コットンボール

コットン気分で♪

呉下の阿蒙にあらず

2008-11-02 13:03:12 | 012 徒然
友人からのメールで、レッドクリフの映画を観てきたがとても良かったと言って来た。
どんな映画かとサイトを見てみると、三国志が元になっている映画ではないか!

おぉ~三国志と言えば、しんさん!(笑)
かつてPCに疎かった私がインストラクターとなって再会した時に、

「呂蒙が魯粛に言った言葉を思い出した」

と言ってくれたのだけど、当時(今もか(笑))、三国志を読んだこともなく、ググる力も気力もあまりなく、どんな故事成語だったのか、結局わからずじまい。。。

で、レッドクリフのサイトをいろいろ見ていたらあったあった!(笑)

7年?8年?ぶりに、解決(爆)


呉下の阿蒙にあらず(ごかのあもうにあらず)

漢文表記 非復呉下阿蒙
出  典 「呉書・呂蒙伝」注「江表伝」

由来・逸話
呉の将 呂蒙は、かつては武勇一辺倒であったが、孫権の奨めで学問を修め、やがて豊かな学識をもった人物に成長した。

その評判をきき、同じく呉の将で周瑜の後任となった魯粛が彼に会いに行った。
はじめは呂蒙を軽蔑していた魯粛だが、その評判通りの姿を見て取って、彼の背中をトントンと叩きながら言った。

「私は君が武略一点ばりだと思っていたのだが、今では学識も豊かになり、昔の呉下の阿蒙と言われていた頃とは見違えるようだ」と。

⇒「士別れて三日なれば、即ち更に刮目して相待すべし」
意  味 成長の著しい人物を例えて言う。単に「呉下の阿蒙」と言うときは、成長のない者という意味になる。



まぁ、一応、ほめ言葉みたいなのでうれしい事はうれいしのですが。。。
これで、昔の私がどれだけ、PCに疎かったかがわかるといふもの。。。(笑)

レッドクリフ、やっぱ、これは劇場の大画面で見るべきですよねーーー



あれれ?
でも、呂蒙が魯粛に言ったのなら、こっち??
どっちだったんだろう?
ま、どっちでも褒め言葉に変わりはないか。(笑)

士別れて三日なれば、即ち更に刮目して相待すべし
(しわかれてみっかなれば、すなわちさらにかつもくしてあいたいすべし)

漢文表記 士別三日、即更刮目相待

出  典 「呉書・呂蒙伝」注「江表伝」

由来・逸話
呉の将 魯粛は、かつて武勇一辺倒であった呂蒙が一念発起して勉学に励み、豊かな学識を備えた人物となった、との評判をきき、呂蒙に会いにいった。
事実その評判通りであったため、魯粛は「呉下の阿蒙にあらず」と声をかけた。
それに答えて呂蒙が語った言葉。

⇒「呉下の阿蒙にあらず」
意  味 優れた人物というものは、暫く会わないでいると、その間に大きな進歩を遂げているものなので、次に会ったときにはよく目を凝らして見直さなければならない。