『功名が辻』、何とか完走！

　ふぅ、やっと『功名が辻』が終わった。長かった～。
　長澤まさみが出るから、という理由で第一回目から欠かさずに見てきたわけだが、実際に出演したのは途中の数回のみ。しかし「まさみが出る回のみ見る」というのはズルいような気がして、律儀に最初から最後まで見たわけである。まあ、「ながら見」だったことも多いけどね。だって、はっきり言って、あんまり面白くなかったもん。というか、やっぱり自分は時代劇が好きになれないなぁ、と改めて感じちゃいました。仲間由紀恵の演技や存在感は見事だと思うけどね。

　ところで、ずっと前から感じていた素朴な疑問があるのよ。
　東海地方では昔から「郷土三英傑」ってことで信長・秀吉・家康が崇められているよね。でもさ、三人とも民衆にとっては有害で迷惑極まりない存在だったんじゃない？　特に秀吉なんて、国内だけじゃなく朝鮮半島にまで攻め込んで民衆を殺しているわけでしょ？　どう考えても横暴な権力者でしかないと思うけど、どうして未だに讃えられているんだろ。いや、戦術家として凄腕だったってことは充分に分かるけどさ。
　以上、十代の頃からの素朴な疑問でした。

　ドラマの話題ってことで、ついでに『セーラー服と機関銃』の感想も少々。
　はっきり言って最終回の内容は薄っぺら。まさみが機関銃をぶっ放した場面は迫力あったけど、あとは蛇足としか思えなかったなぁ。とにかく中途半端な回想シーンが多すぎるのよ。
　それでもこのドラマに見応えがあったのは、殺された組員たちを演じる役者4人（山本龍二、田口浩正、福井博章、中尾明慶）のおかげじゃないかな。4人とも、すごく良い表情を見せてくれたもんね。よくぞ集めた、って感じ。
　まさみも健闘していたものの、ちょっと髪型が今ひとつ。まあ、それは僕の好みの問題だけどね。ははは。

　ついでに、もうひとつテレビの話題。
　いよいよM-1グランプリの出演陣が決まりましたね。楽しみです。詳しくはこちらを！→http://asahi.co.jp/m1gp/cyojyo/9kumi.html