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リクエストして涙

2014-08-14 02:07:02 | Weblog

 ラジオの生番組って、なんだかんだいっても、話題の流れに沿ってリスナーからのリクエスト曲を流すのがひとつの定番。

 その形態と e-mailとの親和性に気づいて、各局が導入し、はたと気づくとそれ以外のリクエストを廃止。
逆手に取ってJOAK御大が「オール電リク」(FAXもダメ。電話だけ)を催し、リスナーと受電オペレータとの間で生まれた信じられない誤りをネタにするという時代になってしまった。両方やったことがあるので、隔世の感があふれまくり。

 地元のラジオ局でも、数日前だったか、「デビュー曲限定」という設定で、渡辺真知子さんの「迷い道」が複数からリクエストされて流すも、最近リリースされた feat.なんちゃら版で、慌てて訂正、オリジナルを改めて流す、という事態が。

 アルバイトや若手ADだとわかってないんだよねぇ~、でいいんです。送りっ放しが「放送」なので。
でも、それは事故。ネタとして面白くても。

 古参のラジオ局は膨大な音源を持っていて、指定された楽曲がものすごくレアなのだけれど、リクエストした当人は当然として、リスナーのもうひとりにでもわかってくれればいい。貴重な音源をささっと取り出してきて、DJも曲がかかっている間、構成台本に目を落としていて聴いていないのではなく、5秒なり10秒なり「うわぁ~、この曲といえば(うんぬん...)」とつけたし、そこで消費した時間はスポンサーとの関係で台本上語らなければならない部分を早口で短縮してみせる、とか、そうあってほしい。


 で、前置きが長くなったけれど、以後の内容は少し。

 ラジオ局では、そのようなリクエストに応えるために、倉庫にある音源をいち早く取り出すためのデータベースとその検索システムを持っている。アルバイトとして関わっていた局もそうだった。その基盤システムが当時でも今でもおよそ想像がつかないもので、(...具体的には特に契約を交わした覚えはないけれど守秘義務を勝手に感じてナイショ)。

 その手のデータベースは電リクに対応すべく、特に洋楽の分野での原題と邦題、ありがちな認識ミスを横断して検索できるようになっているのではないか? クラシックも曲名だけでは判別できない、指揮者と録音年月を指定したいことがあるはず。
 「今ラジオでかかっていた曲をネットで買おう!」という仕組みはもうおなじみなはずで、 リクエストされた曲を間違って選択して流してしまうことは、関係者すべてが涙すべき事態だと思うのだけれど、改善されないのかなぁ...