ビジョンマネジメントな生き方

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広島市民球場

2008年06月14日 | Private Matters
原爆ドーム近くの広島市民球場は今シーズン限りで取り壊され、来シーズンからJR広島駅東側の線路沿いに移転する。着々と工事は進行しているようで、新幹線から見るたびに、別に広島ファンではないのだが何だかウキウキしてしまう。もちろん、「最強の赤ヘル軍団」によって数々の名勝負が繰り広げられた現在の球場がなくなるのを惜しむ声も多いだろうが、球場が、より楽しく、ウキウキする場に生まれ変わるのはいいことだと思う。
最近は大リーグ中継も多いので、球場のことを「BALL PARK」と呼ぶこと自体知れ渡ってきたし、日本でも「PARK」をコンセプトに改装する球場が増えてきた。
思えば昔は「球場」そのものだった。カップ酒で酔っ払ったオジサンが、外野席で寝そべっている光景は、プレーする選手がかわいそうになるぐらいだった。その代表格、川崎球場を訪れたときは狭さと人の少なさにびっくりしたことを覚えている。甲子園球場に慣れた者にとって、新鮮でさえあった。なにせ、グラウンドをはさんで1塁側と3塁側の応援団が口喧嘩しているのだから。声が届く静けさと狭さは特筆ものである。
そんな時代から比べれば、隔世の感がある。親子連れで楽しめる「BALL PARK」が増えて欲しいと思うし、新しい広島球場がそうなってくれることを期待したい。

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