トミーのつれづれ日記(NEW)

ラグビーと酒をこよなく愛する中年(老人?)トミーの「自由きままに生きる」ことを信条に、日常のブログです。

言葉遊び

2020-08-10 05:10:59 | 日記
新型コロナ感染の話題が日本で現実味をおびたのは、今年2月だっただろうか。もう半年が経ったが、第2波に苦しんでいる。この間いろいろな造語やキャッチフレーズが生まれている。
持続化給付金、布マスク、アベノマスク、With コロナ時代、GO TO キャンペーン、Stay home、三密、新しい夏、リモートワーク、ワーケーション等々。
だが、どれも結果として、コロナ感染抑止には無力であった。なにか言葉遊びをしている様にしか見えない。昔太平洋戦争では、「欲しがりません、勝つまでは。」とか、「一億火の玉、玉砕だ」?まさに思想統制のようなキャッチフレーズで、国民を戦争に巻き込んだ。今回もなんとかコロナを終息させたいとの想いより、この事態を面白おかしく、思いつきの言葉を選んでいるに過ぎないように感じてしまう。
つまりは、そのキャンペーンの効果測定や検証がされず、次々と国民の目先を変えているに過ぎない愚策ばかりである。その背景は何かと言えば、政治というものに思想がないということだと思う。目先の事に右往左往し、国家強靭化の将来像を描けなくなっているようだ。
インバウントを核とした観光国日本を創る、その為にカジノを作り、ヤクザのようにお金を巻き上げるのが、強靭化の柱にする話は、コロナという災害でその脆弱性が露呈した。すると、すぐ国内GO TO キャンペーンを思いつきで考え、コロナを拡散させた。失策である。
高度成長の時代、平和で働けば生活が豊かになった。マイホームを持ち、家族中心の生活スタイルだった。あれから半世紀たった。私達は何を求め、何を得たのか? 病院で意識不明の状態で延命し、平均寿命が伸びることで、家族は幸福なのか? 政治も何を求めるのかの青写真を描けなくなっているのだろう。兵器を買っても国は守れない。国民の生活、生き甲斐を高める施策を期待したいものだ。

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