『陰日向に咲く』の感想を少々。

　ああ、今日もこんな時間。仕事はヒマだったのに……。

　えー、『陰日向に咲く』を観たので、その感想を少し書いときます。

　好きな役者がたくさん出ているし、なかなか楽しめるんだけど、どうもエピソードの結び付け方に無理がある。意外性にも欠ける。なので感動も爆笑も出来ず。この種の群像劇は大好きなんだけど、もうちょっと緻密に作らなきゃ。
　登場人物の中で一番気に入ったのは、平山あや演じる「みゃーこ」。平山あやは顔立ちが整いすぎている故に表情が乏しく見え、今まで女優としては中途半端な感じだったけど、今回はその欠点を逆手にとって（という表現が妥当かどうか分からないけど）の好演。エピソード自体も、これが一番良かったんじゃないかな。
　あと、一番ウケたのは、緒川たまき演じるジュピターの「NO MORE WAR！」。ただ、最初の辺りでは、あれが緒川たまきだってことに全然気付きませんでした。