「メジャーの打法」~ブログ編

野球、ゴルフを中心とするスポーツ動作論
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ナックル(27)

2008年06月22日 | ナックル
 球速。

 ナックルは投げ方にかなりの特徴があり、しかも同じフォームで「速球」も投げるわけだから、
普通の投法ともアーム式とも違う、第三の投法が存在する

と言っていいかもしれない。スピードは出ないが、本物のナックルが投げられる。
 
 スピードは、ウェイクフィールドで、100~110キロ程度だ。ニークロもだいたい同じだろう。ディッキーは少し速く110キロ台、ニークロ弟も兄よりは速かった。
 「ベースボールの物理学」のデータを読むと、デコボコの球の抵抗係数の値が100キロあたりから激減している。そこから類推すると、鋭い変化のためにはその程度の球速が必要なのかもしれない。まぁ、盗塁のこともあるから、そのくらいは欲しいところだ。
 したがって、ここに提示した仮説を証明するには、100キロ程度出すことが条件になる。しかし、自分で投げたのではそこまでの球速は得られないだろう。体も硬いし、筋力もない。普通に投げれば140キロ出る身体能力をもってすれば可能だとは思うが、想像の域を出ない。

 いずれにせよ、どの程度スピードが出るものか、測ってみたいとは思っている。神宮のバッティング・センターにはスピードガンがあったはずだ。バッティング・センターでバントの感なきにしも非ずだが・・・・・



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