♪あなたと結ぶ福祉の輪♪

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アトピー教育入院、好評♪

2008年02月05日 | Weblog
アトピー性皮膚炎の重症化を防ぐために、乳幼児から体の洗い方や
ステロイド剤の塗り方などのスキンケアの方法を学んでもらおうと、あいち小児保健医療総合センター(愛知県大府市)は患者と親などを対象とした1泊2日の
教育入院「スキンケアスクール」を行っている。アトピー性皮膚炎は、適切な
治療をしないと長引いて重症化するケースもある。同センターアレルギー科の
二村昌樹医長らは、6歳未満で緊急の治療入院を必要としない中等症の患者を
対象に、教育を主眼にした短期入院を企画した。

スクールは金曜午後に始まる。2007年12月。男児(3つ)と女児
(1つ)がそれぞれの母親に連れられて来た。午後5時、風呂場でスキンケア。
裸になった子どもを洗う親に、二村医師と看護師らは「せっけんを手に付け
、もむように」とアドバイスする。

水気をふき取り、ステロイド剤を塗る。少ない量を薄く広げがちな親に
、二村医師は「たっぷり塗ってください」湿疹(しっしん)の激しい場所を
中心に、できるだけ子ども自身に塗らせるよう促す。

【質問も十分に】

その日泊まる4人部屋の近くの部屋に場所を移し、「アトピー性皮膚炎とは
どんな病気か」を講義。親から「食べ物の好き嫌いは影響するのか」
「プールに入ったときに注意することはあるか」などの質問が続き、二村医師
は、

「極端な偏食は健康上よくない。アレルギーに対して、バランスの良い
食事がいいとされている。」

「プールから上がったら、なるべく早くスキンケアしたほうがいい」
と答えた。

二村医師は「今どんな状態かを自分で判断できるようになれば、どこの
病院にかかっても大丈夫だ」と強調。講義は予定の30分を大幅に超えた。

☆その2に続きます☆

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