<2013年4月26・27日公開作>
☆『戦争と一人の女』(日本)98分
戦争によって運命を狂わされた3人の男女の狂乱の日々を描いた官能ドラマ……らしい。坂口安吾の小説の映画化で、若松孝二監督の弟子である井上淳一の初監督作品。江口のりこ、永瀬正敏、村上淳などが出演。これは観なきゃね。
※上映館/シネマスコーレ
☆『ジャッキー・コーガン』(アメリカ)97分
裏社会に生きる男たちの生きざまを描いたクライム・サスペンス……らしい。主演はブラッド・ピット、監督がアンドリュー・ドミニクという『ジェシー・ジェームズの暗殺』コンビの作品。あれも良かったので、今回も見応えありそう。
※上映館/109シネマズ名古屋/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
☆『アイアンマン3』(アメリカ)131分
シリーズ第3弾。今回がラスト、みたいな触れ込みですがどうなんでしょ。
それはそうとイオンシネマ、吹替版オンリーってマジ? いや、吹替が悪いとは言わないけど、やっぱり映画館では字幕版で観たいのよ。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
◎『ハッシュパピー バスタブ島の少女』(アメリカ)93分
世間から隔てられた場所で暮らす少女が過酷な現実を逞しく生き抜く姿を描いたヒューマンドラマ……らしい。主演の女の子が最年少でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた、ってことでも話題になっています。
※上映館/センチュリーシネマ
◎『セデック・バレ』(台湾)144分/132分
日本による台湾統治時代に起きた大規模な抗日運動「霧社事件」を映画化した歴史大作……らしい。『第一部 太陽旗』『第二部 虹の橋』と前後編に分けて上映されます。安藤政信、木村祐一など日本人キャストも出演。
それにしても、シネマテークとシネマスコーレで同じ映画が同時に公開されるってのは初めてのことじゃない? どっちがたくさん集客するんだろ。
※上映館/シネマスコーレ/名古屋シネマテーク
◎『藁の楯(わらのたて)』(日本)124分
10億円の懸賞金がかかった殺人犯を移送することになった刑事たちの緊迫した道程を描いたサスペンス・アクション……らしい。監督は三池崇史で、大沢たかお、松嶋菜々子、藤原竜也などが出演。
この作品、名古屋で大規模なロケを行ったってことでも話題になっています。僕も参加したかったけど日程が合いませんでした。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
◎『図書館戦争』(日本)128分
『阪急電車』などで知られる有川浩の小説の映画化。本を読む自由を守る自衛組織「図書隊」の隊員たちの活躍を描いたSFアクション……らしい。監督は『GANTZ』シリーズなどの佐藤信介で、主演は岡田准一と榮倉奈々。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
◎『ラストスタンド』(アメリカ)107分
シュワルツェネッガー、久々の主演作。麻薬組織を壊滅させるために戦う保安官の姿を描いたアクション……らしい。アメリカじゃ興行成績がイマイチだったらしいけど、日本ではどうでしょ。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
◎『めめめのくらげ』(日本)?分
ポップアーティスト、村上隆の初監督作。大人たちには決して見えない不思議な生物「ふれんど」と子どもたちの交流を実写とCGを駆使して描いた異色作……らしい。興味はあるけどベイシティだけだからなぁ。
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
◎『17歳のエンディングノート』(イギリス)103分
余命9か月の少女が残りの人生で一生分の体験をしようとするさまを描いた人間ドラマ……らしい。主演はダコタ・ファニング。ここんとこ妹の方が注目されていましたが、姉さんにも活躍してほしいもんです。
※上映館/名演小劇場
○『海と大陸』(イタリア/フランス)93分
漁業を営む一家がアフリカ難民の命を救ったことから始まる人生の転機を描いた人間ドラマ……らしい。
※上映館/名演小劇場
『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』(日本)?分
特撮2大ヒーロー+宇宙刑事、ってことらしいです。
※上映館/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
『クローサー・トゥ・ザ・エッジ マン島TTライダー』(イギリス)103分
世界トップクラスの危険を伴う公道バイクレースの神髄に迫ったドキュメンタリー……らしい。
※上映館/名古屋シネマテーク
『きかんしゃトーマス ブルーマウンテンの謎』(アメリカ)64分
劇場版第5弾。もっとたくさん作られてるかと思ってました。
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
* * * * *
<2013年5月3・4日公開作>
☆『モンスター』(日本)114分
醜い容姿だった女性が整形手術でパーフェクトな美貌を手に入れ、秘めた思いを遂げようとする姿を描いた人間ドラマ……らしい。百田尚樹氏の同名小説の映画化で、主演は高岡早紀。
※上映館/伏見ミリオン座
◎『L.A.ギャング ストーリー』(アメリカ)113分
ロサンゼルスで暗躍した実在のギャング、ミッキー・コーエンと、街の平和を取り戻そうと立ち上がった市警との壮絶な抗争を描いたクライム・アクション……らしい。ショーン・ペン、ジョシュ・ブローリン、ライアン・ゴズリングなどが出演。
※上映館/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
◎『命をつなぐバイオリン』(ドイツ)100分
ナチスの侵攻によって恐怖と混乱に揺れるウクライナを舞台に、音楽の才能に恵まれたユダヤ人の少年少女の運命を描いた人間ドラマ……らしい。
※上映館/センチュリーシネマ
○『ビトレイヤー』(アメリカ/イギリス)99分
刑事と犯罪者が協力して共通の敵に戦いを挑むさまを描いたクライム・サスペンス……らしい。製作総指揮はリドリー・スコット。
※上映館/中川コロナシネマワールド
○『映画監督ジョニー・トー 香港ノワールに生きて』(フランス/中国/香港)60分
『ザ・ミッション 非情の掟』『エレクション』などで知られる香港ノワールの名手、ジョニー・トー監督に迫ったドキュメンタリー……らしい。『香港映画界三大巨匠スペシャル対談』(共演:ツイ・ハーク、リンゴ・ラム)を併映。
※上映館/名古屋シネマテーク
『コードネーム:ジャッカル』(韓国)108分
伝説の女殺し屋がトップスターを拉致したことで起きる騒動を描いたラブ・サスペンス……らしい。主演はJYJ(って何だったっけ?)ののキム・ジェジュンと、ソン・ジヒョ。
※上映館/109シネマズ名古屋/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
『死霊のはらわた』(アメリカ)91分
サム・ライミ監督の代表作のリメイク。サム・ライミ自身がプロデュースしているそうです。すごく怖そうなので、もちろん観ません。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/中川コロナシネマワールド/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
* * * * *
中川コロナの「4DX」、いよいよ本日スタートです。作品は『アイアンマン3』。「映画のシーンにあわせて座席が動き風・水・香り・煙り・フラッシュ・シャボン玉など各種演出が体感できるアトラクション効果が搭載されている」とのことです。なかなか楽しそうなので一度は体験してみたいとは思いますが、プラス1000円ってのはなぁ。まあ、設備投資の費用を考えたら高いのは当然でしょうが。
http://www.4dx.korona.co.jp/
吉井和哉のツアーファイナルとなる5/18(土)の福島公演、映画館で生中継されるそうです。名古屋市内ではTOHOシネマズ名古屋ベイシティとワーナー・マイカル・シネマズ大高。
http://yoshiilive.com/
* * * * *
この1週間で観た映画は、なんと4本。なんだかんだ言って、たくさん観ております。
●舟を編む
長い年月をかけて国語辞典を完成させていく編集者たちの姿を描いた作品。とても見応えがあるし、共感できる部分も多いんですが、序盤にアラが多いのが難点。
特にダメなのは、宮崎あおい演じる板前さんの店を編集部員たちが訪れる場面。ここで宮崎あおいは「○○○(つきだし、だったっけ?)になります」と言って料理が載っている皿を出すわけです。そこにいる面々、その発言にはまったく無反応。おいおいおい、それじゃダメでしょ。
その少し前の場面で、加藤剛演じる編集顧問は松田龍平に「ら抜き言葉」の是非について尋ね、自らの見解も述べています。つまり「日本語の乱れ」には極めて敏感な人たちであるわけ。なのになのに、日本語の間違った使い方の代表格のように言われる「○○○になります」に対して誰も何も言わないなんて不自然すぎ。てっきりそこから「マジメ君、今の言い方はどう思いますか?」「正しくないでしょうが、丁寧に言おうとした気持ちが先走った結果ゆえの言い方であり、目くじらを立てるほどのものではないと思います」みたいな会話が繰り広げられると思っていたのに、完全に肩すかしを喰らった気分になっちゃいました。はっきり言って、この場面で減点100。
後半、辞典の完成を向けて必死になる主人公たちの姿はすごく格好いいし、野戦病院のような編集部のありようには「自分もあの一員になりたかった!」などと思ったりしたわけですが、序盤の失点を取り戻すには至りませんでした。すごく残念な作品。
●リンカーン
政治の世界における「駆け引き」を丁寧かつ緊張感たっぷりに描いた作品。当然、きれいごとばかりじゃありません。世の中を変革する法律を制定させるためとはいえ、時には人の弱みに付け込み、時には恫喝まがいの物言いで「票」を集めていくわけです。まさしく「清濁併せ呑む」という感じ。伝記というと偉人を美化して描いているようなイメージがありますが、そんな単純なものではありませんでした。
●桜、ふたたびの加奈子
幼い娘を亡くした母親が立ち直るさまを描いた感動作……かと思ったら、妙にホラーっぽい演出と音楽で不穏なムードたっぷりの妙な作品でした。いや、それなりに見応えはあったんですが。なんちゅうか、リチャード・マスシン原作の映画に似た味わいとでも言いましょうか。それも『ある日どこかで』みたいな大成功作ではなく『奇蹟の輝き』のような……たとえが分かりづらいですね。
で、あとからネットで調べてみたら、原作はそもそも「ハルキ・ホラー文庫」から刊行されているんですね。つまり完全にホラー小説として発表されていた作品なわけです。そりゃあホラー風味満載なのは当然でしょう。チラシとかでそういう雰囲気を消したのは、感動作として売った方が広い層にアピールできると思ったから、なのかな?
●聖☆おにいさん(試写)
現代ニッポンに暮らすブッダとキリストの安穏たる日々を描いたアニメ。全編、いわゆる「ゆるい笑い」に満ちていて楽しめました。ちなみに原作は何年か前にネットカフェで1巻だけ読んだ……のかな? そのうちまとめて読んでみたいと思っています。
昨日から『鈴木先生』の原作を読み始めました。全11巻+番外編なのでさほど長くはないんですが、ゆっくり楽しもうと思ってます。まあ、レンタル期限内ではありますが。
以上、急いでまとめたので誤字脱字があるかも。気が付いたら指摘してやってくださいませ。じゃあ、良い連休を!
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