昨日の東京ドームで行なわれた巨人広島戦の試合は,37才で出直されたキムタクこと木村拓也コーチがあの笑顔でタクトを振っているようだった.両軍ユニホームに喪章をつけ,木村拓也コーチの長男恒希君の始球式で始まった.この始球式は仕事中なので生では観れなかったが,野球チャンネルのビデオで木村拓也コーチのお別れ会の様子と一緒に見る事が出来た.試合は2ー2の同点からテレビ観戦.越智が外野フライを打たれ2ー3となり重苦しい場面、その裏にドラマがまっていた.長野が敬遠されて一死満塁、越智に変わる谷が逆転満塁ホームラン7ー3とリードした.試合は7ー4でジャイアンツが勝利、試合後のお立ち台にあがった谷選手は木村拓也コーチと時を同じくしてのトレードで巨人に来た事、同じ歳でお互い励ましあった事、涙をこらえながら話されていた.インタビューの後、始球式をした恒希君と木村拓也コーチの奥さんのところに行き恒希君にウイニングボールを手渡し「上手くなってプロ野球選手に成れるように」と手渡したそうだ.テレビの画面からも谷選手の想いが伝わってきた.野球は筋書きの無いドラマと言うが、昨日の試合はキムタクこと木村拓也コーチの書いたドラマそのもののように思った.私も野球を始めると人が変わると言われますが,野球は連帯責任でないですが,チームの「和」が大事、親を殺したとか子供をあがめたとか聞くと情けなくなります.大勢で何かスポーツをしたり,ご近所でお祭りをしたり人の「和」を沢山作りましょうね.