tomkob写真館

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稲刈り終了

2011年09月18日 07時38分00秒 | テキスト日記
先週(9/10)の事ですが。
記録として書いときましょかね。

我が家は農業の側から見ると、農業以外の収入が主である第2種兼業農家。主となる仕事側から見ると、主食を調達する為の自作農、若しくは、わずかばかりの収入があるバイト農かな。いや、田植えなんか頼むと作業代がどえらい高いので、年間を通した収支は赤だろういから、レジャー農家と言っても過言ではない。

今年の作付け面積は約2反2畝(2,200平方メートル)。作種はキヌヒカリ。作付け暦から見るとコシヒカリの次に作付けが行われる。丁度、ゴールデンウィーク頃に田植えが出来るので毎年この品種を作っている。でも、稲作農家なのに、田植機が無い。あるのは、コンバインとトラクター。国の政策は、専業農家や農業者集団に稲作を集約しようとしている。多分、全ての農地を農業者集団に委託する日も遠くないだろうとは予想するに難くない。我が家では自家消費米は近くの営農という農業者集団所有の乾燥・脱穀施設で玄米にしてもらっている。JAに全て出しても自家米を確保することは出来るが、他人の作った米となる。と言って、自分たちがこだわりをもって作った米と胸を張って言えるかと言えば、そうでもない(汗)。義父が無くなって、義母も足腰が弱くなった後、田植え後の水管理もままならない。穂が出る前後に穂肥をやるのが稲作暦に載っているが、それもやれない。なので、自分ところの米が一番美味しいなんて胸を張って言えない。なんで、農家してるのか。一言で言えば、全てはそろっていないけど機械があるから。やり方もそこそこ分かってるから。農地を荒らしたくないから。そんな理由が出てくる。なんだかなぁ、とも思うが、僕自身、毎年自分の食べる主食をまがいなりにも自分が作っていると言う事が結構大事なように思ってる。これが今でも米を作ってる根元のように思う。

さて、前置きはこれくらいにして、先週の話。地元のライスセンターは13日からだったが、隣町はこの日から受け入れ開始してたので、刈り取る事に。30kg前後はいる籾米袋にして27袋。例年最寄りのライスセンターに持ち込むと列をなして並んでるが、隣町のライスセンターでは誰も搬入しておらず、係りの方とじっくり話も出来た。搬入重量は781kg、水分含有率26.8%。良い頃あいに搬入したと言ってもらった。余り遅くなると水分含有量が下がって米の品質が悪くなるのだとか。

自家米は20袋を営農に搬入。だいたい400kgの玄米が確保出来た。家族5人の来年のお米。うまいといいけどなぁ。

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