以前から通勤電車で見ていたクスノキ。
一度近くまで行ってまじまじ見てみたいと思っていた。
ちなみに、この樹は、夕焼けの中のブレブレ写真をアップした時
もぼんやり写っています。
とある休日、ひょんな事からこの付近に用事があった。
用向きはすぐ済んだので、この樹に立ち寄って見ることにした。
時候は稲刈りの頃、付近では早稲種の刈り取りが行われており、
既に下の写真のようなところもあったが、まだまだコンバインの音
が遠くから聞こえてくる。
刈り取り時に稲株から飛び出す昆虫を狙ってか、田んぼには沢山のシラサギが目に付く。
残暑厳しい今夏にあって日差しは強さを残していたものの、この日は風が心地よかった。
最寄り駅から、てくてく歩いていく。
駅周辺は人家が密集していたが、その集落を抜けると、広大な田園風景が広がり、
その中にポツンと木陰を望むことが出来た。
縦横に走る農道や畦道の配置を頭の中で組み立て、クスノキへの最短ルートを探る。
ひょっとして大回りになるかな、なんて思ったところへ、細い農道がクスノキの下
まで伸びていた。
迷わず進路を西にとり、クスノキを目指す。
近づくにつれ、その大きさが実態として目に飛び込んでくる。
大きさのみならず、ざわざわと梢を揺らす風の音もなんだか荘厳な感じがした。
根元に着くとその大きさに圧倒される。
180cm弱の僕の目周りの幹は、僕が2人分ゆうに二人分でもはみ出してしまいそうな太さがあるみたい。
樹の根元には大きな石碑があった。
元はこの地、大木神社と言われていたようです。
さて、歩いてきた道と垂直に交わる道に進路を取る。少し歩いて振り返ると、ざわざわと葉が擦れ合う音。
バランスよく見えたクスノキは向かって左手の枝が少ない。病気か何かで切り落としたのかもしれない。
これはこれで風に向かっていく感じがしていいな、と思う。
帰りの駅へ向かう道の途中から振り返ると、逆光の中、すっくとこのクスノキは立っていました。
又行ってみたいこの田園地帯。
一度近くまで行ってまじまじ見てみたいと思っていた。
ちなみに、この樹は、夕焼けの中のブレブレ写真をアップした時
もぼんやり写っています。
とある休日、ひょんな事からこの付近に用事があった。
用向きはすぐ済んだので、この樹に立ち寄って見ることにした。
時候は稲刈りの頃、付近では早稲種の刈り取りが行われており、
既に下の写真のようなところもあったが、まだまだコンバインの音
が遠くから聞こえてくる。
刈り取り時に稲株から飛び出す昆虫を狙ってか、田んぼには沢山のシラサギが目に付く。
残暑厳しい今夏にあって日差しは強さを残していたものの、この日は風が心地よかった。
最寄り駅から、てくてく歩いていく。
駅周辺は人家が密集していたが、その集落を抜けると、広大な田園風景が広がり、
その中にポツンと木陰を望むことが出来た。
縦横に走る農道や畦道の配置を頭の中で組み立て、クスノキへの最短ルートを探る。
ひょっとして大回りになるかな、なんて思ったところへ、細い農道がクスノキの下
まで伸びていた。
迷わず進路を西にとり、クスノキを目指す。
近づくにつれ、その大きさが実態として目に飛び込んでくる。
大きさのみならず、ざわざわと梢を揺らす風の音もなんだか荘厳な感じがした。
根元に着くとその大きさに圧倒される。
180cm弱の僕の目周りの幹は、僕が2人分ゆうに二人分でもはみ出してしまいそうな太さがあるみたい。
樹の根元には大きな石碑があった。
元はこの地、大木神社と言われていたようです。
さて、歩いてきた道と垂直に交わる道に進路を取る。少し歩いて振り返ると、ざわざわと葉が擦れ合う音。
バランスよく見えたクスノキは向かって左手の枝が少ない。病気か何かで切り落としたのかもしれない。
これはこれで風に向かっていく感じがしていいな、と思う。
帰りの駅へ向かう道の途中から振り返ると、逆光の中、すっくとこのクスノキは立っていました。
又行ってみたいこの田園地帯。
「帰りの駅へ向かう道の。。」の一文の描写がとても好きですtomkobさんの文体は何だか男っぽくて清々しい感じがします!司馬遼太郎みたいですっ
見事ですねぇ!
カッコいぃ!
青い空と、堂々としたクスノキが
まるで、物語の風景みたい・・
いいなぁ
私はよく知りませんが、この木にちなんだ、いろんな物語や伝説があるかもしれませね。
この大きさから察するに樹齢はかなりなものだと思うから、きっと何百年も風雪に耐え、人々の営みを見守ってきたし、人々もこの木に寄って来たんだろうなと思います。