名古屋でも延期とは……。

　昨日の夜、「徳光＆所の復活！えらい人グランプリ　15年分の偉人ＳＰ」という番組を見た。甲斐よしひろが審査員として出演するってんだから、そりゃ見ないわけにゃいかんでしょ。
　それなりに選りすぐった映像を流すだけあって、なかなか楽しめた。笑える箇所も多い。しかし、あまりにも全盛期の読売ジャイアンツばかり取り上げられるのには失笑。そりゃあ僕だって王さんや長嶋さんは偉大だと思うけど、ここまで臆面もなく「巨人・大鵬・玉子焼き」の時代の価値観を垂れ流すとはねぇ。日本テレビさん、完全に時代に逆行してますわ。
　しかし、なんで甲斐さん、この番組に出たんだろ。まあ、楽しそうだったからいいか。

　ところで、ついに名古屋シネマテークでも『靖国　YASUKUNI』上映延期だって。うむむむ。まあ、「中止」じゃなくて「延期」なのが救いだけど。
　この映画、そんなに「反日的」なんだろうか。右翼団体とかからの抗議が多かったりするんだろうか。しかし、もともと大きな公開規模じゃないんだから、さほど世間に影響を与えるとは思えないけどなぁ。あれだけ映画好きの間で話題になった『太陽』だって、公開されたことで世の中が大きく動いたりしなかったでしょ？　『靖国　YASUKUNI』に関しては予告編しか見ていないけど、たぶん淡々とした記録映画なんじゃないかな。いや、あくまで憶測ですが。
　関係ないけど、昨年『ハッピーフィート』を観た時は「すげー反日映画！」と憤ったもんです。で、そう感じた自分の愛国心の強さに、ちょっと驚きました。

　今週観た映画の感想も書きたかったんだけど、ちょっと時間がなくなっちまいました。えっと、とりあえず『Sweet Rain　死神の精度』が面白くなかったことだけお伝えしておきます。どうした、筧昌也。さっぱり才気が感じられないじゃん。