基本的に、気になってる作品以外の説明は省略。タイトルの下の<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>という文字をクリックすると紹介文を読めますので、そちらをご参照ください。
☆『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』(アメリカ)136分 <シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
シリーズ第2弾。僕としては、アベンジャーズ関連作の中で一番好きなキャラクターです。1作目も大好き。なので、できるだけ予備知識を持たずに臨みます。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高
☆『そこのみにて光輝く』(日本)120分 <シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
佐藤泰志の同名小説の映画化。函館を舞台に、それぞれ事情を抱えた3人の男女の姿を描いたヒューマンドラマ……らしい。ちょっと、いや、かなり重そう。でも見応えありそう。主演は綾野剛、池脇千鶴、菅田将暉。いい組み合わせのような気がします。
※上映館/伏見ミリオン座
◎『8月の家族たち』(アメリカ)121分 <シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
舞台劇の映画化だそうです。予告編の印象では、かなり辛辣なホームドラマっぽい感じ。特にメリル・ストリープ演じる母親が強烈そう。
※上映館/伏見ミリオン座/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
◎『かしこい狗は、吠えずに笑う』(日本)94分 <シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
ルックスが原因で孤独な毎日を強いられてきた2人の女子高生の姿を描いた青春ドラマ……らしい。ぴあフィルムフェスティバルで高く表されたそうです。
また、第23回日本映画プロフェッショナル大賞では新人監督賞に選ばれています→http://nichi-pro.filmcity.jp/
※上映館/名古屋シネマテーク
○『ある過去の行方』(フランス/イタリア)130分 <シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
『別離』でアカデミー賞の最優秀外国語映画賞に選ばれたアスガー・ファルハディ監督の新作。協議離婚のため自宅へ戻った男と元妻、その恋人、子供たちが織り成すサスペンスドラマ……らしいです。
※上映館/伏見ミリオン座
○『ROUTE42』(日本)93分 <シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
紀伊半島を一周する国道42号線を舞台にした青春ロードムービーだそうです。高岡蒼佑が出てるので、ちょい気になってます。
※上映館/シネマスコーレ
○『映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』(日本)97分 <シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
劇場版22作目。ここ数年すっかりご無沙汰してましたが、今回は『グレンラガン』も手掛けた中島かずきの脚本らしいので、気になってます。
※上映館/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高
○『レイルウェイ 運命の旅路』(オーストラリア/イギリス)116分 <シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
第2次大戦中に日本軍に捕われた英国人将校の壮絶な戦争体験を描いたヒューマンドラマ……らしい。実話に基づいているそうです。コリン・ファース、ニコール・キッドマンに加え、我らが真田広之も出演。
※上映館/センチュリーシネマ
○『ワレサ 連帯の男』(ポーランド)127分 <シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
アンジェイ・ワイダ監督の新作。「連帯」初代委員長であるワレサの自伝だそうです。かなり見応えありそう。
また、当時のポーランドでの検閲の実態と人々の暮らしぶりについてのドキュメンタリー『他人の手紙』も上映されるそうです(入替制)。
※上映館/名演小劇場
『シャドウハンター』(アメリカ/ドイツ/カナダ)130分 <シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
妖魔を退治する一族の子孫である少女が様々なクリーチャーと戦闘を繰り広げるさまを描いた冒険アクション……らしい。
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
『遺言 原発さえなければ』(日本)225分 <シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
福島第一原発事故発生直後から、3年にわたって飯館村の人々に密着して撮影したドキュメンタリー……らしい。なんと3時間45分!
※上映館/シネマスコーレ
<『パラダイス』3部作+1>
ウルリヒ・ザイドル監督の作品4本を上映。『パラダイス:愛』『パラダイス:神』『パラダイス:希望』の3部作と『インポート、エクスポート』。すんません、どういう監督なのか全然知りませんです。
※上映館/名古屋シネマテーク
『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』(日本)110分 <シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
劇場版18作目。あ、しんちゃんより少ないんだ。
※上映館/ピカデリー/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高
<掘り出しシネマ@ミッドランドシネマ・セレクション>
『母なる復讐』『スキンウォーカー・プロジェクト』『スリーデイズ・ボディ 彼女がゾンビになるまでの3日間』
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ
なんと妻夫木聡と池松壮亮が伏見ミリオン座に! 『ぼくたちの家族』舞台挨拶付き先行上映会だそうです。
http://www.eigaya.com/event/2014/04/10/bokutachi_0424/
あと、109では『相棒』の舞台挨拶で水谷豊や成宮寛貴などが来るみたい。
http://109cinemas.net/news/657.html
http://109cinemas.net/news/663.html
* * * * *
この1週間で観た映画は一本のみ。しかし、これ一本で満腹になるような濃密な作品でした。
●アデル、ブルーは熱い色
簡単に言っちゃうと、女同士の恋愛を描いた作品。とはいえ、主人公である女子高生は最初から自分がそっち側の人間と知っていたわけではなく、男子と普通に付き合ったりします。でも、それだとどうもしっくりこなくて、髪を青く染めた年上の女性に惹かれていくわけです。
この映画、179分もあります。とにかくもう、ひとつひとつのシーンが長い長い。長回しに近い感じで誰かの表情、もしくは誰かと誰かが話したり交わったりするところが延々と撮影されています。話題になっている「女同士の性行為」も必要以上に丹念に、というか執拗に描かれます。すごい迫力。
女性同士の恋愛を描いた作品ではありますが、結局のところ、相手が異性だろうか同性だろうが愛の形は大差ない、ということが描かれている気もします。いつしか二人の間には壁が生まれ、ついつい浮気しちゃったり嫉妬心が芽生えたり、はたまた生まれ育った環境の違いから価値観の違いが浮き彫りになったりします。そして、それ故に愛は冷めていくわけですが、そういう経緯って同性同士でもまったく同じだもんね。ひとつの愛の誕生から消失までを時に詩的に、時に生々しく描いた秀作でした。
ちなみに、チラシとかで主演の二人を見た時には特に魅力を感じなかったわけですが、スクリーンの中で動く姿を見ていたら、ものすごく惹かれました。特にアデル・エグザルコプロスは、フィービー・ケイツ~ジーナ・デイヴィス~ジェシカ・アルバ~ディアナ・アグロンと続く、僕の好きな顔立ち。簡単に言うと全体的に腫れぼったい、という感じでしょうか。すんません、上手い表現が見つかりませんでした。
読み終えた本は2冊。
●角川映画 1976‐1986 日本を変えた10年/中川右介
面白い! ちょっと前に読んだ『あかんやつら 東映京都撮影所血風録』と『東映ゲリラ戦記』もすごく愉快な本だったんですが、角川映画に関しては創世記からリアルタイムで知っているので(とはいえ実際に観たのは半分ぐらい)、とても懐かしい気分に浸りながら一気に読んじゃいました。相米慎二に関する逸話がほとんどないのは物足りなく感じましたが、まあ、それはそれ。
行動力のカタマリのような角川春樹にはただただ驚かされるばかりですが、それに負けず劣らず大林宣彦の発言や言動も常人離れしています。この二人の男を夢中にした原田知世が、80年代における角川映画の原動力になっていたような気もしました。
●誰も言えなかった戦後史: この国の選択は正しかったのか/田原総一朗・宮崎学
対談形式で日本の戦後を検証した一冊。60年安保で大バッシングされた岸首相は実際には安保条約を日本に有利になるように改定させるために尽力していたとか、自衛隊発足当時には共産党も国防のための組織の必要性を訴えていたとか、リクルート事件での江副氏は「冤罪」であり国策捜査の犠牲になったとか、なるほどと頷かされるエピソードが次々と語られます。
もちろん、何が正しくて何が間違っていたのかを簡単に判断することはできませんが、教科書に載るような記述が必ずしも正しいわけではないことは常に肝に銘じておこうと思ってます。
ちょっとテレビ情報。来週火曜のNHK『スタジオパークからこんにちは』に、甲斐よしひろが出演! 13:05~13:50です。当然ながらその時間は仕事中なので、抜け出してどこかで見たいと思ってます。……難しいかも。
http://www.nhk.or.jp/park/