そもそも、松本人志に限らず世間一般で「笑いの天才」とか「笑いの達人」とか思われている者が好き勝手に作ったものは、ほとんどの場合、面白くない。ここ数年の映画で言えば、クドカンの『真夜中の弥次さん喜多さん』と三木聡の『ダメジン』が、その双璧だろう。しかし、『大日本人』はそれらを上回ると言うか下回ると言うべきか、とにかく、まったくもって笑えない。松本人志という芸人に好意的な感情を持っている僕でさえそう思うのだから、カンヌで外国人記者だかジャーナリストだかが酷評するのは当然でしょ。というか、失敗作であることは、さすがに本人も分かってるんじゃないかな?
ちょっとウケたのは、途中で名古屋が舞台になったこと。栄の真ん中の観覧車や「水の宇宙船」の辺りで大日本人と怪獣が闘うのである。これには少し笑った。
で、そのあと、名古屋のスナックのママが登場するのだが、これがどう聞いても名古屋弁じゃないのよ。その前に名古屋弁をネタにした歌(作詞・作曲は松本人志)を流したりしてるんだから、そこはお約束通り名古屋弁で笑いを取らなきゃ。ベタでいいから。
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トッパ
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