『ジェシー・ジェームズの暗殺』を観た！

　ブラッド・ピット主演の『ジェシー・ジェームズの暗殺』を観た。長かった〜。しかも寒かった。いや、寒いのは映画のせいじゃなくて、単に映画館の中の温度が低かったということだけど。
　同じシネコンで『スマイル　聖夜の奇跡』を観た時は、帰り際に従業員へ罵声を浴びせているオジサンを見かけた。「どんだけ寒いか分かっとるんか。お前、行ってきてみろ！」と激昂してござったのである。
　その時も確かに寒かったけど、今日よりはマシじゃなかったかな。でもまあ、400席の広い劇場をほどよく暖めようとすれば、電気代も大変だろうね。客は10人以下だったし。
　考えてみれば、寒さに耐えて観るってのは地球に優しい鑑賞スタイルじゃん。『アース』という映画では自然エネルギーで発電された「グリーン電力」を使って上映する方法が一部の映画館で採用されており、俗に「エコ上映」と呼ばれているらしい。しかし、それよりも冷暖房を完全カットする方が、より「地球に優しい」んじゃないだろうか。夏は汗をダラダラ流しながら、冬は寒さに身体をガクガク震わせながら、映画を観る。それが真に先進的な鑑賞スタイルなのかも。いや、そんなの僕は真っ平だけど。

　さて、映画の感想。メリハリに欠けるので退屈に感じられる箇所も多々あったものの、主人公（ジェシー・ジェームズではなく、ジェシー・ジェームズを暗殺する男）にはかなり共感できた。なんちゅうか、どうあがいても一級品になれない男の悲劇、という感じ。器の小さい人間としては、他人事じゃありまへん。

　おっと、もうこんな時間じゃん。まだ途中だけど、「1日1ブログ」を死守するためにアップしとこ。って、その程度のことを死守しようとする姿勢が、そもそも器の小ささを象徴してますな。