tomkob写真館

身近な風景写真が中心のブログです。ぼちぼち更新していきます。

ひょっとすると吃驚するかも

2013年06月16日 22時12分23秒 | デジカメ写真
こんちは。
南部のとある港の市場で競りの現場に遭遇した時の写真を
アップします。

この時は定置網の水揚げのようで、
選別台で多くの方がいろんな魚を選別していました。

沢山ブリが揚がっていましたが、最近は単価の高い冬ではなく、
春から夏にかけて値段が下がる時期に沢山揚がるようです。
値段を聞くと吃驚するくらい安い価格。

大きな魚1本1000円しないくらい(驚。
この時期は血合い部分に寄生虫が入っているらしく、
値段が安いみたいです。

でも、この寄生虫、人には全くの無害のようで、
普通の身の部分は至って正常。

もったいないお化けが出てきそう。
あと、この時期、沢山獲れて値段が安いのが
シイラ。うまく利用できると良いんだけどね。

漁業は農業と違って自然の要因が大きいうえに
鮮度落ちが早い。

沢山の魚を沢山のルートで多くの人に買ってもらって
リスク分散することと、多くの消費者に早く届けるため、
水産物は沢山の人手を介する流通で成り立っていた。

でも、最近は伝統的な流通ルートが省かれて量販店や
大手スーパーが直接取引するようになって、
そのスーパーと取引のある産地の魚しか並ばなくなった。

出口が無くなってくると、入り口にも影響が及び、
大漁貧乏になってしまう、という構図なんだろうなと
一人合点している今日この頃。

あ、なんか重かったすか(笑。

では、趣向を変えて、こんな写真を。

なんじゃこりゃ?合成写真?長焦点レンズの緊縮効果?
と思った方も多いかも。

実はこれ、マンボウ。広角での撮影。
かなり大きかったですよ。
後ろの軽トラと同じくらいの大きさ。

ちょっと引き気味の写真はこちら。

水族館で惚けた顔で泳いでるのに馴染んでる方には
少々残酷に思えるかもしれませんが、
漁村では貴重なタンパク源のようです。

では。