今年最後の空 ｂｙ 空倶楽部

こんちは。
この日は１日出かけているので、
最後の空倶楽部ですが、予約投稿で
失礼します。

まず、最初の２枚は、ここ最近、
空倶楽部のお仲間のブログでもよく見かける
気象光学現象の幻日です。

【H24.12.21,8:00,尾鷲市,CasioExilimEX-ZR100,F/12.1,1/320s,ISO100,明るさ補正0】
朝、東の空に薄い雲がかかっている中で、太陽の左、ちょうどシルエットになっている
木の梢の左に見えます。

ちょっとズームで寄ったのが２枚目。

【H24.12.21,8:00,尾鷲市,CasioExilimEX-ZR100,F/10.3,1/800s,ISO100,明るさ補正0】
太陽側がほんのり赤く色づいてますね。

幻日が見れるというのは、風の無い日で六角柱の氷晶が空にある証拠。

そんな空だったんだなぁ。

　＋＋＋＋

最後の写真は、
仕事で訪れた海辺の集落。

市街地から遠く離れた集落で、
家々が寄り添うように建つ。

建物を縫うように通る道は
人一人がすれ違うのにも困る
と思えるような細い道で、
勿論、坂道ばかり。階段もある。

見晴らしの良い所に出ようと
集落内を高みへと歩を進めると、
そのうち、斜面を水平に切り取ったような
小さい平地に小さな畑があちこちに現れる。

菊のような花が植えられていた。
ほうれん草とおぼしき葉物野菜が、沢山、元気に葉を
伸ばしていた。

その坂道の先にはミカンの木が沢山植えられているのが見える。

そして、歩いてきた道を振り返るとこの光景。

【H24.12.26,15:00,尾鷲市,CasioExilimEX-ZR100,F/9.4,1/1000s,ISO100,明るさ補正0】

若者が街へ出て行き、高齢化が急激に進み、コミュニティの
維持が危ぶまれるこの地域。

でも、普通に歩いていれば、運動不足なんて、なりっこない。
坂道だらけだからね。

そして、少し行けば、

野菜はある。
魚はある。
果物もある。

何故だか、この不便に思える集落が
すごく豊かに思えた。

ここはスゴく人間らしく生きてゆける場所なのかもね。

空倶楽部は、９のつく日に空の写真をブログに載せて
仲間で鑑賞しましょうという緩い集まりです。
詳細は発起人のかず某さん、chacha○さんのブログで掲載されております。

空倶楽部管理人のかず某さん、chacha○さんをはじめ、部員の皆様。
皆勤にはほど遠いですが、それなりに参加出来たかな、と思っておりますが、
なかなか皆さんのところへお邪魔出来なかったのが、心残りです。

次回は月初めでお題の日で、確か「正月の空」でしたね。
毎年、正月は初日の出を狙っております。
うまく撮れたら、最初の空倶楽部に掲載したいなぁと
思っております。

それでは、皆様、良いお年を。