[情報]エンカレッジ・テクノロジ ESS FileGate, ノースグリッド Proself Gateway Edition

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ファイル無害化／内外ファイル受渡しサーバ
エンカレッジ・テクノロジ ESS FileGate, ノースグリッド Proself Gateway Edition
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総務省による自治体情報システム強靭性向上に関するガイドライン以来、ファイル無害化関連のソリューションが各種リリースされています。　当初は海外ものばかりだったのが、Made in Japan のソリューションがいろいろそろってきました。

今回、新たに登場した２種類の情報。

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(1) エンカレッジ・テクノロジ、自治体情報システム強靭性向上に対応する ファイ
ル無害化ソリューション「ESS FileGate」を発表
http://www.et-x.jp/news/post/id=479
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(2) ネットワーク分離環境でのファイル受け渡し Proself Gateway Edition
https://www.proself.jp/case/separatenetwork/
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ESS Filegate
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上記(1)の情報を見る限り、
インターネットセグメントとLGWANセグメントの間にゲートウェイ式に設置する事で、インターネット⇒LGWANへと持ち込まれるデータを無害化する。

無害化処理はアプリケーションの「印刷機能を利用して画像化する」事により実現されている。画像化は二重に行われる(説明図を見る限り、一度BMP形式に変換、さらにPDF変換したものを内部に持ち込むようである)。

このため、完全にマルウェアの駆除が実現するが、画像なのでコピー＆ペーストできない可能性がある。　また、印刷機能を利用する関係上、インターネットセグメントの端末に当該ファイルを開くためのアプリケーションが必要になりそうである。アプリなしで表示印刷するためのプレビューアの有無は記載されていない。
PDF化されたファイルのLGWANへの持込はWebポータル経由であるようだ。

物理PC環境のほか、仮想PCにも対応。

LGWANへのデータ持ち込み時の無害化のほかに、LGWANからデータを持ち出す場合の無害化にも対応するとの事である。

対象自治体の人口による価格体系となり
　　人口3万人未満の自治体の場合は、4万円/月（保守サービス料金を含む）
　　契約最小期間は1年、複数年の契約可
とのこと



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Proself Gateway Edition
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Proselfとはもともと、ファイルサーバをインターネット経由でオンラインストレージとして利用するための製品である。
今回の製品は Proself をインターネット～LGWAN間のファイル受け渡しに特化した製品としたもののようである。

インターネットセグメントとLGWANセグメントの間にゲートウェイとして設置され、インターネットから取得したデータを Proself Gateway Edition へ Webベースで Uploadすると冗長承認プロセスに移り、承認されると LGWAN 側のセグメントでファイルがダウンロード可能になる。LGWAN側でファイルを受け取る方法は運用にあわせて、以下の３つの方式の中から選べる。
・直接メール添付方式
　メールの添付ファイルとしてデータが送られる
・ワンタイムURL方式
　ダウンロード用のURLがメールで送られ、それを使ってダウンロードする
・マイフォルダ方式
　Gateway の Web GUIを使ってデータをダウンロードする

注意が必要なのは、この製品自身は「無害化処理はしない」ということ。
２つのセグメントの間でファイルを受け渡す際に承認を行えるということである。

Proselfより安価と書かれているが具体的な価格情報は記載なし。