史上最高速投手のプロ入りが決まったようだ。「読売が食指を動かしている」なんて話を聞いたので、よかったと思う。べつにケチをつけるわけじゃないんだが・・・・・
むかしバレーボールを見ていて、「アメリカ黒人の参入しないスポーツは所詮はB級スポーツじゃないか?」と思ったことがある。「マイケル・ジョーダンみたいなのがスパイクをバッコンバッコン決めたら、ちがうスポーツになってしまうだろう」という意味だ。野球の投手にも多少そのようなところがある。確かに高身長の白人パワーピッチャーが続々と出てきて、日本の野球関係者からすればうらやましい限りだし、何の問題もないような気もするのだが、最近のC.C.サバシアの「とても打てそうにない感じ」からすると、黒人投手の絶対数が少なすぎるように思える。人材をバスケットに取られているのだろう。黒人が投手として球界に参入していれば、ギブソンの180キロはウソだろうが、ストラスバーグもそれほど際立った存在ではなかったかもしれないと思うわけだ。
それに加えて、理論の間違いから、打撃においても黒人の野球離れが進んでいるということで、『野球のB級化』という、これまで見てきたものにとっては信じがたいことが起こりつつある。