧のインテリアや雑貨が好きな人には雰囲気も楽しめそうです。

僕はたっぷり茄子のボロネーゼのランチセットを。

これにスープ(ミネストローネだったか?)と飲み物が付いてきます。
上品なサイズにカットされた茄子とたっぷり挽肉がトマトソースとよく合います。
生パスタだそうで、妻が注文した普通のパスタと比べたらやっぱり食感が違います。
絶妙なモチモチ感でした。

妻が頼んだのはミニオムライスとパスタに蒸し鶏とマッシュポテトとサラダのセット。

パスタはベーコンとほうれん草のクリームパスタ。
オムライスはふわふわ卵とケチャップライスの間にチーズが入っていて、
これにかけられたデミグラスソースがまたうまい!
クリームパスタも妻の好みにストライクだったそうです。

ランチセットには軽くとーすとしたバゲットも付いてきて、
これがお代わりできるとのこと。
みんなでつまんだので、当然お代わりいたしました(^人^)

子供たちはミニオムライスとミニハンバーグにポテトとジュースが付いたキッズプレートを。
傍若無人な子供らですから、
それぞれの好みのものをちょっとつまんで後は自由行動(笑)
他のお客さんの優雅なランチタイムを邪魔しないかヒヤヒヤものでした。
チーズ入りふわふわオムライスの絶品デミソースがけは、
子供たちに理解してもらうのは無理だったか(^^;

デザートにはティラミスとパンナコッタの二種盛りを注文。
これにアイスクリームが付いたデザートプレートとなって登場。
このティラミスも妻のどストライクだったそうです。
このアイスを食べた息子は「うん、スーパーカップやな」と(笑)

見た目も味もおっしゃれーな料理は意外とリーズナブルなレベルでしょう。
妻曰くメガ盛りが評価の基準だという僕にとっては腹八分の量でしたが、
子供たちが残したものでちょうど満腹。

ショーケースに並べられたケーキをテイクアウト。

妻がバナナのケーキとベイクドチーズケーキをチョイス。
このバナナのケーキがまた絶品!
上品に煮てあるバナナは洋酒の香りがしつこくなくて甘さもいい加減です。
生地にはクラッシュチョコも混ぜ込まれ、表面はキャラメリゼしてあるのかしら?
僕は1ホールでもイケますね!

ベイクドチーズケーキもまたうまし!

よくあるチーズケーキとはちょっと変わったチーズの香りと程良い酸味でどんどんイケます!
なかなかおいしゅうございました!
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