「メジャーの打法」~ブログ編

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プリンス・フィルダー

2007年07月12日 | 打法

 今年のオールスターはこの王子に注目した。あまりいいところはなかったが、親譲りの長打力は魅力だし、後半を楽しみにしたい。

 去年のライアン・ハワードがA型だったが、彼もやはりA型。

 A型の選手がB型の1割以下であることを思えば、A型が長打力に優れているのは間違いないし、ファンが魅力を感じるのも長打力なのだ。B型ロボットの生産工場と化したアマ球界の指導法に対して疑問が持たれるのも時間の問題だろう。
 投球についても似たようなことがあった。とにかくコントロール一辺倒の指導なのでプロ入りしてから、パワー・ピッチャーに作り変えるために鍛えなおすという話だ。

 しかし、投手が球威をつけるよりも、B型からA型に切り替える方が難しいと思う。恐らく白人指導者では無理だ。黒人やカリブ系の中から『素質』のある者が何人かにひとりの割合で出てくるを待つという非効率なことが当分続くのだろう。まあプロだから、動作が原理的に違うことぐらいは承知しているとは思うが・・・・・。



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