「メジャーの打法」~ブログ編

野球、ゴルフを中心とするスポーツ動作論
『究極の打法』オースチンからボンズまで
 Amazonにて発売中

ナックル(28)

2008年06月23日 | ナックル
 身長比較。

 ナックルボーラーの身長を調べてみた。ザッとこんな感じ。

  ウィルヘルム      6’0”
  ニークロ兄       6’1”
  ニークロ弟       6’1”
  キャンディオッティ   6’1”
  ハフ           6’2”
  ウェイクフィールド   6’2”
  フェルナンデス     6’2”
  ディッキー        6’3”


 183cmから190cmのあいだで、揃っている。日本人だと大柄だが、アメリカ人投手なら平均だろう。最近の投手ほど背が高いから、アメリカ人の平均身長が伸びていることの証しになるだろうか? 
 ただの偶然かもしれないが、理由があるとすれば、
手があまり大きくても小さくてもナックルは投げにくい

ということだろう。ニークロあたりは父親に教わったというが、大人になって背が高すぎても低すぎてもナックルボーラーとして成功しなかったかもしれない。運がよかった。もっとも、上背があればナックルなどに頼らなくてもいいから、あまり高身長の投手がいないのだ、とも考えられる。そのへんはなんともいえない。

 まぁ日本人なら、手が大きすぎてこまることはないだろう。それと、腕を振るというよりも突き出す感じだから、エネルギーを付与し、コントロールをつけるには、腕は長いほうがいい。ナックル投手をめざすなら、身長は必要だろう。解説の武田一浩が「ナックルが投げられれば、これからでもメジャーに行けますかねぇ」といっていたが、彼の身長(171cm)ではちょっと無理かも・・・・・

 それに守備力があればなお結構。ニークロはゴールドグラブ賞を獲っている。



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。