とのちゃんだって... たまにはいろいろ かんがえる

考えはじめて もう7年め。たまにはいろいろ。
ほんとに色々。ちょっとだけ、とのちゃんのたわごと きいてってちょ♪

術後4日目 その2. 硬膜外麻酔のこと。

2011-10-01 08:48:42 | a cancer patient

最近 首から下のオペのときに 痛みを劇的に抑えられる麻酔として

よく使われている硬膜外麻酔。

 

帝王切開を経験した友達から 痛くなったらすぐ使ってもらえる麻酔があって…

なんて話を聞いていたので 少しは知ってたんだけどね。

術後4日目に ずっとつけていたこの麻酔をはずしました。

縫合不全の疑いも消えて 今後使う見込みが消えたからでしょう。

 

硬膜外麻酔を使うと何万人かに1人、後遺症が残って。

もし該当しちゃうと 足がしびれたままになっちゃうかもしれません

なんて術前に話を聞いていたので。 使うかどうか迷ったんだけど。

痛いのがやっぱり何より怖いし と思って、思い切って使用してもらうことに決めました。

ぐずぐず悩んじゃって 決めたの、オペ室に入ってからだったんだけどね(笑)。

 

この麻酔、 背中に細い細い管を通してもらって、 そこから麻酔液が体に入るようになってます。

ちょっと痛くなったときに看護師さんを呼ぶと、 ピストンみたいになった器具を使って 一定量追加してくれるんだけど。

もともとからだの機能と連動して 設定された量が常に体内に吸収されるような仕掛けを作ってあるので。

薬が残ってる間は 常に一定の麻酔が効いている状態になります。

それでも効かないときは 看護師さんがちょっと多めに追加してくれるの。

この薬のおかげで とのは『疼痛』っていうのをほとんど経験しないまま退院できたんだけど。

 

針を背中に刺しているので 寝ている間どうしても違和感があってちくちくします。

寝返り打つときとか 微妙に抵抗があったりするんだよね。

抜いてもらったときはだから とってもすっきりしました。

とっても細い管だったから 抜くときもぜんぜん痛くなくてほっとしたな。

 

ちなみに。

妹が開腹手術をしたときは硬膜外麻酔を使わなくて。

術後初日は 先生をのろっちゃうぞってくらい痛かったんだって。

調べてみたら、 この麻酔にはある程度の熟練が必要で。

何万人かに1人といっても 重大な後遺症が残っちゃうので

病院の方針として使わないところもあるんだそうです。

 

これから 痛そうな手術をする予定のある方は

ご自分の手術にこの硬膜外麻酔が使えるかどうか 確認してみてもいいかも。

 


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