一昨日の夜、BTRライブに行ってきた。BTRってのは「Back to The Roots」の略で……って、まあ、説明は不要っすね。
名古屋でのライブは今回が2回目。前回と同じく、前半がカバー、後半がオリジナル、という流れだった。ただし、前回のカバーは洋楽のみ（アンコールでの『見上げてごらん夜の星を』以外）だったけど、今回は日本の歌ばかり。『TOKIO』『やさしい悪魔』『卒業写真』『やさしさに包まれたら』『帰れない二人』など、よく知っている曲が続いた。一番良かったのは、前野さんが歌った『やさしさに包まれたら』かな。この人の声、端正だよねぇ。胸に沁みました。
休憩時間をはさみ、後半戦。少し前に出たばかりのアルバム『IS』（僕はこの日に購入）に収録された6曲と未収録の3曲、計9曲を披露してくれた。前回のライブと同じく、やはり一番ググッと来たのは松藤さんの『LOVERS～恋人～』。この曲、メジャーで出せばいいのに。で、ドラマの主題歌か何か使えばいいのに。絶対ヒットするって。
最後の『月世界旅行』が終わって三人がステージを去ろうとすると、もちろんアンコールの拍手。で、それを見た三人は、そのままステージを去らずアンコールに突入。こういう流れ、いいなぁ。まあ、引っ込むのが面倒だっただけだろうけど。わはは。
「アンコールは次回の予告編」ってことで、洋楽のカバーのメドレー。その一曲目が、なんと『ボヘミアン・ラプソディ』！ くぅ～っ。この曲、中学生の時にシングル盤を買って、それこそ盤が擦り切れそうになるほど聴いたもんだ。しかも、ヘッドフォンなんて洒落たものを持ってなかったので、ポータブルステレオのスピーカーをふたつ並べ、その間に頭を突っ込んで大音量で聴いていたのだ。めっちゃ大好きだったのである。
その名曲中の名曲を手練れのミュージシャンたちの演奏で聴けるとは感激。しかも、さすがに上手い。なにしろ、あの感動的なコーラスワークが見事に再現されているのだ。ただ、いつもは飄々としている坂井さんも少し緊張気味だったようで、ソロの部分を歌い始めた辺りでは足が震えていた。単なる貧乏ゆすりかな？
そんなこんなで、とっても良いライブでした。次も行かなきゃ。楽しみにしてます。
