マハサラカムだより

マハサラカムでの生活、地域の様子の紹介

曜日の色

2012-01-29 02:32:32 | 日記

 タイをはじめ上座部仏教では生まれた曜日を大切にする、それぞれの曜日の仏像もある、日本人は生まれた日が何曜日であるかほとんど気にしないが、タイ人で生まれた曜日を知らない人はまずいない。  曜日に色があることは日本人には理解しがたい、ちなみに日曜日が赤、月曜日が黄色、火曜日がピンク、水曜日が緑、木曜日がオレンジ、金曜日が青、土曜日が紫といった具合である。何故、その曜日がその色なのかは知らない、王様は月曜日生まれなので以前は国民の多くが黄色を着ていたが、タクシン派()と反タクシン派()が対立するようになってから、一方に加担するように見えるためか黄色は着用しなくなった、現在は何故かピンクが王様を敬愛する色になっている。(写真:月曜日の子どもたち4)

 小学校~高等学校までは曜日の色を制服代わりにして登校する学校もたくさんあるように思う、ただ、金曜日は青や空色ではなくて、「民族衣装を着る日」としてそれぞれの民族衣装を着用して登校する学校が多い。(写真:火曜日)

 センターの子どもたちは月~水曜日、週に3日間しか登校しない、月曜日の服装は自由である、以前は黄色を着用していたがタクシン派の勢力が強いマハサラカムなので黄色を着なくなったのかも知れない、火曜日は全員、ピンクを着てくる、水曜日は緑色なのだが、以前に支援でもらった車椅子マークの入った紫の服を着てくる、着任した時にその時にあった最もサイズの大きい服をいただいた、水曜日は必ず着用している。(写真:水曜日)

 曜日と色、当初はとまどったが慣れてくると違和感はなくなってしまった。