
北アルプスは穂高岳、涸沢カールを屏風の耳から撮りました。
氷河が削り出したカール地形がよくわかりますね。
カール底には涸沢ヒュッテが豆つぶのように写っています。
左側の山は前穂高岳の北尾根、正面から右側の山は穂高連峰で正面にガスの蔭でたわんでいる鞍部が白出乗越です。
白出乗越から涸沢側に下ってきている一条の小さい尾根(ジグザグの登山道も見えます)は昔からザイテングラートと呼ばれています。(写真に入れました)
ザイテングラートを調べてみるとドイツ語のSeitengratで意味は「岩壁の側面の支稜」とか「主稜に対する側稜」とかを意味する一般名詞でした。
本来なら涸沢ザイテングラートとか、穂高ザイテングラートなどで固有名詞となっているはずです。
一般名詞を固有名詞に使っているわけで「レストランという名前の店」とか「ボーイという名の男の子」みたいなノリなんだけど外来語だとあんまり違和感がないんですよね。
ちなみに登山用語はドイツ語がけっこう幅をきかせていてザイル(英語ではロープrope)とかアイゼン(英語ではクランポンcrampons)とかピッケル(英語ではアイスアックスice axe)など枚挙に暇がありません。
英語(テント、コル(鞍部)、ホールドなど)フランス語(クーロアール(岩溝))などもあるので国際色はかなり豊かと言っていいと思います。
穂高には慶應尾根や早稲田尾根など当時の大学山岳部が覇を競って命名した地名も残されています。
まだ国際化などが夢だった時代、当時の大学生たちのドイツ語やフランス語をちょっと鼻にかけながら穂高の岩や雪に挑んでいた姿が目に浮かぶような気がします。
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氷河が削り出したカール地形がよくわかりますね。
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左側の山は前穂高岳の北尾根、正面から右側の山は穂高連峰で正面にガスの蔭でたわんでいる鞍部が白出乗越です。
白出乗越から涸沢側に下ってきている一条の小さい尾根(ジグザグの登山道も見えます)は昔からザイテングラートと呼ばれています。(写真に入れました)
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本来なら涸沢ザイテングラートとか、穂高ザイテングラートなどで固有名詞となっているはずです。
一般名詞を固有名詞に使っているわけで「レストランという名前の店」とか「ボーイという名の男の子」みたいなノリなんだけど外来語だとあんまり違和感がないんですよね。
ちなみに登山用語はドイツ語がけっこう幅をきかせていてザイル(英語ではロープrope)とかアイゼン(英語ではクランポンcrampons)とかピッケル(英語ではアイスアックスice axe)など枚挙に暇がありません。
英語(テント、コル(鞍部)、ホールドなど)フランス語(クーロアール(岩溝))などもあるので国際色はかなり豊かと言っていいと思います。
穂高には慶應尾根や早稲田尾根など当時の大学山岳部が覇を競って命名した地名も残されています。
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登山用語にはドイツ語が多いのですね。
ところで左のブログ通信簿、少し前から、男性に変身(笑)年齢もずいぶんアップダウン。ふふふ。
ぽ!