サトエリ主演作『秋深き』公開！ ＜08年11月22日公開作＞

　週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー！
　☆印付きのは絶対に観るつもり。あとは優先順位が高い順に並べましたが、途中からはテキトーです。なお、特に劇場名を記していない作品は、シネコンなど複数の映画館で上映されます。

☆『秋深き』　105分
　一組の不釣り合いな夫婦の暮らしを人情味豊かに描くラブ・ストーリー……らしい。主演は佐藤江梨子と八嶋智人。他に佐藤浩市、赤井英和などが出演。それはともかく、脚本が西岡琢也で監督が池田敏春って、ものすごく久々なんじゃない？　傑作であってほしいです。伏見ミリオン座にて。

☆『青空ポンチ』　100分
　バンドを結成することになった４人の男女の姿を描く青春劇……らしい。監督は『おそいひと』で注目された柴田剛。名古屋シネマテークにて。

『ホームレスが中学生』　75分
　ホームレスの男が中学校に再入学して波紋を起こす、という内容のようです。明らかな便乗企画ですが面白そう。主演のうつのみや八郎は実際に現役ホームレスらしいです。シネマスコーレにて。

『トロピック・サンダー　史上最低の作戦』　（米）107分・PG-12
　戦争映画に出演した俳優たちが本当の戦闘に巻き込まれて奮闘するさまを描くアクション・コメディ……らしい。なんと、ベン・スティラー、ジャック・ブラック、ロバート・ダウニー・ジュニアが共演。うわー、これは観たい。ベン・スティラーは監督や脚本も兼ねているそうです。

『ブラインドネス』　（カナダ・ブラジル・日）122分・PG-12
　謎の病に冒されて盲目化した人々の恐怖と不安を描くパニック・サスペンス……らしい。人間の醜い面がたっぷり描かれてるみたい。監督は『シティ・オブ・ゴッド』のフェルナンド・メイレレス。ジュリアン・ムーア、ガエル・ガルシア・ベルナル、そして伊勢谷友介に木村佳乃と、キャストもなかなか豪華です。

『トラ・コネ　Triangle Connection』　106分
　テロリストに狙われた大阪の街を救おうと、往年のテレビヒーロー、天才数学者、女子高生らがハイテンションなバトルを展開する……らしいです。設定は面白そう。主演は杉浦太陽。なんと、遠藤憲一も出てるみたい。シネマスコーレにて。

『私は貝になりたい』　140分
　自身の意思ではなかった米兵処刑の罪で逮捕された元兵士の悲劇を描く感動作……らしい。往年の名作テレビドラマのリメイクで、主演は中居正広、その妻役が仲間由紀恵。たぶん出来は悪くないだろうけど、あんまり食指が……すんません。あ、これ、坊主頭だと1000円みたい。

『1408号室』　（米）107分
　とあるホテルの呪われた客室に泊まった作家の悪夢のような運命を描く恐怖劇……らしい。スティーブン・キングの短編小説が原作。主演はジョン・キューザックで、ホテルの支配人役がサミュエル・L・ジャクソン。かなり怖そうです。

『フロンティア』　（仏）108分・R-18
　政治的な寓意を盛り込んだ超過激なスリラー……らしいです。よく分からないけど、すごく残虐そう。イオンシネマ・ワンダーにて。

＜台湾シネマ・コレクション2008＞
　シネマスコーレにて開催中です。
●『ビバ！監督人生!!』　96分・PG-12
　40代を迎えた映画監督の姿を描いた内容だそうです。かなり赤裸々そう。
●『DNAがアイ・ラブ・ユー』　95分
　DNAが原因で恋愛に問題を抱える女性たちの奮闘を描くラブ・コメディ……らしい。どんなDNAかというと、肥満DNAとか潔癖症DNAだって。
●『午後3時の初恋』　92分
　時計店を切り盛りする少女と客の青年との恋を描くラブ・ファンタジー……らしい。

＜韓流シネマ・フェスティバル2008　ラブ＆ヒューマン＞
　　こちらもシネマスコーレにて開催中。
●『楽しき人生』　112分
　40歳過ぎの中年オヤジたちがバンド再結成に奮闘する姿を描く青春音楽ムービー……らしい。面白そう。
●『リターン』　113分
　手術中に恐怖体験をした男の復讐劇を描く異色サスペンス……らしい。
●『俺たちの街』　114分・R-18
　連続女性殺人鬼とその模倣犯、彼らを追う刑事との対決を描くサスペンス……らしい。

　名古屋シネマテークでは、あの『8 1/2』の完全修復ニュープリント版が上映されます。懐かしい！　って僕も公開時に観たわけでなく、80年代にリバイバルで観たんですが。確か昔のミリオン座でした。
　今回は『甘い生活』などのフェリーニ作品も併せて上映。まあ、若い衆はとりあえず『8 1/2』だけでも観ておくべき。きっと、わけわからんけどスゴい、と思うはずです。

　ピカデリーでは23日（日）に大沢たかおが来場し、『ラブファイト』の舞台挨拶を行うそうです。うーん、北乃きいにも来てほしかった。

　ここんとこ日本映画が好調ですね。教育や「食」について真面目に考えたい方には『ブタがいた教室』、コメディ好きには『ハンサム★スーツ』、青春＋スポーツ＋恋愛モノが好きな方には『ラブファイト』、音楽好きの方には『GSワンダーランド』をオススメします。
　外国映画のイチオシは、グローバル社会の歪みを鋭く抉った社会派娯楽作『ボーダーダウン　報道されない殺人者』。伏見ミリオン座での公開は終わりましたが、明日からイオンシネマ・ワンダーで上映されます。観るべし！