7日までは「松の内」ですが、正月ボケ返上でテンプレートも変えてみました。
よっしゃ、がんばるぞ!・・とは思ったのですが、さて何を書こうか・・。
と、迷いつつ片付けておりましたら、こんなハギレが出てきました。
子供の着物だったものです。かなり古いです。「浦島太郎」ですね。
なんか「太郎さん」重たそうで、カメさんかわいそ・・。
以前にも書きましたが、私は子供の頃から「童話・民話・昔話・物語」・・
もう大好き!なんです。浦島太郎も、絵本を買ってもらった記憶があります。
乙姫様があんまり美人に描かれていない・・と子供心に不満でした。
「私の好みのお姫様」じゃなかったというだけの話なんですが・・。
浦島太郎を読んで私は、なんかへんだなぁ・・と思っていました。
「乙姫様ってイジワルだよな、だってお土産だって言いながら、
あけちゃいけないって言うし、あけたらおじいさんになっちゃうし」とか
「せっかくカメさん助けてあげたのに、こんなメにあうなら助けないほうが
よかったんだ」とか・・。子供なりに悩んで?ました。
「浦島太郎」が長い時間をかけて元とは違う話になっていること、
或いは場所によって違う話であることを知ったのは、ずいぶんたってからのこと、
その話しを読んで「なーるほど」と納得しました。
昨日の「ナス」じゃありませんが「これが正しい」というものはないわけですが、
たとえば「乙姫様」はいなくて、助けたカメが女性に姿を変えて
太郎をもてなした・・とか、ともにすごした「3日」が300年で、
玉手箱を開けたとたんに太郎は「鶴」になる、現れたカメに文句をいうと
「人間界では300年も生きられない、だから鶴にした、鶴なら1000年は
生きるから、あと残り700年は生きられる」という。うんうんそれなら・・??
白雪姫とか、シンデレラとかは、実際にはもっと残酷で、
再版のたびに子供向きに書き直されたわけですから、作者としては
どうだったんでしょう。こんな話しを書きたかったわけじゃない!とか、
なかったんでしょうか・・。もっとも、私が少し大きくなって読んだ
「物語」の方のシンデレラはけっこう原作に近くて、イジワルおねーさんたちは
ガラスの靴を無理やりはくために「かかと」や「つま先」切っちゃいましたし、
最後には鳥に眼をつつかれて盲目になっちゃった・・でしたけど。
さて、下の画像は私の本棚の中でも特に大きいサイズの絵本。
ほんとに大きくて、どう向けても飛び出しちゃうんです。
これも実は「元と違う」お話し。正確には、最初の「もののけ姫」は
こちらのストーリーだったんだそうです。
この本は、1993年に徳間書店から初版がでています。
この本の後ろに書いてある、宮崎駿氏自身のお話しによれば、
元はこのストーリーだったものの、映画化はできず、その後時代劇を
作ろうとすると、この「原作」がなにかとジャマをする・・・
そこで一度スッパリ切捨て、やがてあの「もののけ姫」が誕生。
その後、この原作を出版することになってこの本ができた・・とのこと。
私、実は「もののけ姫」の映画をちゃんと見ていません。
テレビ放映されたとき、なにやらゴソゴソシゴトしながら見ていて、
なんかよくわからないうちに、終わっちゃいました。
自然との共存とか非共存とか、なんかそんなお話しだったような・・。
ちゃんと知りもしないのに、こんなことを言うのはなんですが、
私、この「本」のお話しの方が好きです。昔話っぽくて。
ベースは「美女と野獣」です。負けいくさで落ち延びた「殿様」が、
出会ったもののけに「娘をヨメにやるから」と助けてもらい、
心の優しい「三の姫」がヨメにいくのですが、その頃父親の「殿」は、
鬼に取り憑かれていて、姫は父親を助けたがる。もののけは姫と一緒に
苦難の旅を続け鬼を倒す方法を入手、ついには鬼を倒し、
殿様は人として世を去ることができる。もののけはヨメをつれて山に戻る・・、
というストーリーです。
このもののけ、なんか「トトロ」と「ネコバス」を足して2で割ったみたい!
そこもまた気に入ってます。
今日はなんだかまとまりのない話しになりましたが、
私の「絵本」棚、このところちょっと新しいのが入っていません。
そろそろ本屋さんの「絵本コーナー」で、どーっぷり浸かって本を選びたい!
この前、ご紹介いただいた本も探したいですし・・
あっジサマにもらった「お年玉がわり」の図書券あったんだ!あれで買おっ!
これが古本ならあるんですよ。楽天でみつけました。
どうも私のより「状態よさそう」でしかも半額以下。
元は税別で2900円ですから・・。グスン・・
http://item.furima.rakuten.co.jp/item/40073339/
ここなら一撃落札できますよ。
テンプレ素敵ですね~☆シックで落ち着きます!
物語がいい伝わる間にいろいろ変化をとげているというお話は以前に「本当は怖いグリム童話?」だったか、そのような本を読んだことがあります。でもやっぱり、個人的にはメルヘンチックもしくは教育的意図が入っているような絵本や物語の内容の方が好きだなぁ~。あっ!!とんぼさんのように深く考えない子どもだったんだわ・・私って・・・
オバカ・・・(笑)
なんだか絵本が懐かしくなりました☆
私も遅れましてすみません。あけましておめでとうございます。ブログの方へはおじゃまさせていただいてたんですが、メッセージを残す余裕なくて・・。あの小紋、新春らしくていいですね。
童話はやはり「メルヘン」がいいですね。大人になってからはよけいに、優しいお話しとか「魔法」とか、そういうお話が楽しいしホッとしますね。
松が明ける前で、よかった。
続きです。
こちらでは、色々なことが勉強できて、いつも感心してますよ。
本年も宜しくお願いします。
あけましておめでといございます。
今年もよろしくお願い致します。
今年は戦後最高の寒さだそうですね。雪の害はありませんか?車の運転など、お気をつけ下さい。
一撃落札。 ネットで買い物してみようかしら。。。