基本的に、気になってる作品以外の説明は省略。タイトルの下の＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞という文字をクリックすると紹介文を読めますので、そちらをご参照ください。
来週はちょっと更新できないかもしれないので、今回は2週間分ドドッと。
＜2014年4月25・26日公開作＞
☆『アメイジング・スパイダーマン2』（アメリカ）152分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
説明不要ですね。楽しみです。1作目は今日テレビでオンエアされますね。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／イオンシネマ大高
◎『はなればなれに』（日本）86分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
えっ、ゴダールの映画？ じゃなくて、下手大輔という新人監督の初長編作のようです。
※上映館／シネマスコーレ
◎『イヌミチ』（日本）72分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
『接吻』の万田邦敏監督の新作。倒錯した愛を描いているそうなので、気になります。
※上映館／名古屋シネマテーク
◎『チスル』（韓国）108分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
第二次世界大戦終結後に起きた大虐殺「済州島4・3事件」を描いた作品だそうです。
※上映館／名古屋シネマテーク
○『ダリオ・アルジェントのドラキュラ』（イタリア/フランス/スペイン）110分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
『サスペリア』『フェノミナ』などで知られるダリオ・アルジェント監督による『ドラキュラ』の映画化だそうです。
※上映館／ピカデリー
○『テルマエ・ロマエII』（日本）113分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
説明不要ですね。大ヒット作の続編。と言いながらも実は前作を見逃したままです。明日、テレビでやるみたい。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／イオンシネマ大高
『相棒 劇場版III 巨大密室！特命係 絶海の孤島へ』（日本）114分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
こちらは劇場版第3弾。僕は1作目しか観てまへん。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／イオンシネマ大高
『ファイ 悪魔に育てられた少年』（韓国）125分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
幼いころに誘拐されて犯罪者たちに犯罪テクニックを仕込まれた少年が主人公のサスペンスドラマ……らしいです。
※上映館／センチュリーシネマ
『たまこラブストーリー』（日本）？分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ
『そらのおとしものＦinal 永遠の私の鳥籠（エターナルマイマスター）』（日本）？分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
※上映館／伏見ミリオン座
『上島ジェーン ビヨンド』（日本）100分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
ダチョウ倶楽部の上島竜兵主演作の続編。肥後克広、大久保佳代子、品川祐なども出ているそうです。
※上映館／中川コロナシネマワールド
『トップスター』（韓国）114分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
※上映館／シネマスコーレ
『サファリ』（アメリカ/南アフリカ）81分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
残酷すぎるパニック映画だそうです。ユナイテッド・シネマ豊橋18で公開。
『ちいさな、あかり』（日本）72分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
山間の小さな集落の暮らしを追ったドキュメンタリー……らしい。
※上映館／名古屋シネマテーク
大ヒット中の『アナと雪の女王』、明日からは3D・日本語吹替版と「みんなで歌おう♪歌詞付」版（字幕・吹替）も上映されるそうです。僕が観たのは字幕版だったんですが、ここまで吹替版の評判がいいと、さすがに気になってきました。
『劇場版 TIGER & BUNNY The Rising』、明日からピカデリーで1週間のみ上映されるそうです。「最叫ナイト」ってのもあるって。
http://www.piccadilly-nagoya.jp/news/index.shtml
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＜5月1日公開作＞
○『とらわれて夏』（アメリカ）111分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
シングルマザーと逃亡犯の純愛を、13歳の息子の視線を通して描いたラブストーリー……らしい。主演はケイト・ウィンスレットとジョシュ・ブローリン。
※上映館／伏見ミリオン座／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
＜5月2日公開作＞
○『ネイチャー』（イギリス）87分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
『アース』などと同じく、BBC EARTH制作の大自然ドキュメンタリーもの。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／イオンシネマ大高
＜5月3日公開作＞
◎『プリズナーズ』（アメリカ）153分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
愛する娘を誘拐され、危険を顧みずに自ら救出に挑む父親の姿を描いたクライム・サスペンス……らしい。主演はヒュー・ジャックマン。見応えありそう。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／イオンシネマ大高
○『悪夢ちゃん The 夢ovie』（日本）119分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
北川景子主演の人気テレビドラマの劇場版、だそうです。
※上映館／ピカデリー／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／イオンシネマ大高
○『クジラのいた夏』（日本）89分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
地方都市を舞台に、モラトリアムな期間を過ごす4人の若者が抱える悩みを瑞々しいタッチで描いた青春ドラマ……らしい。監督は『江ノ島プリズム』の吉田康弘。
※上映館／中川コロナシネマワールド
『ザ・スパイ シークレット・ライズ』（韓国）121分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
※上映館／シネマスコーレ
『曹操暗殺 三国志外伝』（中国）108分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
チョウ・ユンファが曹操を演じているそうです。
※上映館／センチュリーシネマ
『夢は牛のお医者さん』（日本）86分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
獣医を志した少女のその後を26年にわたって取材したドキュメンタリー……らしい。26年て！
※上映館／シネマスコーレ
『ファイヤーブラスト 恋に落ちた消防士』（韓国）120分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
※上映館／シネマスコーレ
『バチカンで逢いましょう』（ドイツ）105分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
※上映館／名演小劇場
『マンガで世界を変えようとした男 ラルフ・ステッドマン』（アメリカ）89分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
風刺漫画家ラルフ・ステッドマンの半生を追ったドキュメンタリー……らしい。ナレーションはジョニー・デップ。
※上映館／名古屋シネマテーク
『神宮希林 わたしの神様』（日本）96分 ＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞
樹木希林が伊勢神宮など、ゆかりの場所を訪ねる旅を追ったドキュメンタリー……らしい。
※上映館／名古屋シネマテーク
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●ジェイソン・ステイサムの主演作2本、どちらも公開日が決まったようです。
『ハミングバード』6/7～
『バトルフロント』8/9～
●6月27日（金）にオープンするイオンモール名古屋茶屋にイオンシネマも！ 12スクリーンだそうです。
地図で見てみると、中川コロナの真南、TOHOシネマズ名古屋ベイシティの真西みたいですね。どっちも打撃を受けそう。しかし、ここ、公共交通機関で行くのは少々難しそうです。
http://nagoyachaya-aeonmall.com/
●6月13月（金）、ユナイテッド・シネマ豊橋18にIMAXデジタルシアターがオープンするそうです。三河の方々、良かったっすね。
●映画の話題じゃないけど、ドン・キホーテが今池に5/3オープン。24時間営業だって。
http://www.dreamnews.jp/press/0000091962/
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この1週間で観た映画は2本。どちらもオススメです。
●ポール・ヴァーホーヴェン／トリック
後半が恋愛ドラマで、前半がそのメイキング、という構成。ドラマ部分は最初の4分だけをプロの脚本家に依頼し、残りの展開は一般公募により決めていったそうです。
しかし、とてもそんな風に作られたとは思えないほど完璧なストーリーテリング。かなり下世話で、人物造型には類型的なところもあるんですが、観ている最中はそんなこと気になりません。一気にグイグイと物語は進み、最後の最後まで楽しませてくれます。さすがヴァーホーベン。僕としては近年のウディ・アレン映画に近い語り口だと思ったけど、どうでしょ。
●キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー
実際に今のアメリカ社会が抱える難題をストーリーに織り込んだ作品。「いかにしてアメリカ国民をテロなどの脅威から守るか」というテーマは『ロボコップ』と共通しています（まあ、いざとなれば大多数の国民は見捨てられるのでしょうが）。
というわけで見応えはあるんですが、できればもっとキャプテン・アメリカ本人の内面に焦点を当ててほしかったとも思います。そもそも、この映画、キャプテン・アメリカが出ていないシーンの方が迫力あったりします。特にスゴいのは、サミュエル・L・ジャクソン演じる……あ、ここからネタバレありです。
えっと、ものすごく頑丈なクルマに乗っているニック・フューリーが襲われるシーンがあるんですが、それがもう凄まじい迫力。主人公が出てこないところをそんなに気合い入れて撮らんでも、と思っちゃうほどでした。しかも、それ以外にもキャラが立っている登場人物が多いため、優等生的なキャラクターであるキャプテン・アメリカは、どうしても影が薄くなってしまうんです。ちょっと気の毒。
それに、今回の話、『アベンジャーズ』の続編にも『キャプテン・アメリカ』の続編にもつながっていくわけです（よね？）。なので、両方のために伏線を張っているのが分かってしまい（それは『マイティ・ソー2』も同じ）、「ご苦労だなぁ」とか「これは覚えてとかんと」とか、余計なことを考えちゃうわけですよ。疲れるじゃん。
とはいえ、改めて驚かされるのは、ここ最近のアメコミ原作映画のレベルの高さ。とにかくド派手だった『アベンジャーズ』のあとじゃマイティ・ソーやキャプテン・アメリカが主役の映画は大して面白くないだろう、なんて思っていたわけですが、いやいやどうして、筋運びの巧みさやアクションシーンの切れ味の良さはどんどん進化しているように思えます。
読み終えた本は4冊。
●伊藤くん A to E／柚木麻子
伊藤くんは、中身はダメ男だけど外見が良いから一部の女性にモテモテの青年。そんな彼に惚れてしまった5人の女を描いた連作短編集です。
最初のうちは、それなりの深刻さをたたえつつも基本的には軽いノリの恋愛小説だと思っていたんですが、ラストの第5話は重い重い。ものすごく辛辣。「ずっと夢を見続けつつも何もしない」という輩にとっては、途轍もなく胸に突き刺さる物語でした。
●創作の極意と掟／筒井康隆
あの筒井先生が自らの創作スタイルや、自分に課しているルール、影響を受けた小説などを、時に真摯に、時に軽妙に綴った一冊。驚かされるのは圧倒的な読書量で、それはまあ本職なんだから当然とも言えますが、自分よりも年下・格下の作家の作品もしっかり読み込んで分析しているのには、さすが、と思いました。
ここ十数年ほどの筒井先生の著作は読んでいないものの方が多いので、これから徐々に追っかけ直してみようと思っています。
●百瀬、こっちを向いて。／中田永一
もうすぐ公開される映画の原作を含む4本の短編を収めた作品集。表題作もなかなか読ませるんですが、この短編集、一作ごとに面白さが増していきます。最後の『小梅が通る』は少女マンガを小説にしたようなベタな恋愛ストーリーなんですが、これがもう楽しいのなんの。「ありえねー」と思わせるツッコミどころもあるんですが、グイグイ読ませる勢いがあります。で、4つの話を読み終えると、この中では一番地味な話である表題作がなぜ映画化されるのか、ちょっと不思議にも思えます。
この中田永一という作家、「乙一」の別名なんですね。読み終えてからネットで知りました。さらに別名で映画も作ってたし（シネマテークで観ました）、才能が溢れてるなぁ、と感心。
●天地雷動／伊東潤
「長篠の戦」に臨む（もしくは何らかの形で巻き込まれる）織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、そして武田信玄の息子である武田勝頼などを描いた作品。当然ながら戦の結果やその後の歴史の流れは大まかに知っているので、何とも言えぬ無常観を抱きながら読むことになります。「こんなに快進撃を続けていたのに、いずれ殺されるんだ」とか「この臆病さが功を奏して天下を取るんだなぁ」とかね。めったに時代小説や歴史小説を読まない僕としては、かなり勉強になりました。
最後にテレビ＆ラジオ情報を少々。
●NHK『SONGS』に甲斐バンド！ 26日（土）23：00からです。5/1（木）の深夜25：30からも再放送あり。
http://www.nhk.or.jp/songs/
●みうらじゅんのサントラくん、NHKラジオ第一で29日（火）21：05からです。
http://www.nhk.or.jp/r1-night/mjs/
他にも何かあった気がするけど、何だったっけ。思い出したら書くかも。
